岳行ノート
丸茅山~西山 633m・722m
滋賀県日野町・甲賀市

2021年11月28日(日)


西山の大展望

(左:サクラグチ918m、その直下:川ダム、右:仙ヶ岳961m)


 津市の西内氏が著した2006年発行の「鈴鹿の山 万能ガイド」では、氏が鈴鹿五十名山を紹介しています。(山名は先回の道草にて)

 私は、49座を登りました。あと1座西山が登っていなく心にひっかかります。絶対、年内に登ろうと意気込んだのですが、もうすぐ師走。

 鈴鹿スカイラインが冬季閉鎖前、好天の11月末に出発しました。名神高速道路養老JCTで下り、国道365号線で南下。


 菰野町で国道477号線に移り武平トンネルを抜け、下山口に「たたみ君2号」をデポします。国道に戻り、日野町の平子へ。

 教科書は、西内正弘著・中日新聞社刊「鈴鹿の山 万能ガイド」です。 
<駐車地>
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大きい地図





R477
路肩駐車地


澄禅寺

丸茅山

西山

下山口
「たたみ君2号」

R477
路肩駐車地


※赤線はGPS軌跡
●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江南発:午前6時00分    晴/3℃
駐車地:午前8時25分    晴/4℃
標高差:(330m→722m)392m
往:3時間10分(西山まで、小休止含)
還:0時間40分(下山口まで、ランチ無し)
所要時間:3時間50分


 国道477号線の平子峠から2km北、右の路側帯に置車。奥の民家まで進み、左折して平子川を渡ります。
(8:50)

 小川沿いに南へ歩き、二つ目の小橋から入山しました。(振り返った写真です)  (8:55)

 植林地にジグザグ切られた参道で高度を上げます。間もなく‥


 本堂がペチャンコの澄禅寺(チョウゼン)に着きました。10年以上前から無住寺です。境内を散策して南の道へ。
(9:10)


 歩き始めは草や倒木がありますが、尾根道が延びています。そして植林に囲まれた‥


 丸茅山633m(マルカヤ?)。地元のソロの方がみえました。10座の話になり、『日野町にも7低山があったような‥』
(10:05)

 私が昔、この辺りで七低山一日駆けをしましたが、そのことかもしれません。

山頂から南へ降ると雰囲気いい鞍部です。周囲の二次林が素敵だ
葉がすっかり落ちていますが、紅葉の盛期には登山者を魅了したでしょうね。


 しばらくは分かり易い、植林と二次林の分界道です。


 下にいっぱい落ちちゃってますね。上の残った紅葉を愛おしみながら進むと‥


 ススキ草原です。写真奥方向は西ですが、展望の良い草原が100m程伸びています。
(11:05)

北西の眺望、中央やや右:雪野山309m 中央奥上:琵琶湖西岸に蓬莱山1174m。


 草原から離れるときが、道迷いしやすいので注意。南に一旦降って登り返すと、突然、感動的な展望が広がります。
雄大なスケール、ここは、ガレ地なので遮る樹木はありません。
奥には、鈴鹿のスターが横一列、谷まで標高差900mの3D眺望です。

左端:雨乞岳、その右:御在所岳、中央:鎌ヶ岳、 右:サクラグチ918m。
その直下:川ダム、集落は土山町大河原です。
(11:40)

 画角が足りず上写真で映ってない綿向山1110m。ズームすると青年の塔がわかります。

 その右:雨乞岳1238m。冠雪は、昨日の降雪のようです。

 御在所岳 左ピーク:最高点1212m、中央:御嶽神社、右:気象ドーム。建物が見えます。

 鎌ヶ岳1161m。正面の岩壁がすざましい。厳しい角度で雪は積もっていません。


 ガレを回り込むと西山722m、三角点は地面に埋もれています。山名は地味でも展望は雄大。右後ろ綿向山
(12:00)


 感動をカメラに収め下山します。笹原を南東に降ると、7,8分で分岐点。左の尾根を取り、植林を降ると‥
(12:10)


 鉄塔に到着します。展望の良い切開きで奥は:左:御在所岳、右:鎌ヶ岳。ここから植林に入り‥
(12:15)


 標高差100mを急降下します。道はジグザグに切られ、歩きやすくありがたいです。斜度が緩むと谷に降ります。

 涸れた川の先に林道が見えました。上がれば下山口です。待っていた「たたみ君2号」で駐車地へ4km走ります。
(12:40)

 左回り周回は正解。いきなりの大展望は記憶に残ります。平子峠までの上り坂はきついけど後は下り坂です。
駐車地着(13:10)

 鈴鹿10座のビジターセンターに行く途中、東近江市山上町でバスを待つ不動の姉様たち。

 石ころを集める不動の姉様。思わず車を止めて確認しました。クオリティの高いカカシです。


東海岳行

  “LEDのプラネタリュウム” 

 名古屋西区の「ノリタケの森」隣地に10/27、イオンモール名古屋ノリタケガーデンがオープンしました。名古屋駅から北へ徒歩15分の都市型ショッピングモールです。駐車料金は、30分ごとに200円、2000円以上の買い物で2時間無料となります。

 さて興味を引くのは、「コニカミノルタ・プラネタリュウム満天NAGOYA」です。日本初(楽しみ!)のLEDドームシステムを導入しました。今までの投影機による方式と異なり、自発光するLED素子を利用した映像です。

 
<正面入口/右上の煙突にサンタさん>
 
<TSUTAYAの本棚のディスプレイ>

 開店後1ヶ月半経ちました。平日13時過ぎに着くと駐車場はすんなり。3Fの満天を下見して2Fの本屋TSUTAYAに行くと1Fとの踊り場に巨大な本棚のディスプレイ、圧巻です。1Fのレストラン街で博多天ぷら・たかおに行くと30分待ちの行列。。

 松阪の回転焼肉一升びんで焼肉ランチに変更します。食後は東京恵比寿の猿田彦珈琲でカフェラテ。充実のランチタイムを終え満天に向かいます。入場料金は1600円、映画より高い。170席あり前日、Webで席指定のチケットを購入済です。


<カルビ・赤身肉・赤身切落とし/Aランチ>
 
<猿田彦珈琲>

 上映10分前に入口に集合して入場。入りは半分くらい、リクライニングシートなので真上を見られます。中央よりやや後なら全体を把握可能です。プログラムは、「宇宙のオアシスを探して-奇跡の星へ-」上映時間40分、系外惑星を探す物語。

 音楽は葉加瀬太郎の書き下ろし、ナビゲーションは田村淳・足立梨花、制作費をかけています。実写とCG映像で構成され、高輝度・高色域で迫力があり臨場感を楽しめます。平たくいうとドーム状のテレビ画面を寝転んで見ている感じですね。

 
<満天入口>
 
<ドーム内>

 ストーリーは、太陽系以外に地球のような惑星があるか探すことですが、実は26年前に太陽系以外の惑星は発見されていました。そして、そういう惑星に人工衛星を送り、写真を撮る計画が進められています。

 写真は44年後に地球に届けられるそうです。絶対生きとらんな。帰る前、ニューヨーク発ザ・シティ・ベーカリープレッツェル・クロワッサンを甘いのと塩味を購入。ものが大きくカスカスでなくギッチリのボリューム、本当に美味しかった。また食べるぞ。


<上映後はカメラはNGです>

プレッツェル・クロワッサン>

2021.12.12(日)22:40