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2022年10月1日(土) 巡視路で展望満喫 |
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野坂岳は9年前の3月、残雪期に代表的なルート、北の野坂いこいの森からピストンしました。次は南の巡視路ルートも登ってみたい。 今年6月、東隣の岩籠山を登山。下山後、麓の山集落外れにある野坂岳の巡視路ルート登山口を確認。山行に備えました。 夏の登山は避けます。暑さ緩む10月、車を走らせました。舞鶴若狭自動車道敦賀南スマートIC下り、東の県道211号線を右折。 黒河川左岸を600m走り右折、橋の「野坂山登山道→」で左折… 教科書は、山と渓谷社刊「新・分県登山ガイド/福井県の山」です。 |
駐車地 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前6時50分 晴れ/21℃ 駐車地:午前8時35分 晴れ/21℃ 高低差:753m(160m→913m) |
往:3時間15分(山頂まで、小休止含) 還:1時間55分(ランチ除く) 所要時間:5時間10分 |
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「敦賀富士」は、どこから写せば富士形に撮れるか。ICを降りて山集落へ向かいます。 |
集落の外れで、林道に防獣柵の扉を開閉。奥へ600m走れば… |
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林道終点の広地です。作業車が4台駐車しています。奥の小屋先に渡渉点が、2ヶ所あり、往きは左に廻ると… (8:50) |
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突き当りにテープがあり、川へ下ります。転石があるので大丈夫。 |
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左に沢音を聞きながら歩き、この巡視路分岐は左に№435へ進みます。 |
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再度、浅い渡渉をして、この分岐では左の山道へ。右の沢沿い道は下山で利用。沢から離れ尾根に向かうと… |
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第一鉄塔が現れ、ここから尾根道です。樹林がなくなり、一気に眺望が開けます。でも暑い。15分後、第二鉄塔。 (9:35) |
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そして第三鉄塔では、7人が塗装作業をしています。駐車地の車は、この人たちのでした。 真下を通過するので親方の指示に従います。 (10:20) |
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鉄塔は標高580mに建ち、すすき越しに東の岩籠山765m。北の敦賀湾も望めます。ここから… |
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樹林帯になり、巨木ブナがボッコンボッコン並び楽しい。 地図に記しましたが、多過ぎます。森床には、イワカガミ・シャクナゲ。 |
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急登すると主尾根に乗ります。葦谷山分岐標から右折。「山ルート→」の指標もあり、北進します。 (10:55) |
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第四鉄塔の先にブナを伐採した広地。葦谷山~庄部谷山では、風力発電の建設中。ここに送電塔を建てるの? |
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尾根道両側に、群生が素晴らしい。花は葉を、葉は花を想うイワカガミ。 |
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ブナ林は心のホスピタル。 |
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山頂近く、何の木か分からないのが残念ですが、樹林のトンネルを潜ると… |
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草原に出て秋の花が眼を引きます。 |
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山頂手前で敦賀市街の大展望。左上に敦賀湾と敦賀火力発電所の煙突 右の敦賀国際GCが広い。手前を横切る高架は、舞鶴若狭自動車道です。一投足で… |
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野坂岳山頂914m一等三角点。二度目だけど初めての気がします。360度展望、西の左奥に久須夜ヶ岳619m。 (12:05)~(12:45) |
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では下山。右:葦谷山(アシタニ)866m、中央奥:高島トレイルの芦原岳840m。肉眼では鞍部に琵琶湖が見えます。 葦谷山分岐(13:30) |
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登山道脇にズーッとテープが引かれ、赤テープや杭があります。風力発電の送電線を埋めるのでしょうか。 第一鉄塔(14:10) |
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最後の渡渉は、往きと変えて小屋に近い所にします。展望とブナ林、谷道と尾根道、楽しめました。 駐車地(14:40) |
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東海岳行 |
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“土倉鉱山跡” | ||||||||
1年半前、ネットで滋賀県山中に謎の廃墟があると知りました。アニメ「天空の城ラピュタ」に登場する廃墟を彷彿させます。それは、横山岳1132mの東4kmにある「土倉鉱山」跡です。(長浜市木之本町金居原) 登山後、寄り道しようと思っていました。 9月末のネットニュース。閉山して半世紀経ち、建物は老朽化が進み危険な状況です。進入禁止ですが、無断侵入する撮影者が相次ぎ、地元は事故防止のため止む無く、進入禁止柵を設置します。早ければ10月中、大きさは高さ1.6m・幅61mです。 写りは悪くなるでしょう。野坂岳下山後、状況を見に行きました。木之元ICから北東へ国道303号線で17km、20分走ります。(上左) 右の脇道に入ると「奥鉱山跡1.8km」の案内板。(上右) 道なりに800m進むと分岐に車が停まっていました。(下左) 私も置車して土倉谷を北へ歩きます。300m4分で土倉鉱山跡です。(上右) 『何だ』左谷側に広い駐車場がありました。右の山側には、謎めいた古い建造物。残っているのは選鉱場で「立入禁止」札が立ちますが、柵はまだありません。
土倉鉱山は、1910年(明治43)から1965年まで採掘され、従業員366人・1000人が暮らしていました。更に北へ170m3分歩くと鉄柵と鉄格子で進入を阻むトンネルがあります。索道跡ではないでしょうか。(下) ここで十分満足したのでおうちに帰ります。 |