信濃柿〜楢尾山1048m・987m/岐阜県下呂市 |
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2019年10月7日(月) 渋い尾根道 |
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同じ教科書から4回続けて山を選びました。今回の理由は、変わった山名だからです。飛騨の山ですが、三角点名が信濃柿‥実在の果実。 長野県でその柿は栽植されています。未熟果から柿渋を作り、傘や木工品に利用。実れば小さいながら食用になります。 その名が何故、飛騨の三角点名となったかは、本では不明。下呂市金山町の岩屋ダムから県道431号線で馬瀬川沿いを遡ります。 道の駅馬瀬美輝の里の西にある舗装道を上り、2kmほど走ると開いたゲートに出合い、その手前の空き地に置車しました。 教科書は、風媒社刊「岐阜の山旅/飛騨」です。 |
<駐車地> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
林道駐車地 ↓ 林道入口 ↓ 楢尾峠 ↓ 鉄塔313 展望地 ↓ ▲楢尾山 ↓ ▲信濃柿 ↓ 樽尾峠 ↓ 峠道〜車道 ↓ 林道駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前08時05分 曇り/20℃ 駐車場:午前10時25分 曇り/17℃ 標高差:(580m→1048m)468m |
往:2時間15分(信濃柿山頂まで、小休止含む) 還:1時間40分(ランチタイム除く) 所要時間:3時間55分 |
右の未舗装林道から入山。なお下山は、左法から開いたゲートへ戻ります。 (10:45) |
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未整備の林道で足慣らし。 |
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10分程で林道終点の転回地に着きます。左の沢側に赤テープがありました。 (10:55) |
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植林のテープを追い、谷を南西に登ります。すると上が明るくなり、ガードレールが見えれば‥ |
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楢尾(ナラオ)トンネルの前。長さ257m、開通したばかりで地図にも記載がありません。右から‥ |
トンネル上に登ると、奥に登山口が見えます。 (11:05) |
植林の急登で途中から道がよく分からなくなり、西方向へ谷を直登。これは振り返った写真です。間もなく‥ |
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楢尾峠着。巡視路黄札で鉄塔313を確認します。右折して北へ尾根を辿ります。 (11:20) |
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尾根の右は植林、左が自然林。センターの明確な登山道を10分ほど進み、巡視路の階段を登った所が‥ |
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鉄塔313です。特に東側が好展望。山を背に馬瀬川と西村集落、 稜線の凹んだ所が、先週の登山口、柿坂峠です。右端で覗く峰が、登った八尾山1101m。 左端奥の薄い峰は、白草山1641m北隣の箱岩山1669m。 (11:30) |
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尾根を北進して標高点934mのピークを越えます。そこから10分ほどで馬瀬村図根三角点。(12:10) |
緩く登ると次のコブに猪捕獲檻。入り口が降りていてもう役に立ちません。尾根は、左にカーブして‥ |
金山町の町村境界杭があり、ここが樽尾山987mです。展望はなく先へ進みます。 (12:15) |
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いい感じの森になりました。紅葉期は美しいでしょうね。 しばらく山歩きを楽しみます。 |
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尾根を左カーブする箇所にコブの木。トラバースか、尾根筋を辿るか、お好みです。 |
尾根芯を辿ると町村境界杭があり、ここが左折点です。(12:35) |
北から西に方向を変ると、大岩がゴロゴロ転がる。尾根で通せんぼしていますが、左右どちらでも迂回できました。 (12:50) |
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尾根道は高低差は殆ど無く、信濃柿三等三角点1048mに登頂。樹林に囲まれ展望はありません。きびすを返して‥ (13:00) |
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尾根を戻り、境界杭で右折。数分歩くと右の樹間からの展望。左端奥、南西に金山町/和良町の黒岳795m。 |
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展望地から少し降った岩場に座ってランチしました。 (13:10)〜(13:25) |
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鉄塔313に戻ると、雲がどいて送電線の先、北東に御前山1646mです。運が良ければ、東北東に御嶽山。 (14:10) |
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そして楢尾峠に着きました。左に古い峠道が山腹を下っていますので、辿って下山します。 (14:25) |
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やがて楢尾トンネル上に戻りました。帰りは、車道を降ります。15分で‥ (14:40) 駐車地着(14:55) さて楢尾トンネルを潜るとどこに出るのか? 県道86号線の憩の家もみじ横に出ました。 |
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東海岳行 |
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“訪日外国人” | |
子供の頃、外国人に始めてあったのは、中学生1年生の遠足で岐阜公園です。勇気を振り絞り、『わっと・いず・ゆあ・ねいむ?』と稚拙な英語で話しかけました。すると『ワッチュアネー?』と切り替えされ、何言っているか分からずポカーンとなったことを鮮明に覚えています。 政府の観光戦略が成功し最近は外国人に会うことは珍しくなくなりました。ラグビーW杯のスタジアムでユニホームの外国人達に数人の中学生が『、、、テイク・ア・ピクチャー?』と話しかけ、スマホで一緒に撮影していしました。その発音の素晴らしいこと! 観光で来る外国の方は、日本の良いところ悪いところを目にしたり体験されたするでしょう。今回は悪いところは目をつむり、良いところを探してみましょう。 日本に対する感想で良く聞くことは、電車が正確に発着すること、治安が良く落とした財布が戻ってくること 和食が新鮮で美味い、SA・PAのトイレが綺麗などで驚かれています。ただ訪日外国人は、ひとときの滞在で感じたことを切り取るだけです。 さて日本に住んだことがある外国人は、どんなことに驚かれたのでしょう。私はホテルで一番残念なのは、バス&トイレが同室の場合です。海外の方の家は、その辺りはどうなっているのでしょう。 同室の場合、自分が少し前に大をして横の風呂で身体を洗うこと平気なのでしょうか。もし妻が風呂に入っているとき、夫が用を足しに来てブリブリ&きつい臭いを出したら‥『気にせんでよか』と言えるでしょうか? 外国人は、日本の一般家庭で風呂とトイレが完全に別室になっていることに驚かれます。そして 台所のスイッチで風呂が自動で沸き 音声で知らせるテクノロジーに感心しました。洋画を見ると彼らは外から家に入るとき靴を脱ぎません。私は家の中で土足で生活することが理解できない。 リラックスできるのでしょうか? 床が汚れない? しかし、家で靴を脱ぐ国って他に無いのでしょうか。日本が変わっているのか? 外国人でも家に汚い靴や運動靴の来訪者が来るとやはり気まずい思いをするようです。さて欧米の旅行では、チップの小銭を持っていなくてはなりません。 日本では、チップなしでファーストクラス級の接待を受けることに驚きます。おしぼりが出され、お水やお茶が、無料で提供されることに感激するのです。でも現金社会なのでお支払いのお金は用意しなければなりません。しかしレジのトレイ・システムが良い。 お金の受け渡しを手と手でしなくてすみます。トレイの底にブツブツがありコインが取りやすい。そして日本のお札が綺麗なことに驚きます。外国では、お札がテープが接着されていたり、落書きがあったり。 誤って洗濯機にかけたようなくしゃくしゃな紙幣が、普通に流通しているそうです。まだまだ感心することはあります。不在時の再配達で時間の予約ができ、絶対にその時間は守られる。コンビニの飲食物が美味しく、季節で変化し素晴らしい。 冬のこたつは、超イケけてる。台の上にリモコン おやつ ドリンク、パソコン、スマホ、新聞‥何でも置ける。私達が何でも無いことが、新鮮に感じるようです。日本のいいところは、現状に満足せず、常に向上していることでしょう。 |