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2022年10月13日(木) ダケカンバと紅葉 |
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2年前秋、BSの「にっぽん百名山SP/紅葉きらめく立山へ」で草紅葉の阿弥ケ原が放送されました。見たことない光景に心引かれます。 遠いし、予約が面倒…よし、今年行かないともう行けない、決心覚悟しました。紅葉見頃になり、山行日2日前にWEBの乗車予約へ。 おっ、立山→室堂の1,2便は完売。3便の8時を購入/3160円。立山駅近くの宿も素泊まりで予約。11日からの旅行支援で4割戻ります。 北陸自動車道流杉PAで下り、常願寺川左岸に走り、県道6号線で立山ケーブルカー立山駅を目指します。 参考書は、名鉄観光HP「登山・トレッキングガイド/室堂・阿弥陀ヶ原」です。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:14:50 立山町宿泊地着:18:45 立山駅着:午前7:15 晴/14℃ 駅発:8:00 高低差:-593m(2433m→1840m) |
往:2時間50分(獅子ヶ鼻岩まで、小休止含) 還:1時間30分(ランチ除く) 所要時間:4時間20分 |
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立山駅前Pは、満車。常願寺川右岸Pに誘導されました。駅の自動受取機でWEBきっぷを発行、立山駅8時発ケーブルカーを待ちます。 (7:15) |
美女平で高原バスに乗り換え、室堂ターミナル9:10着。高地に順応するため、あれこれ時間をつぶします。 (9:05) |
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外に出ると<室堂平>2433mは8℃。中央ピークが立山最高点の大汝山3015mです。 右端ピーク雄山は、今年10/6初冠雪。7年前9/末に登頂しました。 (9:25) |
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足慣らしに北のみくりが池まで歩きました。少しの坂でも空気の薄さを感じます。 |
分岐に戻り、弥陀ヶ原へ高原ハイク出発。小さい人が、けな気に歩いています。(9:40) |
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ルートは、ほぼ木道です。滑り止めが施され、整備されています。さすが国立公園は違う。 |
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草紅葉真っ盛り、チングルマが燃えています。右ピークが奥大日岳2611m 左端が大日岳2501m。 |
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北東に剣岳2999m、あと1m欲しい。さて四囲展望の山頂なら、お山の大将。高原では、ちっぽけで謙虚になります。 |
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高度をゆっくり下げ、天狗山2521mの麓<天狗平>です。向こうは立山高原ホテル2300m。 |
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立山有料道路を横断。石祠には、石仏が安置されます。道路沿いの木道を辿ると… (10:20) |
天狗平山荘。外の有料トイレ右に木道は続きます。8分歩き、再度道路横断。 (10:30) |
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小さな池塘が、木道左右に現れてきました。ハート形もあるで。 南に天狗山2521m 右奥で覗く尖峰は、薬師岳2926mです。 |
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時々、朽ちてる木道があります。滑り止めの横木が打たれ有難い。灌木が覆う場所もありますが、大丈夫。 |
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南東に曲折すると強烈なダケカンバが頭上にあり、潜ります。 |
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高原は樹木が極端に少なく、ナナカマドの紅葉が美しい。 中央は、大日岳山頂2498mより高い東南の2500mピーク。 |
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<ガキ田>2000mは、池塘が多いところ。右、南西には鍬崎山2090m。いよいよ一の谷へ降ります。 (12:30下降) ※餓鬼は、仏道で生前に贅沢をしていた者が落ちる地獄。この世に天国と地獄を見ることができる立山曼荼羅でも有名な場所。 |
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谷は樹木が繁り、紅葉を鑑賞したいけど急降下道。鎖がなければ危険で降りられない。岩場のステップにも感謝。 |
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5分降ると右壁に獅子ヶ鼻岩の登り口。コース最高のデンジャラスゾーンです。 BSの番組でもハイライトでした。深い一の谷の向こうが弥陀ヶ原。登れてよかった。 |
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一の谷に降りると頑丈な木橋が架かっています。コース最低地で1840mです。ここから登り返します。 (13:10) |
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途中、振り返ると「吠える獅子に見える獅子ヶ鼻岩」 中央の突端に登りました。谷の横断は、55分です。 |
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高原に戻ると休憩デッキがあり、ランチします。50人と出合い、想像以上の人気に驚きました。 (12:00)~(12:25) ←大日平分岐で左折します。 (13:45) |
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最後、弥陀ヶ原ホテルまでの緩い登りが、疲れた足に堪えます。あの裏が、弥陀ヶ原高原バス待合室です。 |
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WEBきっぷは片道、ここで帰りの切符2410円を購入します。着席乗車のため発車30分前予約が条件です。 (14:10) 14:15発は×、14:55予約で45分待ち。 弥陀ヶ原バス停/14:55発 立山駅/15:47着 |
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東海岳行 |
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“鎖禅定道” | ||||||||||||
弥陀ヶ原・一の谷越えは、1940mから100m降り、渡渉を2回して40m登ります。岩にはステップが刻まれ、新しい鎖が設置され安全に降下できました。(上右) 立山は霊山、ここは鎖禅定道です。高原から5分降ると岩壁少し上に洞穴があります。 ステップで少し登ると立山大権現様が祀られていました。(上左) ここが獅子が鼻岩とわかり、一旦降りて隣のステップを登ると、岩の先端に行くルートが見えます。(上右) おっかなびっくり、進むと高原と谷の眺望が見事です。(岳行ノート15コマ目) 鎖禅定道に戻ると前で母娘お二人が騒いでます。(上左) 母親は若い頃このルートを辿ったようです。『こんなに険しかったか?』 余りの急降で恐れをなし中々進めません。娘が叱咤激励。私に道を譲り、ようやく渡渉地点に着きました。(上右)
多分下降に40分かかったでしょう。沢で休憩中。(上左) 次の厳しい山腹の岩場は、鎖が補助してくれます。10分登り下降すると沢が見え、木橋が架かります。『え、ここが一の谷か! ガックシ』 最初の渡渉は枝沢でした。
お二人もこの沢を見て愕然としています。(上左) ここからは木の階段、経年変化で歪み歩きにくい。(上右) 休憩デッキでしばらく母娘を待ってお話ししようと思いました。(下) でも来られないのでバス停へ向かいます。思わぬ緊張路線でした。 |