東倉見 857m/岐阜県本巣市 |
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2020年11月12日(木) クライマックス(P729m辺り) |
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2019年11月10日、本巣七山の倉見山を登り、素晴らしい紅葉を満喫できました。登山後、「山だもんね」さんのブログで東倉見を知りました。 倉見山のお隣なので紅葉は間違いないでしょう。2020年秋の登山にキープ。そして時期になり、紅葉刈に山友野良人さんをお誘いしました。 レポと同じコースですが、難点は途中980mピークに登り、123m降って山頂東倉見に到着。つまり登頂後は、123mの登り返しからなんです。 岐阜市から国道157号線で根尾川沿いを北上、「道の駅うすずみ桜の里ねお」へ向かうため国道を離れます。 道の駅東から尾砂谷(オサゴ)沿いの林道を2km走ると‥ |
<駐車地> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
参考書として、「山だもんね」さんのお世話になりました。 |
林道駐車地 ↓ 登山口 ↓ 鞍部 ↓ 980mピーク ↓ ▲東倉見 ↓ 林道駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前6時25分 曇り/10℃ 駐車地:午前8時15分 曇り後、晴れ/9℃ 標高差:(370m→980)510m |
往:3時間30分(山頂まで、小休止含) 還:2時間35分(ランチタイム除く) 時間:6時間05分 |
三角コーンのストッパーがあり、手前の路肩に停めました。様子を見に行きます。150m歩くと‥ (8:30) |
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法面工事の現場。期間は来年3/26迄で時間帯は8~17時ですが、車両もなく無人です。休工中かと林道を進みます。 |
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駐車場から20分、林道を覆う土砂を乗り越えると右に暗渠の水路が見えます。倒木の奥が、林道のヘアピンカーブ頂点で‥ |
そこが登山口。表示は一切ありません。沢に三段の砂防堰堤があり、右岸沿いに登ります。最後の堰堤の先で倒木を潜り‥ (8:50) |
左岸に渡渉します。壊れた有害動物のドラム式捕獲器の横を過ぎると‥ |
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V字谷。登山口から20分ほど辿ると、細い流れは地下水脈になりました。 岩は転がっていますが、高低差は少なく、高巻きはありません。 |
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すると最初の二又に出合い、ここは左へ。5分ほど登ると次の‥ (9:25) |
二又。ここは右を取ります。高度は600m、斜面の紅葉が華やかになってきました。 |
予報は晴れですが、曇り空です。670m辺りで左から谷が合流します。写真の野良人さんの先で左谷に方向転換。 (9:50) |
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初めは谷を登りましたが、斜度がきつく右の尾根へ移ります。鬼の勾配は変わらず、立木を手がかりに喘登すれば‥ |
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鞍部729mです。陽光が差し込み夢のような色彩天国。『これは凄いな』 尾根道を北東へ。(南西は倉見山927m) (10:05) |
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急登箇所が現れますが、これなら文句は言えません。 誘導テープは古くわかりにくい。探さなくても尾根芯を辿れば大丈夫です。 そして鞍部から標高を250m上げると‥ |
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980mピーク。(右折は南の岩岳999m) 左折して北へ降ります。登頂のため標高を123mも下げるってあんまりだ! (11:10) |
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尾根は藪もなく順調に進めます。すると右にヒノキの巨木。幹は、二人で抱えきれません。。。 (11:30) |
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しばらくは緩い降りです。道をふさぐ倒木も巨木だ。登って越えます。 (11:50) |
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テープはありませんが、一本道で迷いようがありません。こちらの尾根も紅葉は見頃です。 北東の小白木山1234.3mの展望地。惜しい!あと20cmで1234.5mなんだけど‥ ズームすると山頂に反射板が建っています。ここから2分、東倉見直前ですが‥ (11:55) |
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写真右にツゲの藪があり、左へ巻きます。 |
道に曲がり枝‥ どんな事情でこんなに? |
枝か幹か分からない横たわる木を乗り越えると‥ |
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ナイスな展望地。北西に能郷白山1617mです。ここで回れ右して登れば‥ |
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東倉見(点名)857m三等三角点。登頂でなく降頂と言うのでしょうか。ランチする雰囲気でなく戻ります。 (12:00) |
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15分ほど歩くと、ヒノキ巨木の手前にランチ好適地がありました。紅葉絵巻を鑑賞し、腹にぶっこみましょう。 (12:25)~(13:10) |
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980mピークから煌めきの紅葉(TOP写真)を眺め楽しく降れば729m鞍部着。(14:10) 鞍部から、ひっくり返らないように木を掴んで慎重に降りました。(14:25) メインの谷の降りは、緊張なく歩き登山口着。(14:55) 林道を行くと、お二人の方が法面工事の最中でした。 『すみません、ご迷惑おかけします』 陳謝して通り抜け駐車地着。 (15:20) |
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東海岳行 |
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“野生との遭遇” | |
天気の良い午後、木曽川の堤防をウォーキングしていました。散歩する人、犬を連れた人、ジョギングの人などとすれ違います。コースを変え、川の流れに近づきました。 下の女性がいる所へ行くと階段があり、草藪の河原に降りることが出来ます。(左) 階段の上から河原を見ると、、、あれ? 何かいるぞ。(下右) 写真下方、裸地中央に小動物がいる。静かに階段を下りると逃げずにじーっとしています。『死んでいるの?』 周囲は、腰までの草藪で川へ行くには躊躇します。小動物は、一羽のカモでした。初冬の木曽川には、シベリアなどから冬鳥として幾種類ものカモが渡来します。 カモは、死んでいはいません。スマホで撮れるかな。取りあえず距離を取ってパチリ、逃げません。表情が分かるほど近づきパチリ、逃げません。(下左) 全長は40cm以上。 『困まるなあ~』と迷惑そうな雰囲気が伝わり、二枚撮影して離れました。歩きながら『どうして逃げないの?』 逃げられない事情があるはずです。怪我したの? 抱卵かもしれない。それなら逃げられないし、困ったような表情も分かります。納得して帰宅し、野鳥図鑑で確認します。ヒドリガモ「緋鳥鴨」と同定できました。 特徴は、「鉛色のくちばし」「短い首」、特にオスは、「胸はブドウ褐色で下尾筒は黒い(メスは赤褐色)」、更にオスは、「頭部が赤褐色」で「頭頂~額は黄白色」です。 あの個体は、オスと判明。水辺の草地に営巣して産卵。メスが、抱卵します。そうだよな、あんな目立つ所で抱卵するわけない。オスは巣から出てしまう。この遭遇は、画像を見せてひよこさんに話しました。 翌朝、心配なのでひよこさんとオスのいた場所に行くと‥白い野性爆弾が残されているだけ。(右) 念のため周囲の草藪を見ましたが、当然いません。 辺りにはカラスがいるので、貫太郎にやられたのかも。堤防を歩くと‥上昇気流を外して黒っぽい鳥が、10mくらい先の堤防に降りました。カラスかと思ったら一回り大きい。 多分、最も普通に見られるタカ類のトビでしょう。カモはトビに襲われ、間一髪逃れたが傷を負った‥と考えましょう。10年以上ウォーキングしていますが、用水にいるカモとは毎年出合います。距離は何メートルも離れていて、今回の様に手を伸せば触れる距離は初めてです。 |