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2021年7月17日(土) 山頂は近い (中央奥:雲の乗鞍岳) |
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川上岳は、東の位山・船山とともに「位山三山」と呼ばれます。高山市・下呂市にまたがる日本300名山。 川上岳~位山を結ぶなべつる尾根は、天空遊歩道とい素敵な名が付いていますが、未踏です。ドウダンツツジの紅葉が有名ですね。 そのため6月・10月・11月に多く登られます。私も2003年10月中旬、山之口コースから登りましたが、紅葉は終わっていました。 18年ぶりに登られない時期にkaore.同じコースを辿ります。高山本線上呂駅で国道41号線から飛騨川右岸の県道88号線に移り北上。 山之口公民館を左折、「川上岳登山口まで5.5km」の道標で北上を続けます。教科書は、山と渓谷社刊「新・分県別登山ガイド/岐阜県の山」です。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前6時分 晴れ/℃ 駐車地:午前時分 晴れ/℃ 標高差:(880m→1626m)746m |
往:時間分(山頂まで、小休止含む) 還:時間分(ランチタイム除く) 所要時間:時間分 |
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林道を横切る排水路が多く、凹凸を慎重に運転しました。広い駐車場に置車。梅雨明け初日、右の登山口から入山します。 (9:00) |
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山之口国有林は癒しの森、この先、多くの巨木に出会います。これはホオノキだったか。 |
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5分で小広場。大足谷(オオアシ)の沢を右岸へ。夏山なので30分毎に給水しようと決心しました。 |
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急斜面で500m高度を上げます。密生する樹林はエネルギッシュ。そこに整備されたジグザグ道がありがたいです。 |
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自然豊かな道にワイルドな根上がりヒノキ。斜面は、殆ど日陰ですが汗はかきます。 |
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尾根道になるとすぐ御岳山展望地です。 (10:55) |
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南東に御嶽山3067m。昨日雨だったので雲が心配でしたがラッキーです。 右端は御前山1646m。 |
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尾根道は、緩やかで距離は稼げるけど、それほど高度は上がりません。笹が増えてきました。 |
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標高点1449mを過ぎると、尾根を外して右へ迂回。笹分け道が続きます。 |
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沢山のアキアカネが飛び回る。人慣れしてなく、近づくとすぐ逃げます。 |
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原生林の山腹で川上岳山頂ピーク(左)の展望がありました。 |
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大木に出会い降って源流に近づくと‥ |
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小沢の渡渉が続きます。そして灌木帯をジグザグ登り返すと‥ (11:45) |
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倒木の迷路。この木は、片付けない方がいいですね。程なく展望の道となり‥ |
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南に上小谷2等三角点1511m。右下は、馬瀬川のカオレオートキャンプ場です。 |
そして東に乗鞍岳3026m。これもラッキー。御嶽山は、雲の帽子を着帽しました。 |
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大目標のツメタ谷分岐です。標柱は、かじられてボロボロ。直進すると宮村道ですが、右折して山頂へ。 (12:25) |
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素敵ですね。山腹に点在するドウダンツツジは、秋になると真っ赤っからしい。 日照を遮るものがないのですが、山の神様が風をくれ爽やかです。 |
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川上岳1626m一等三角点山頂。先着の女子2名、『ツメタ谷の周回道を辿りますが、山之口コースとどちらがいいですか?』 『前者は林道が長いけど周回。後者は原生林と大木群が特徴』 両方歩くとわかります。快適なのでランチします。 (12:40)~(13:10) |
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北アルプス 頂上展望は、北西に中央:白山2702m、左端:別山2399m。 そして御嶽山・乗鞍岳・北アルプスと飛騨・美濃の山々、360度の大展望です。 |
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下山を始めるとこの光景。充実感がありますね。左ピークのツメタ谷分岐へ向かいます。 御嶽山展望地(14:35) 駐車場(15:55) |
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東海岳行 |
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“トイレの紙さま” | |||||
トイレットペーパーに大変革が起きているようです。いつもドラッグッストアで購入しているのは、12巻入りですが、隣に8巻入りがあり、価格は両方とも398円です。『12巻と8巻で同じ価格なの?』 (下左) 8巻の外袋に「8巻で12巻分の長さ」と表示され、総量は変わらないようです。「新しいコンパクトは1巻45m、従来品は1巻で30m」、コンパクトは長尺です。8巻×45m=12巻×30m、だから同じ価格。因みに重量はコンパクト:180g、従来品:100gです。 コンパクトにしたため直径は、若干大きくなりました。(下右) もちろんホルダーにはセットできます。断面を見ると長尺ものは密度が高く、隙間がありません。しかし表面をボコボコにするエンボス加工や巻き方の技術が進歩し、フンワリ感は保っています。
トイレットペーパーは低価格なのにかさが大きく空気を運ぶようで効率の悪さが課題でした。コンパクトになることで消費者のメリットは、買い物回数が減る・収納が楽。お店は、売り場に沢山積めるので補充が少なくてすむ・在庫が多く持て、発注回数が減る。 製造企業は運送の積載効率が上がり、物流コストが下がる・CO2排出量を40%削減できる。今やコンパクト・サイズは、市場の1/4のシェアになりました。すべてコンパクトに置き換わるのに時間はかからないでしょう。 日本製紙クレシア(スコッティ)が、1996年に長尺1.5倍を発売。改良を続け、今は3倍です。(下左) そこで今年4月1日から全てのトイレットペーパーを長尺にシフトしました。ところが企業の技術開発は進み、5月、6倍超ロング巻300mが発売されました。 シングルですが、12巻が、たったの2巻になったのです。メーカーで差があるのは、機械の改良を企業ごとに独自に行っているためでしょう。これは日本の事情ですが、世界の動きはどうなっているのでしょう。日本がトップランナーだと信じています。 |