夫婦山 784m/富山県富山市 |
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2021年4月15日(木) 山頂から薬師岳2926m |
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富山市のブラスワン社でクマスズを購入するので(先回の大道草86)、近郊の登山を計画。おわら風の盆の富山市八尾町の夫婦山へ。 コースは、登る前に山容を眺められる小井波(コイナミ)登山口にしました。近くに水芭蕉群生地があり、その時期に出掛けるのがお得です。 また群生地越しに桜と夫婦山の2つの峰が配置され、撮影には絶好のアングルになります。その男峰と女峰は、優しそうなお椀形です。 山行日は、水芭蕉の満開情報から日にちが経ち、花模様が心配。北陸自動車道富山西ICから南の久婦須川ダムに走ります。ダム手前を右折‥ そして買ったばかりの高級クマスズを試してみます。教科書は、山と渓谷社刊「新・分県別登山ガイド/富山県の山」です。 |
<駐車地> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
小井波ミズバショウ群生地駐車地(車)→ 夫婦山駐車地→松瀬峠→▲女峰→▲夫婦山(男峰)→松瀬峠→夫婦山駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前06時20分 晴/6℃(ブラスワン:60分) 駐車地:午前11時00分 晴/9℃ 標高差:(460m→784m)324m |
往:1時間45分(男峰まで、小休止含) 還:0時間40分(ランチタイム除く) 時間:2時間25分 |
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「小井波(コイナミ)の水芭蕉」。左方にある車道のスペースに駐車します。 案内板には、「標高(470m)が、他のどの群生地よりも低く貴重なものである」 木道を歩き鑑賞しますが盛期は過ぎ、残る花は5%程度でしょうか。でも0%よりは遙かに良い。 正面に夫婦山、左:男峰・右:女峰が並びます。15分後、正面に見える青い建物へ走りました。 |
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その養豚場の案内板、「夫婦山登山口(駐車場)→」の指示で裏に回り込むと駐車場です。舗装林道を30m登り‥ (11:15) |
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左の植林の未舗装林道へ入ります。歩かれていないけどコンクリ道を行くよりましです。地形図を確認して進みます。 |
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途中、古い「中部北陸自然歩道」の道標に出合うと階段道になりました。 |
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そして駐車地から回り込んできた林道を横断。案内板は、「男峰60分、女峰50分」です。 (11:35) |
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すると丸っこい山容から想像していなかった岩場になりました。この先で植林が終わり、ロープ場の急登をこなすと‥ |
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松瀬峠標高680mです。(写真右から着きました) 右折してまずは、標高の低い女峰へ。(写真正面の奥) (12:05) |
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明るい尾根道、自然は手つかずのようです。低山とは思えない雰囲気で思わずスキップしたくなるほど、しないけど。 |
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フリルの可愛いイワウチワ。 |
エンレイソウ(延齢草)、中国では胃腸薬。 |
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『さあさあ、この中でお昼にしましょう』 日本海側の多雪地帯に生えるユキツバキ。 枝はしなやかで粘りがあり、雪に押しつぶれにくい仕様です。 |
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今年は、よくギフチョウに出会えてハッピー。 |
タムシバは、日本海側のブナ林に多い。 |
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根っ子階段で急登すると女峰740m。そこはヒノキが林立! 富山市方面の展望があります。松瀬峠に降り‥ (12:25)~(12:45) |
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男峰まで登り返します。いきなり根っ子階段の急登です。男峰の名の通り、体力勝負。女峰の優しさはなく‥ |
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荒々しい大岩・巨岩に阻まれます、狭間を探して進む。このロープ付いた傾斜地のトラバースは緊張しました。 |
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すると右上に「展望台すぐそこ→」の道標がありました。登ると杉の巨木、『山の主だ』 岩頭にこれほどの大きさ、、、どれだけの歳月がかかったのでしょう。 左下に降り、狭い巻き道を進むと巨木の裏に‥ |
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展望岩です。小石を集めた岩は、滑らないけど立ち上がると怖い。女峰の向こうに富山市街・富山湾、奥に能登半島。 |
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10分で夫婦山・男峰784m二等三角点。四囲に展望があり南方は、左:戸田峰1227m、山頂標左:白木峰1596m。 (13:20) |
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東方をズームすると立山連峰、左:剱岳2999m、右:立山3015m。さらに北アルプスへ続く。 ランチします。『この展望、すごいな』と思ったのですが、帰路に、、、~(13:55) |
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去りがたい頂上を後にします。クマスズは今までと違い高く大きな音。気に入りました。熊を近寄らせなかったかな。 松瀬峠(14:10) 駐車地(14:35) |
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帰路、富山市内を走ると『あらら』 右手に立山連峰。夫婦山と殆ど変わらない。むしろ雲が取れ、スッキリしてる。 |
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東海岳行 |
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“小倉とおはぎ” | |||||||
勤めてた頃、約束より早く着き喫茶店に入りました。小腹が空いていたのでコーヒー&小倉トーストを頼みます。出てきた小倉トーストは、パンの焼き具合、アンの甘さ加減が絶妙で『この味は、絶対家庭では再現できんな』とおいしく平らげました。今もそのことは、味蕾に残ります。 小倉トーストは大正10年頃、名古屋で発祥しました。名古屋栄「喫茶満つ葉」の店主が、学生客がバタートーストをぜんざいに浸して食べていたことから、トーストに餡を乗せた小倉トーストを考案。その後そこで修行していた方が、味と店名を継承して名古屋円頓寺で「喫茶まつば」を開店。 本家直伝の味を食してみたく、金シャチを愛でた日に寄ります。驚いたのは店舗は、以前道草に書いた「カブキカフェなごや座」のお隣でした。(上左) 平日の昼過ぎ、商店街はがらがらですが、「喫茶まつば」は満席に近い。元祖小倉トーストは、こんがりきつね色してアンたっぷり。(上右) 外は歯ごたえを楽しめるほどカリカリです。アンコの軽い甘さとバターの塩気がミックスして口の中はお楽しみクラブ。3代目の若い店主が、コーヒー(450円)、小倉トースト(430円)で懐かしい味を伝えていました。軽いランチを終え、おうちへ帰ります。 途中、国道22号線一宮市両郷町の交差点近くに気になる「おはぎ専門店」(上左) お客さんが行列しているので、私とひよこさんも並びました。店名が「家走」でホームランと読みます。ナイスなセンス。注意書き「作り置きせず注文を聞いてからお作りします。電話予約は致しません」 それで並ぶのでしょうが、おはぎだけでやれるの? 西京みそを塗り、バーナーで炙り(下左)、たっぷりきなこと合わせる特製のおはぎ(下右)は、品切れ次第終了です。気になるお値段は、、1個400円也! 『高い!』 二つ買うことにします。意地で30分並び、車中ですぐ食べました。 形は薄いおにぎりの形です。表面は暖かく中は冷たい。あんこに包まれたおはぎより、おなかは軽い。味は素朴で、間違いないものです。ユニークなおはぎを考案したものです。でも高い。「ロンブー敦のスマホ旅」ステッカーが貼ってあり、それで行列ができるのでしょう。末永く繁盛を。 |