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不安な小雨模様の中、「白木一色」集落から心細い農道を恐る恐る進むと、とても広い国分寺駐車場があります。
少し待つと嬉しくも雨が上がりました。風は強いけど、ストレッチをしていざ出発だ。
(9:30)
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すぐにY字路を右に登りますが、このコンクリート道が大変な急坂です。
下山は、左道の奥からここへ帰って来ます。
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車道をショートカットして上に出ると、石仏が並んだ先に展望台があります。ポカリを飲んで一息つき、体勢を整えます。
すぐに赤い幟も賑やかな国分寺です。
ひよこさんは、階段のところにいる放し飼いの犬に緊張してます。
(9:50)
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登山口は、来た道を少し戻った鐘楼の先です。
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ジグザグに道を登ると393mピークです。ここを案内板のとおりに左に曲がります。
右手に「明星ケ岳」の東峰が見えて鞍部に下ります。
(10:05)
そして倒木街道に入ります。いよいよ評判の急登30分間一本勝負の始まりです。容赦なく雨上がりのぬかるみと倒木に襲われ、スタミナを奪われます。
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急登も終わるころ左に脇道があります。少し入るとそこは、展望所で亀山市街の向こうに伊勢湾も光っています。
そこからすぐに分岐があり、赤の矢印で登って来たのですが、「仲よし中年夫婦のホームページ」で紹介された帰路の緩やかな谷コースは、この分岐から黄緑の方向だとここで完全に思い込みます。 |
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単独行の男性とすれ違い三角点と小さなケルンのある東峰549mに着きました。
展望がないのですぐ西峰に向かいます。
(10:40)
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西峰に向かう中ほどで二手に道が分かれていますが右の尾根道を選びます。左は山腹道で、帰りにそこを通ったら下の写真のように倒木に難儀しました。
強風の吹く「明星ケ岳」西峰570m頂上です。頬が冷たいので謎のマスクマンになりました。
(10:55)
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展望は360度あり、冠雪した峰々を楽しむことが出来ます。右が「野登山」、左が「仙ケ岳」で双眼鏡で仙の石も見えました。下に第2東名の工事中の橋脚が覗いています。
あまりにも風が強く、ここで食事は出来ません。
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東峰に戻る手前の鞍部でこんな分岐があります。真ん中の木に赤テープの目印がありますが、来た道(赤の矢印)で東峰に向かいました。
後から考えると谷コースは、右の降りていく黄緑方向だと思われます。地図にチェックは入れておいたのですが‥
『思い込みは、すべてを上書きする』
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東峰を過ぎ、日当たりがよく風のない場所でランチです。本日は、力うどん・ボイルソーセージ・だし巻き卵、しめはレモンティです。
機嫌よく食べているとき、右手の藪にティッシュペーパー2枚発見。「ゲッ」
(11:25〜12:05)
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下山に急降下は避けたいので緩やかな谷コースで行こう思い、往きに確認した分岐点を躊躇なく右へ降りていきます。
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しかし、行けども行けども植林の細い尾根を急降下するばかり。ひよこさんも滑って尻餅をつきます。 これでは、往きの急登の道と変わりない。足跡もない。いつ谷コースに出会うか心配です。
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30分後、やっと谷コースに出会いました。それは、写真奥から(赤線)降りて来ており、標識板も奥の方向に「明星ケ岳」を示しています。私たちは、(黄緑線)右手の急な尾根を降りてきたのです。
谷コースで降りてこれなかったが、ここまで来れば大丈夫、あとはひたすら沢伝いに歩くだけ。
駐車場に到着して「よかった、よかった」ストレッチをしてアリナミンを飲んで着替えて、さあうちへ帰ろう。
(12:50)
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猿の群れを見た!
帰り鈴鹿市の庄内地区で猿の群れ(10数匹)が、民家の屋根や庭、網で覆われた畑に入り作物を食べあさっていました。都会ではカラスに困ってますが、ここも大変です。
ニュースでは、第2東名の建設でテリトリーを荒らされた猿が里へ降りて来たのだと解説していました。冬にも豊富な食料のある里は、魅力があるでしょうか。猿にも理由がある。写真の猿は、多分ボス猿だと思います。豊かな畑を独り占めしていました。 |