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2021年9月13日(月) 城山から北に乗鞍岳3026m (中央下やや左のこんもりした樹林丘が八幡宮、上右端は鎌ヶ峰2121m |
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最近は、国道19号線沿いの長野山を狂ったように登っています。ところが御嶽山のすっきりしたお姿を拝められていないのです。 そこで多少曇っていても展望できる山へ出かけてみます。木曽町の城山は1422mの標高を誇りますが、この地域では里山なんです。 国道19号線木曽大橋交差点を左折して国道361号線を26km走ります。西野川150m手前に左カーブがあり、そこの路肩に置車しました。 教科書は、信毎書籍出版センター刊、「新版・信州の山/南部」です。 参考書は木曽町散策ルートのお世話になりました。 |
<駐車地> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
↓ 登山口 ↓ ▲城山 ↓ 八幡宮 ↓ 山下家 ↓ 駒背原 ↓ 駐車地 ↓ かじやぼた ↓ 切立山へ ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前06時50分 晴れ/23℃ 駐車地:午前10時20分 晴れ/21℃ 標高差:(1170m→1422m)252m |
往:1時間45分(山頂まで) 還:1時間15分(ランチタイム除く) 所要時間:3時間00分 |
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路肩に停めると向こうに城山がお待ちです。ここは標高1170m、高原です。道路標識の左から奥へ歩きます。 (10:40) |
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100m行けば民家横の登山口。植林を進むと雑木林に変わり、ジグザグと高度を上げます。 |
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汗ばむ頃、十字路の分岐標。給水休憩したら、「城山展望台→」へ右折します。 (11:10) |
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トラバースの良い道を行き、右尾根へ取付きました。急登になり、野花の歓迎を受けます。 |
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(左)カワラナデシコ (中)アキノキリンソウ (右)ノコンギク(野紺菊)秋の代表的な野菊 |
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そして城山1422m山頂です。飛騨勢の侵入に備えたのろし台跡で秋葉様や金比羅像など石碑・祠が並びます。 (11:25)~(11:45) |
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お~大展望! 南西、わずか10kmに御嶽山。 左のピークが剣ヶ峰く3063mです。 左端の王滝頂上2936mから右端の継子岳2859mまで3.2kmもあります。でかい! |
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南東に中央アルプス。中央が木曽駒ヶ岳2956m。ビッグスターの眺望があれば満足感半端ない。では下山。 |
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先程の十字路分岐は直進します。次の西野峠1370mでT字分岐に突き当たり、「西野・下向→」へ左折。 (11:55) |
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下山路も良く歩かれるルートのようで、急斜面の蛇行道を降ります。 |
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里に出たら防獣電柵を跨ぎ、右へ坂道を登ります。鳥居をくぐれば‥ |
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西野八幡宮。地区の氏神として祀られ伊勢神宮と同じ神明造りです。戻り道標に従い350m歩くと‥ (12:15)~(12:25)) |
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県宝の山下家住宅。1866年(慶応)建築の家が復元されました。 間口20m、奥行14.5m、2階建で建坪は140坪です。固定資産税高いぞ! 山下家は大馬主で300頭も飼っていました。月曜休館(残念↓)で見学できません。 敷地内には、明治24年建築の大きな土蔵を利用した郷土博物館。ここも休館日。 昔の開田高原の営みがジオラマで見られるそうです。庭で残念ランチします。 (12:30)~(12:50) |
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集落の西は開拓された広大な耕作地です。裾野の駒背原に開田村最大の石碑(右)やお堂等が祀られています。 |
お堂には、有名な石工によって造られた子安観音像。慈悲円満の表情が素晴らしい。 (12:55)~(13:00) |
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耕作地を中央で分ける直線道を歩きます。東に見えるピークは城山.です。 トウモロコシ畑の上では、鳥よけカイトがブンブン飛び回っています。 下山してから一時間の散策でした。水平・傾斜をとり、用水が通された干拓地は汗の結晶です。 馬力や人力で行ったことに敬意を払います。駐車地に着いたら第二山へGO、途中‥ (13:20) |
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かじやばた。江戸時代、覚明行者の助言で開田事業を実施。完成の記念碑・地蔵菩薩立像等が安置されてます。 (13:30) |
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切立山1388m/長野県木曽町 国道361号線を10km東へ走り、〒末川局で左折。400m先の左に路肩の駐車地です。教科書の「山頂樹間より絶景」に惹かれました。 標高1388mの里山には、火防・火伏の神様が祀られています。教科書は、「信毎書籍出版センター刊「新阪・信州の山/南部」です。 ◆晴れ/24℃ ◆標高差:218m (1170m→1388m) ◆往:40分/還:30分 所要時間:1時間10分 |
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かじやばたから15分で到着。駐車地か登山口の鳥居を潜り、笹藪を50mほど抜けなければなりません。 (14:00) |
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尾根道を登ると周囲は松林になりますが、進入禁止でなく良かった。社跡の広地を抜けると、次第に急登になります。 |
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するとアルミ柱の囲いに半僧坊権現石像。おっかねえ顔だに。明治に浜松の半僧坊真殿は山火事で焼け残りました。 (14:20) |
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そして切立山山頂四等三角点山頂です。樹林に囲まれ展望はありません。少し北へ進むと樹間から‥ (14:40) |
精一杯の御嶽山。小腹が膨らみますが‥城山.で満腹になったので、ま、いっか。下山しよ。 駐車地(15:10) |
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東海岳行 |
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“ちょうだい” | ||||
離乳期を迎えた赤ちゃん。ベビーチェアにも座ることが出来ます。おやつは、大好きなたまごボーロ。ママが小皿に入れてテーブルにおいて上げます。まだつかむのは、おぼつかない。でも一生懸命小さな手を何度もにぎにぎして何とかつかんで口に運ぶ。 左手を使うのでサウスポーだ。口を大きく開けて小さなたまごボーロを食べるのですが、口の周りはベチャベチャだ。ママは取りやすいように1個手の近くに置く。赤ちゃんは狙いをつけてつかもうとする。手のひらもベチャベチャ。また食べる。。 『おいしいね』とママが笑顔でいうとニーッと赤ちゃんも笑う。もう1個置く。夢中でつかんだ小さな手に、『ママにもちょうだい』と手を広げると‥ 赤ちゃんは自分の手をママの手に当ててひろげ、たまごボーロをくれる。 不思議ですね。大好きなモノを「ちょうだい」一つでくれるって。その頃の赤ちゃんって、ほぼ受動的で、能動的なことって出来るのかって思っていました。最近、テレビでなぜそういうことをするのか解説していました。 赤ちゃんは、ママにたまごボーロをあげればママが喜んでくれると思ったからそうしているそうです。素晴らしい。人って産まれたときから人間社会で生きていくすべが組み込まれているのですね。「人の喜ぶことが自分の喜び」 でも育っていくとまず自分が嬉しい楽しい気分がいいと自分優先になる自我が出てきます。ママのことより友達、恋人、そして自分の子供‥ いずれにしても赤ちゃんの頃、持っていたこと、「人が喜ぶことが自分の喜び」はベースになっているようです。 |