傘山２　1542m/長野県飯島町

御嶽山町営駐車場→▲御嶽山→岩間山城址→大山祇命→▲傘山→御嶽山町営駐車場 ※不動尊は×、通力上動尊が○です。　※赤線はGPS軌跡　●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000（地図画像）数値地図25000（地図画像）及び数値地図50ｍメッシュ（標高）を使用したものである（承認番号　平17総使、第98号）」

江南発：午前07時20分　　　晴れ/5℃ 駐車地：午前10時00分　　　晴れ/7℃ 標高差：（830m→1542m）612m	往：2時間55分（山頂まで、小休止含） 還：1時間45分(ランチタイム除く） 時間：4時間40分
広い御嶽山町営駐車場。タンク左の舗装道を進みます。防獣扉を開閉し、左折。坂を50mほど登れば‥ （10：15）
右に立つ「御嶽山遊歩道入口」の看板が登山口です。左緑の看板に「傘山山頂まで約3時間」とあります。
「御嶽山傘松並木」の看板から数分で巨木、「一の松」。「二の松」は伐採され、「三の松」前に通力上動尊の祠。 （10：25）
町の天然記念物、「御嶽山の傘松」は樹齢400年。 「一の松」から「九の松」まで登山道に並びます。 写真は「七の松」、右が「八の松」です。そして「九の松」の先には‥
覆屋の御嶽神社で御嶽山964m山頂です。200m上の岩間城見張台と考えられています。 （10：40）	神社下に休憩小屋。東の伊那谷と南アルプスの眺望が素晴らしく、見張台の役目を充分果たしていたでしょう。
南アルプス、左：仙丈ヶ岳3033m、中：北岳3192m、右：間ノ岳3189mの3000m峰。冠雪は、映えます。
松林は続き、登山道は松葉のカーペット。足さわりが、心地よく快適です。
右から回り込み岩間山城跡995m。主郭は、13m×17mの規模です。戦国時代、岩間氏は織田軍に滅ぼされました。 （10：55）
やがて入口屋の石碑1150m。裏に「ｲﾜﾏ・一三二四番・五反二ｾ二六」　里に「字岩間」の地名、岩間姓も残ります。 （11：10）
御機嫌な陽気で、シータテハが日光浴。蝶名の由来は、後翅の裏面中央にＣ型の白紋があるからです。
突然、目立つブナの大木。樹皮がカチッとしていて若々しい体型です。 この後、カラマツ林の中でも大ブナは現れます。 下山して来たソロの女子にご挨拶。 『上に雪はありました？』『全然ないですよ』　 山頂前の急斜面で残雪があるとやっかいでした。
登山道が左にトラバースする所に展望所1250m。北東奥は、蓼科山2531m、右に横岳、縞枯山です。 （12：00）
道は1269mピークを左に迂回。この山では、珍しや岩場です。凍った残雪がなければ、何の問題もありません。
トラバースの道は、キチッと整っています。山腹道が終ると‥
初めての谷部。新鮮な気持ちでカラマツ林をジグザグ辿ります。	「水場」の案内がありました。カラマツの落ち葉色でとても飲む気になりません。（12：20）
谷を登り切ると尾根の合流点で大山祇命（ｵｵﾔﾏﾂﾐﾉｶﾐ）の石碑です。 「大いなる山の神」という意味があり、日本の全山を管理監督されています。 左折して主尾根へ。 （12：35）
すると標高差150mの急登。長い補助ロープが、心も支えてくれます。約30分喘登して‥
傘山1452m山頂です。色々とちらかっていますが、右下が三等三角点で左に‥『お～！！』と思わずの歓声。 （13：10）
山頂のいきなりクライマックス。『スーパー大パノラマ！！』 左：八ヶ岳連峰2999mから右へ南アルプス連山・聖岳3013mまで展開します。 快晴に波打つスノーライン、開放感を独り占め。『今日の日に、感動・感謝・感激』 眼下は、天竜川が刻んだ美しい伊那谷。？以前こんな光景を長野山で見た気がします。 『デジャブ？』　この背後には、中央アルプス（TOP写真）。では絶景ランチしましょう。 ～長居しました。去りがたい気持ちですが、下山します。 ～（14：10）
駐車場着（15：55） 　帰宅後、岳行ノート作成のため「飯島町、傘山」で検索。すると「そばの山地飯島町から傘山　東海岳行」と出てる。 　『え～登ったの』　2017年7月に町民の森コースで登頂して、山頂風景を見てた。あ～忘却が日常的になった。
東海岳行
“シャトーブリアン”
ひよこさんが昨年末、目の手術をしました。経過は順調で目薬の点眼を続けています。慎重なひよこさんは保険に入っていました。ネットで請求すると3日後には手術給付金が振込まれ、簡易さと迅速さに時代を感じました。そこから多少の余剰金があります。 　快気祝いに美味しいものを食べようとになり、『何が食べたい？』『焼き肉を希望しま～す！』と微塵も迷わない返事。テーマは、「一生に一度は、シャトーブリアン」　シャトーブリアンは牛肉の最上級部位で、フランスの美食家、貴族の名に由来しています。 　「究極の赤身」「幻の部位」とも言われ、ヒレ肉（テンダーロイン）の中心部分です。最も動かさない筋肉で脂肪の少ない肉質。 　赤身でもお箸で切れるほど柔らかく、肉汁タップリの上品な味です。その分お値段は半端ない。ヒレ肉自体、1頭から3％しか取れません。 　シャトーブリアンは、そのヒレ肉から厳選されるので牛1頭からわずか600ｇと希少です。お値段は100g10000円～して焼き肉で一皿頼むと数千円は覚悟しなければなりません。お値打ちに食べられるお店はないか‥ 　各務原市の「やきにく喜咲」でお値打ちにシャトーブリアンが食べられそう。市役所北の新境川沿いに2年前オープン。ネットで半個室のテーブル席を予約しました。（上左）　「おまかせ盛り合わせ12種」4300円とご飯と玉子スープを注文します。 　当日の仕入れたお肉からオーナーが12品を厳選。一度に何通りもの美味しさを味わえるとお店一押しの品です。34歳の若いオーナーが、テーブルに持ってきました。美しい盛り付けです。（上右）　お肉一つづつの焼き方やタレの付け方を説明されました。 　薬味は三種類あり、覚えきれないのでメモします。タンって薄く切られたものと思っていたら、先・中・下と三種類ありカットもそれぞれです。指示に従って美味しく頂きました。締めはシャトーブリアンです。たった一切れですが、こんなお肉は始めて。 　口の中で溶け、肉の味が濃く美味しすぎて笑えます。ひよこさんも大満足。間違ってもデザートで味を上書きしません。最高の味わいを舌に残したまま、家に持ち帰ります。因みに別に「厚切りシャトーブリアン」を頼むと一皿3680円と価格も最高です。

2021.03.28(日）20：55