|
---|
2022年5月10日(火) 立山室堂平のホテル立山 |
|
随分前ですが、「ジオンの山歩記」さんのHPで2008年5月富山大辻山のレポが、記憶に残ります。遠方でおいそれとは行けません。 行くなら水芭蕉の時期に行きましょう。今年の雪解けをネットでチェック。そして林道通行OK、水芭蕉OK、本道の雪も解けた。 ただ白岩川ルートは残雪があり、踏み抜き危険で本道のピストンにします。山頂で初めて目に飛び込む劇的な展望が楽しみです。 北陸自動車道立山ICで下り、国道6号線で18km南下。雄山神社手前の標識「青少年自然の家→」で左折して林道を10分… 教科書は、山と渓谷社刊「新・分県登山ガイド/富山県の山」です。 |
駐車地 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
→本道登山口→長尾峠駐車地(車)→白岩川水源の森→水芭蕉 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前06時25分 晴れ/12℃ 駐車場:午前10時00分 晴れ/13℃ 標高差:(230m→902m)672m |
往:2時間20分(大辻山山頂まで、小休止含) 還:1時間40分(ランチタイム含まず) 所要時間:4時間00分 |
県道6号線の途中、立山線横江駅手前の伝説のコンビニ/サンダーバードに寄ります。店内には、変わり種サンドウィッチがズラリ。そして… | 変わり種お握り。ジビエの熊600円・猪(450円)・兎(450円)など。結局、ハムエッグ・サラダサンドとシロエビお握りをランチ用に購入しました。 |
県道から7.7km上ると長尾峠駐車地です。右の(黒つぶれ)長尾山登山口から入山します。 (10:20) |
|
荒々しい尾根の雰囲気。雪の多い地域に残った樹木はたくましい。 |
|
10分で▲長尾山1001m。山名札はありませんが、「長尾11国少立山」の番号札が目印です。 (10:30) |
|
降ると本道登山口分岐。下山時はそちらへ辿ります。番号札は、「大辻2国少立山」に変わりました。 (10:45) |
|
周りには、情熱的なツバキの花。ただ盛期が過ぎているのが残念です。分岐から… |
10分登れば、▲奥長尾山1025m、無展望で番号札は、「大辻3国少立山」です。(10:55) |
山頂からブナの明るい瑞山になりました。「大辻5国少立山」はガンバ平と呼ばれ、休憩には好適地です。 (11:15) |
|
番号札「大辻6国少立山」は、ブナ平と呼ばれます。 やわらかい新緑に心なごむ。きっと秋のカラフルロードは格別でしょうね。 (11:25) |
|
林床には、イワウチワの群生。 |
|
尾根が左カーブ、登るとこの「大辻9国少立山」の北尾根・白岩川コース分岐です。右折して大辻山へ。 (12:15) 下山は、白岩川コースを降りたかったのですが、まだ残雪があり、踏み抜きが危険で諦めました。 |
|
ときどきの巨木や奇樹の出合いは楽しい。触れてご挨拶します。 |
|
分岐から5分、北の展望地。中央の凸は、920mピークでその尾根左が高峰山958m 奥が日本海です。 (12:20) |
|
道脇の残雪が、ここだけ登山道を覆っています。踏み抜かないように慎重に歩くと… |
|
いきなりの大展望、『うわ~』と私が声を上げました。大辻山1361m三等三角点登頂。 するとランチを終えた女子が立ち上がり、私に『帰りたくない~』と言って帰られました。 中央:迫力の大日岳2501m、右肩に立山3501m。 (12:40)~(13:10) |
|
ズーム、左上端の台形が立山で、下にホテルが認識できます。中央右上が白銀の弥陀ヶ原。 そこの崖から高低差500mを垂直に落ちる一筋は、ハンノキ(ネハンの)滝。(下右写真にアップ) |
|
ホテル立山を思いっきりズームしてみました。料金は、2食付23000円~。 |
中央がハンノキ滝左で、斜めに小さな白い筋が称名滝350mです。 |
下山開始、ギフチョウが現れました。飛び方がぎこちない。右後翅がなく、前翅も欠け重症だけど超ガンバル。 「大辻9国少立山」の北尾根・白岩川コース分岐(13:30) |
|
5コマ目の「大辻2国少立山」の分岐を右折。 (14:30) |
|
本道ルート登山口から林道に降ります。車が走っているので通行可能です。駐車地に戻りましょう。 (14:40) 乗車したら林道を走り、水芭蕉群生地に向かいます。 (14:50) |
|
北の「白岩川水源の森」まで1.3km、湿地は雑木が茂り水芭蕉は可愛そうです。 300m戻ると林道沿いに大きな湿地があります。ここはメンテされていて水芭蕉が大群生。 遠くまで来た甲斐がありました。 |
|
東海岳行 |
|
“裸族の赤ちゃん” | |
NHKですが、、、日本人女性の研究者が、裸族の集落で半年間一緒に生活し、あることに気づきました。先進国や日本では、赤ちゃんがぐずることが良くあります。ミルクをあげても飲まない。おむつも汚れていない。 抱っこしても泣き止まない。私たち夫婦も赤ちゃんを抱いて『どうしたの?』と途方にくれたものです。裸族の赤ちゃんはぐずることがありません。 研究者は、赤ちゃんを抱く裸のお母さんに『ぐずらないいのはどうして?』と疑問をぶつけました。『肌と肌が触れたまま抱くと赤ちゃんは泣かない。安心するの』 その答を聞いて思い当たる節があります。赤ちゃんを入浴させる時、裸になってしっかり抱きしめお風呂に入るのですが、その肌感覚を思い出しました。ひよこさんもうなずきます。赤ちゃんは上機嫌、絶対ぐずりません。 番組で皮膚研究の科学者の話。胎児期から新生児期にかけては、触覚経験が赤ちゃんの脳の発達をけん引します。 皮膚接触があると体の中に心地よさが沸き立つ。科学的には、この時、脳でオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌され、赤ちゃんも母親も心地よい感覚になります。 いつも幸福感に包まれている裸族の赤ちゃんは、わがまましたり・泣きじゃくたり、無駄泣きはしない。そのことは良く理解できます。しかし、このことを前に知ってたらと思う。ぐずった時、裸で抱きしめてやれば良かった。どんな子に育ったろう。 |