ゴールデンウイークがやって来た。それなら遠出して滋賀の山へ行こうと朝早く高速を走ります。『あちゃ!デジカメを忘れた』関が原ICでUターンです。昨夜、Mr.ガーミンに地図を入れ、必死でチェックしていて跳んでました。しょげた気持ちを抑え家に戻ります。再度滋賀に行くには、時間が足りません。そこで第二候補のカマへ向うことにしました。 カマは、北のスカイライン側から登ったことはあります。しかし、今日は南の宮妻峡のカズラ谷道〜雲母峰縦走路の周回です。昨年単独のとき、国見岳で見た空前のアカヤシオをひよこさんにも見せてあげたい。 |
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さて山里の春は、暖色と寒色がミックストーンで萌えています。 曇り空でもレンゲソウが華やかです。『いいぞ!』 |
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宮妻峡奥の駐車場に駐車します。 『いかん!』25000分の1地図を忘れました。心配ありません。GPS・Mr.ガーミンがあるから‥。 スイッチを入れると地図が出ない。 『あかん!』昨夜、滋賀の山はダウンロードしたけど、カマの辺りはしていません。よくあることです。 ガイドブックのコピーを携え、傷心の出発‥。 (9:00) |
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林道を数分上れば、鎌ケ岳登山口に着きます。ここにも5台ほど駐車中。沢に降りていきます。 | |
渡渉すると『さすが鈴鹿、登るぞ!』と元気が戻る空間です。 | |
渡渉は、最初に内に3度あります。ここは2度目ですが、少し進むと滝音が聞こえてきました。帰りに寄りましょう。 | |
やがて道は、深い溝道となります。花崗岩質のざら砂で滑って登り難いことこの上なし。 土壌が雨で流れ、この木は根っこの先だけでがんばって立っています。 『私も脳みそが流れたようで忘れ物が多いけど、がんばらなっくては‥』 |
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ほぼ中間地点の所に来るとに細い流れが、登山道を横切っていました。最終水場です。 (10:10) |
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いくらでも溝道が続く。このツルツル直登は、困難なので右にひよこさんは逃げています。 | |
イワカガミが散見できましたが、もう瑞々しさはありません。 でも残っていたイワウチワ美人三姉妹を見ながら小休止です。 ◆mayonekoさんより: 同じ場所なら、かならずイワウチワ→イワカガミの順です。 (花オンチの私には、勉強になります。) |
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溝道からやっと抜け出て尾根で開放されます。ガスっていて展望は残念賞。アカヤシオももう一息です。 | |
また溝道になり「雲母分岐」着きました。 (10:55) 帰路は、ここを右に「雲母峰」方面へ行くのでチェック。 |
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笹が多くなり、岩の転がる道を登っていきます。ひょっこり、峠のようなところに出ました。ご夫婦が休憩中です。 直進に降り道、左手に登り道。私たちは、登り道を選びました。前を行く人、後続の人が同じ選択です。 ◆ガイドブックには、ここが笹峠で道標があるように書かれています。『?』 |
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登っていく途中、この写真の方に間違いを指摘され、上の写真の箇所に戻ります。雲が無ければ、行く手にカマが見え、誤らないそうです。 笹道をトラバースするとこの「岳峠」の道標に出会いました。 |
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『こんな所登れるの?』という積み上げたような岩壁が立ちはだかっています。 風が冷たく慌てて着込みました。実はこの写真は、その間に一瞬雲が消えて撮ったものです。ほとんど眼前は白く、道筋が見えませんでした。 右に回り込み登っていきます。 |
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頂上は、大勢の人です。山頂標前の撮影は、順番待ちしなくてはなりません。 (11:55) |
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岩棚ランチは、なんとオデン。 寒いので嬉しい。でも展望は寂しい。 〜(12:50) |
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帰りとき、降る人登る人を切り替える一本道。 | |
北面の斜面に残雪発見!連休まで残るか? | |
「雲母分岐」まで戻り、東に延びる尾根道を進みます。往きと違い歩きやすい道です。 | |
やがて大迫力のガレ場に着きました。雲が流れときどき展望が明らかになります。 ページトップの写真にあるように岩群が、斜面に立ち並んでます。 こんな素敵な場所は、ガイドブックに表示されているはずですが‥。載ってない。 時計を見ると分岐から20分過ぎています。15分ほどで次の分岐があるはずだが? 『おかしい、この尾根から分かれる「雲母峰/三岳寺」の分岐標を見過ごしたかな?』 25000分の1地図がないのが痛い。ひよこさんが、ここから降りるのを怖がってます。 |
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この先の鞍部にご夫婦が休憩中です。私が道を尋ねに行きます。『雲母峰への尾根は、知りません』 しょうがありません不安なルートは進めないので来た道で帰ります。ひよこさんは、ザレた急坂を登るとき『こわ・こわ・こわ』と念仏を唱えています。こうなると身体は、ガチガチで引っぱったり押し上げたり‥。 |
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戻りながら「雲母峰/三岳寺」の分岐標と道を探しますが、ありません。1時間近くの無駄骨にしおれてトボトボ歩行です。 ◆帰宅して地図を見ると上の写真正面のピークを右に進むのが正解でした。あと5分ほど行けばよかったのです。二人で苦笑い。 時計を見て20分経過していたのは、休憩や撮影で10分くらいとったのを計算に入れていなかったからです。 |
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往きに過ごした「不動滝」まで来ました。全体は写ってませんが、高さは30mほどあるでしょうか。 (15:50) |
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登山口に着き、林道を歩いていきます。 若い緑と淡いピンクのハーモニーが、山肌で弾んでいます。この時期ならではの山の勢いを見て元気復活です。 |
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終日、曇り空でアカヤシオ浴は、またの機会になりました。 駐車場に着くと、朝あんなにあった車も1台しか停まってません。 (15:55) その山側を見たら小さな登山口の案内板が、くくられていました。 植林の中にもガイドテープが、見られます。 『ほんとは、ここへ降りて来るんだった。』と二人でしみじみ見つめる。 アバのCDを聞きながらハンドブレーキを外します。『ダンシンクィ〜♪』 |
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曼荼羅寺の藤まつり 我が江南市では、4月22日〜5月5日まで藤まつりを曼荼羅寺で開催中です。 4月30日(日)にひよこさんと自転車で行ってきました。なぜなら車では、駐車代が500円(私設駐車場は、3時間1000円)必要だから。 開花は、平年より遅いようで5月の連休あたりに満開になるでしょう。期間中、夜9時までライトアップされます。 藤棚を一通り散策したら公園を囲む九院のお寺を回りましょう。それぞれ見事な庭園や本堂御開帳もあり楽しく過ごせます。屋台もたくさん出て賑やか。 親子地蔵 捕われたキッコロ 右の地蔵さんをクリックして詳細をご覧下さい。 |