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2022年12月12日(月) 楢尾台から北展望 (上呂の街、飛騨川上流の上が位山1529m、右は天ヶ岩) |
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この日、W登山するため早立ちしました。午前中に御前山近くの天ヶ岩を登山。下山後、飛騨萩原駅近くの楢尾山へ走ります。 山頂は楢尾山城跡です。「城跡」と「城址」はどう違うの? 「城跡」は、土台や石垣が残ります。「城址」は、何も残ってない状態です。 楢尾山登山を終えたら飛騨川の奇岩スポット「牙岩」へ行きます。楢尾山も牙岩も天ヶ岩をネットで調べているとき見つけました。 参考書にヤマレコ「楢尾山2020.03.13/kuma-hiro」さんのお世話になりました。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
山城登山駐車場 ↓ 楢尾台 ↓ 城址登口 ↓ ▲楢尾山 ↓ 山城登山駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前3時35分 晴/6℃ 駐車地:午前11時15分 晴 高低差:237m(490m→727m) |
往:1時間00分(山頂まで) 還:45分(小休止含) 所要時間:1時間45分 |
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天ヶ岩登山を終え、R41に出て上呂辺りを走ると、西に三等三角点(中切)1277m。 仏ヶ尾山1139mは、写真左の尾根伝いです。飛騨萩原駅西の益田橋で飛騨川を渡ります。 |
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萩原町古関の集落外れに広い「山城登山駐車場」。案内板の「←楢尾神明神社コース」を確認して左奥へ。 (11:25) |
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楢尾神明神社は1563年創建。この舞殿(拝殿/市文化財指定)で江戸~大正時代、地芝居が演じられました。 |
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舞殿端に「古関史跡めぐりマップ」、途中の楢尾台が、好展望と記されています。マップ左から入山します。 |
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登山道は松葉が積り、足触りが優しい。階段を上がれば… |
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鉄塔№255に出て下呂市萩原町の眺望。斜面には、鹿食害防止の防護筒が1000本程並びます。更に… (11:45) |
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登ると未舗装林道に出ました。城址登口は左ですが、まず右折。神社にあった「史跡めぐりマップ」の楢尾台へ。 |
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鉄塔から20m高度が上がり、確かに展望が素晴らしい。 里には飛騨川、東正面に御前山1647mです。御嶽山は、御前山で見えません。 (11:50) |
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林道を戻って進むと立派な「楢尾城址登口」の石板。階段を登ります。 (11:55) |
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丁寧に作られた階段は、枕木を再利用したものです。坂道には、殆ど階段が設置されています。 |
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勾配が緩むと枕木ベンチ。整備に沢山の枕木を切断し、運搬することは大変なことです。 |
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枕木階段を登り、城址入口の広地に出ました。右下に止め木があるので、左へ折れます。一段高い所が… (12:20) |
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楢尾山城址727m、広さは30m×50mの山頂。500年前の築城です。 ここに石垣も何も残ってないけど、石柱は城址になっています。 麓の神明神社は、お城の鎮護神として祀られました。樹林で展望はありません。 (12:25) |
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山頂からこの空堀を超え、時計回りで広場を周回してみましょう。 |
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城址の北端は急傾斜ですが、テープが降りています。楢尾台から回り込んだ林道につながりそうです。 |
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「楢尾城足軽隊」のステッカーが、あちらこちらに見られます。整備ご苦労様です。 |
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一周回って城址入口に着いたら来た道を戻ります。8分歩くと右カーブの箇所で、北へ降りるテープを見つけました。 |
林道にショートカットできるかと降ると3mほどの崖。降りるのは、一か八かになるのでトラバースして正道へ戻りました。 |
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「楢尾城址登口」のに戻り、林道へ降りると斜面は岩の河。 これほどあるのなら築城には困らなかったでしょう。 (12:55) |
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再び鉄塔№255を潜ります。 (11:45) |
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神明神社舞殿は、一部が中二階で地芝居の楽屋でした。 駐車場着(13:10) 牙岩へ走ります。 |
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東海岳行 |
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“牙岩” | |||||||
山城登山者駐車場からR41を走り、30km南へ。高山本線下川渡トンネル南、山側の路側帯に駐車。道路を横断すると、「国定公園中山七里/釜ヶ淵牙岩」の石碑が立ちます。(下左) その南隣は私有地で吊り橋は進入禁止。 ここは中山七里と呼ばれ飛騨川の渓谷です。露岩は、白く滑らかな岩肌の濃尾流紋岩。奇岩・怪岩が連なる景観は見応え充分、岩には無数の甌穴があります。岩場は、下呂市飛騨金山の地域おこしで2021年からボルダリング゙・エリアです。
ボルダリングは、ロープを使用せず手足だけで自然の中にある巨石を登ります。高さは、致命的な怪我にならない3~5mです。エリア入口は、石碑とガードレールの間から狭いコンクリ階段を下ります。(上左) 次に2m弱の石積みを1本ロープで着地。 振り返ると進入禁止の吊り橋。(下左) 岩の上を上流に歩きます。足元には、水の溜まった甌穴群。(下右) 足場は凸凹で不安定ですが、高低差は危険なレベルではありません。でも集中力は必要です。進路を選んで行けば…
高さ10数mの牙岩。見る場所で形が全く違い、これが一番牙らしい。(左下) 右奥は吊り橋です。この岩のボルダリングは、3ヶ所。一つは左側面のコースで落ちたら水没します。流れは速い。裏側のコースは、ツルツルでつかみ所がなく最もハード。 そして右側の美しいラインのコースは、下地が悪くメンタルが試されます。(右下) 意外ですが、最も登りやすいコースらしい。いずれも私は登れません。ここはクルクル見るだけなら20分もあればOKです。登っているところ見てみたい。
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