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2023年1月8日(日) 山頂の村積神社 |
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先回の岳行ノート、岩谷山~大給城址の周回を終え、まだ時間があるのでもう一座登ることにしました。豊田市から村積山へ移動。 岡崎市奥山田町北斗台団地を村積山自然緑道で抜け、東へ500m走ります。左に「村積山自然公園」の絵看板が立ち、そこを左折。 大給城址から10kmを20分走り、村積山自然公園駐車場に到着。レポでは山中にうさぎ形の岩や石仏ならぬ石兎が鎮座しています。 縁起の良い干支のうさぎ。周回しながら探してみましょう。教科書は、風媒社「こんなに楽しい愛知の130山」です。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
駐車場 ↓① 村積神社 ▲村積山 ↓② うさぎ岩 ↓ 石兎 ↓③ 展望台 ↓④ 村積山自然公園 駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
大給城址発:午後1時30分 晴/9℃ 駐 車 地: 午後1時50分 晴/11℃ 高低差:137m(120m→257m) |
往:25分(村積山まで) 還:1時間10分(小休止含) 所要時間:1時間35分 |
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広大な村積山自然公園駐車場です。右にWC。写真左の車止めから坂道を登ります。 (14:00) |
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冬の桜並木の奥山田池。釣り人が糸を垂らしています。舗装道を進むと三叉路に出て… |
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先に参道入口。道標「村積神社200m/急坂につき きついルート→」と心配してくれます。 (14:10) |
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きついルートは、古い石段の参道で風格を感じました。 参道入口から10分、鳥居を潜れば… |
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村積神社。創建は600年頃、村積大明神が祀られ安産の神として信仰されます。本殿裏に回ると… |
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村積山山頂257m四等三角点。眺望はありません。東へ降る舗装道に移り… (14:25) |
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150m歩くと右に反射板。左にベンチがあり、展望を楽しめます。 |
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北東の眺望、右端:炮烙山684m、その左肩奥のピーク:寧比曽岳1121m。ベンチ横から山道へ降ります。 (14:35) |
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整備された階段道をキョロキョロ降ると… |
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展望地から3分、右に探していたうさぎ岩発見。 頭部と胴体が離れているのが残念。耳はいいい感じです。 |
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更に階段を降りると変則の四叉路。階段から鋭角の左折します。 (14:40) |
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平坦な山腹道になり、楽に歩けました。 |
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山頂から降りてきた道に合流。道標「奥殿神社→」で北進して石兎を探します。 |
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いました! 手を組む石兎。「いらっしゃいませ」 小さくて可愛いアイドル。誰が、いつ、何のため置いたのでしょう? 右の石碑は、「従者(これより)大沢領」と読め、境界標と思われます。 ここでUターンして山頂へ戻ります。 (14:50) |
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本殿西に玉垣で囲まれた毒石。言い伝えで「石に触れると瘴気に当てられ病気になる」 触わらぬ神に祟りなし。 (15:10) |
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毒石から50m西進すると展望台。展望パノラマ風景図には、白山から能郷白山、鈴鹿まで描かれています。 |
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スターの峰々は、今日は残念賞。南展望、右奥:三ヶ根山321m、右中:花園工業団地。 |
北西展望、名古屋駅高層ビル群。レンズの汚れが悩み。「おはなはん」ではありません。 |
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展望台を下りて、西へ石畳の道を降ります。鉄塔とWCを過ぎ、舗装道を横断して山道へ。 (15:25) |
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平坦な登山道を3分歩くと、見逃しそうな分岐点。左折して植林下の登山道を南下します。 |
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分岐から5分で奥山田池に出ました。釣りおじさんたちはもういない。 北東に三河富士・村積山。水位の低い溜池を降れば駐車場です。 駐車場(15:35) |
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東海岳行 |
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“人工重心移動” | ||||||||||
1月18日の朝刊で総務省が、2020年の国勢調査に基づき計算した5年ぶりの日本「人工重心」が載っていました。国民一人一人の体重が同じと仮定し、日本全体でバランスを保つことが出来る地点です。そこは岐阜県関市中之保。
首都圏への人口移動、地方の人口減少で東京へ向かって移動しており、前回(2015年)より南東へ約2.2km移動しました。新人工重心地は、中之保の久須地区の山林内で、関市と隣接する七宗町まであと500m。(左上) 関市ピンチ。 中之保に大加山があり、いつか登る予定でしたが、良い機会なので登山を兼ねて人工重心探しに行きましょう。事前に地理院地図に緯度経度を入力(右)すると地形図に+表示されました。(右上)
拡大したのが上左図です。石上神社西北西80mにGPSにポイントを入力。大加山下山して県道58号線を西へ6km走り、石上神社に到着。80mは近いので山中を歩こうと思ったのですが、神社周辺に防獣柵がガッチリ設置され行けません。 そこで神社前の舗装道を北西に80m歩きます。防獣柵に固く閉じた「門扉」のプレートがあり、その奥高さ26m上が人工重心地です。私有地と思われますので入りません。満足して車に乗り、少し離れた所で車を止め遠景を撮影しました。(右下)
すると近くの民家からおまわりさんが出て来て、手を上げて歩いてきます。巡回連絡のお仕事中で集落内を訪ねていたのでしょう。質問されたり、話をしたり、免許証を見せたり。記事が出て私のように人工重心地目当ての人が来ると言われました。 ドローンを飛ばす人もいます。最後に5年前の人工重心地を教えてもらいました。神社から県道58号線を北西に2.6km走った中之保公園です。帰りの途中なので寄りましょう。公園入口に「日本の人工重心地」看板(上右)、もう有効期限切れです。
公園内に地点はなく、北東200mの山中です。(上左) 旧人工重心地を撮りますが、ここも私有地。(上右) そういえば、おまわりさんが、役所が新しい人工重心地を整備するようなことを話されてました。石上神社に設ければいいですね。 |