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2022年5月19日(木) 稜線の杉巨木 |
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美浜町は敦賀市西隣で、雲谷山は美浜町と若狭町との町境に位置します。若狭町三方石観音の遊歩道利用のピストンが一般的です。 周回したいので美浜町から辿ります。往きの屏風ヶ滝コースは、沢道歩きと滝見物が楽しそう。滝から先のルートが急登でわかりにくい。 山頂周辺には、ブナの原生林が広がります、山頂は伐採され、展望が一時よくなったのですが、また伸びてきたようです。 下山コースの反射板や、展望地に期待しましょう。参考書に「若狭美浜観光協会/雲谷山ルート」のお世話になりました。 舞鶴若狭自動車道若狭美浜ICで下り、国道27号線を西進。役場口交差点を左折し、6km南へ走ります。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 □は木橋 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前6時50分 曇り/17℃ 駐車場:午前8時45分 晴れ後、高曇り/22℃ 標高差:(90m→786m)696m |
往:3時間40分(山頂まで、小休止含) 還:1時間40分(ランチタイム含まず) 所要時間:5時間20分 |
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国道27号線から耳川沿いに南下すると西に雲谷山が姿を現しました。左ピークが山頂です。 |
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「県営圃場整備事業記念碑」の石碑前に駐車。右端はWCです。車道を南へ歩きます。 (9:05) |
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もう20度超えてます。今日は熱くなりそう。大きな嶺南変電所に出合い、西側の坂道を登ります。 |
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案内板「屏風ヶ滝→」で進むと、滝経由の雲谷山登山口です。左奥の電気柵を開閉して中に入ります。 (9:30) |
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渓流には、堅牢な木橋が7ヶ所に架かります。整備された遊歩道に感謝。流れを詰め巨岩の間を抜けます。 |
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竜頭の滝・白滝を見て、東屋と祠の広場に着きました。東屋後ろの岩場斜面に… (10:10) |
新しい鎖が付けられています。ここから雲谷山へ向かえばいいようです。その前に… |
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真打、屏風ヶ滝は落差20m。滝の岩壁に不動明王が彫られています。東屋へ戻り… (10:20) |
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岩場斜面の鎖で慎重に登ります。その上は、この錆びた鎖。誘導テープが見当たりませんが、高度を上げます。 (10:30) 10分程で斜面から尾根に乗りました。更に10分、ピンクの「若狭路美浜トレイル」公式テープを見つけやれやれ。 |
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公式テープを追い、標高400mの尾根で左にカーブ。緑のシャワーをタップリ浴び、踏み跡を辿ります。(10:55) |
小広場に飛び出て一休み。暑くて汗ビッショリだ。お茶を凍らせておけば良かった。 (11:45) |
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広場から15分、右折点で尾根を外し起伏の少ない斜面を行きます。 (12:00) 10分後、小沢を超え直進して少し道ミス。右方に道がありました。 |
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下山分岐点(12:20)で再び尾根に乗り、標札「雲谷山→」を見て左折。5分でこの大杉。ここから急登となり… (12:30) |
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南尾根に乗りました。案内板「雲谷山→」で右折して、原生林を歩けば… (12:45) |
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雲谷山山頂787m二等三角点。北から東が伐採されています。ここでランチ。 (12:50)~(13:20) |
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正面のブナは、切るには忍びなかったのでしょう。 左は美浜町の若狭湾、右端奥は野坂岳914m。展望に迫力がありません。 北西に三方観音コースのブナ林を少し歩きましたが、展望地はありませんでした。 |
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下山は来た道を15分、山頂からこの下山分岐まで戻ります。ここから東(写真右奥)へ直進して降りました。 (13:35) |
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登山道両側にシャクナゲの群生が、100m程続きます。今年は裏年のようですが、どうだったでしょう。 |
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柔らかい藪を少し分けると北電反射板です。道は看板左を降ります。左:野坂岳914m、右:庄部谷山855m。 (13:45) |
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反射板から5分ほど降ると、ここでスッキリ北の展望が開けました。周回して正解。 左に美浜町の若狭湾、中央左:天王山331m、右奥:西方ヶ岳764m、右端:御岳山548m。 (13:55) |
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尾根道には公式テープが付き安心。しかし、この左折点を直進して道ミスしました。戻って、左に曲折。 (14:35) |
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鉄塔を横目に植林を抜けます。電気柵を開閉すれば農道です。田んぼでは、田植え機が活躍しています。 (14:50) 記念碑駐車場着。暑かったなあ。 (15:00) |
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東海岳行 |
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“び~んず” | ||||||
私にとって音楽は、心に潤いをもたらすコラーゲン。好きな音楽を聴けば、脳内にドーパミン・ブチャー! 多幸感に包まれます。子供時代、音楽は真空管ラジオから流れていました。やがてレコードが友達、いつでも好きな音楽を聴けるようになります。 その後、オープンリール録音機、FMラジオ、カセットテープ、そしてCDの登場で激変。レコードとカセットは、次第に駆逐され姿を見なくなりました。最近レコードの良さが見直され嬉しいことです。私はそれらの音楽媒体を全て体験しています。
かねてから同じ曲をレコードとCDで聞き比べるとどう違うのか知りたいと思っていました。最近、知人のビートルズ大好きさんが、それができるお店を教えてくれました。地下鉄伏見駅の地下街にあるコーヒーショップ・び~んずです。 通常は喫茶店ですが、金土17h~22hはロック&ジャズ喫茶になり、70~80年代のレコード・CDが爆音で聴けます。かってのコピーバンド仲間の稲田君を誘って行きました。入店すると正面に米国製JBLのスピーカーが左右2本づつ!? 『スゲー』 マスターは、おじさんバンドのドラマー。私は早速願いを伝え、ビートルズのアルバム『レット・イット・ビー』から3曲づつ、レコードとCDでかけて頂きました。どちらをかけたかは内緒です。でも曲間で針音が聞こえるのですぐわかりました。 マスターは『こんなことしたの初めてですよ』 レコードは柔らかく丸い音、CDは音の輪郭がはっきりして楽器それぞれが何をしているのか分かります。事前に想像していた通りでした。でもマスター、『CDは、音はいいけど長く聞くと疲れますね』
学者の説では、レコードには耳に聞こえない高周波音が録音されてますが、皮膚はそれを感じることができます。CDはその音がカットされています。若者に聞き比べさせると「身体が暖かくなる」ー(血の巡りが良くなる) 「幸福感を感じる」ー皮膚が作るオキシトシンにより幸福感が増す。薄着で聴く方がより感じるので私はTシャツになりました。結果どうも、若い皮膚じゃないとダメなようです。高周波音は自然界にも多くあり、川のせせらぎ・草木のざわめきなど。 そうか、それで山に入ると幸せな気持ちになるのかな。2時間半楽しんで通りに出ると、若い人がストリートライブをやっています。80年代のJPOPをカバーしてたので数曲聴き、稲田君と別れました。 |