|
---|
2023年2月5日(日) 恵那峡大橋より紅岩(上左)、恵那峡展望台(下中) |
|
昨年11/11、NHKで「中部ネイチャーシリーズ/巨石が支えた山旅 岐阜県」が放送され、中津川市の「紅岩」が紹介されました。 山腹で樹林から飛び出たオレンジ色の奇岩は、道路や橋からも見えます。中津川は何回も訪れていますが、気づきませんでした。 標高差130mで、往復1時間程度の登山。そこで恵那峡遊覧クルーズのハイライト「品の字岩」の展望台がある源済公園も行きます。 中央道自動車道恵那ICで下り、北上して木曽川の恵那峡県立自然公園へ。そこの「傘岩」手前の駐車地に置車します。 参考書は、ヤマレコのお世話になりました。 |
<天佑稲荷神社駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
|
江南発:午前8時40分 晴/3℃ 駐車場:午前9時55分 晴/3℃ 高低差:176m(290m→466m) |
往:2時間10分(まで) 還:55分(小休止含) 所要時間:3時間05分 |
|||||||||||||
天然記念物「傘岩」、黒雲母花崗岩が風化風蝕で削られ残りました。高さ4.3m・頂部周囲10.2m、形がユニーク。 (10:00) |
||||||||||||||
「傘岩」の北隣に花崗岩の一枚岩、「千畳敷岩」。恵那峡と笠置山1128mが、望めます。西へ400m移動すると… (10:05) |
||||||||||||||
恵那峡展望台です。恵那峡ワンダーランドの観覧車上に異様な「紅岩」。 車で移動します。写真右の恵那峡大橋を渡り、T字路を右折すると… (10:15) |
||||||||||||||
北斜面に自然の造形「象岩」、大きさは小象です。以前、胴体部の白い岩肌にあった岩が剥がれ落ちたようです。 (10:30) |
||||||||||||||
木曽川まで戻り、恵那山展望台の無料駐車場に駐車。川に飛び出ている巨岩に上れば、対岸に… (10:35) |
||||||||||||||
左:獅子岩、右:金床岩 木曽川の大井ダムから上流の新恵美橋にかけ、両岸10kmに奇岩・怪岩が立ち並びます。 いつか遊覧船で奇岩クルージングをしてみましょう。(30分/¥1500) |
||||||||||||||
「象岩」から西に170mへ行けば、無料の天佑稲荷駐車場です。中央上の赤い鳥居から階段を上ります。 (10:45) |
||||||||||||||
天佑稲荷神社と左方の大洞院は、恵那市の和尚さんが、村有地を得て昭和38年(60年前)に開山しました。 |
||||||||||||||
天佑山大洞院の横に、しめ縄が巻かれた巨岩「天洞岩」。 高さは2m以上、マグマが冷え固まった花崗岩です。 右に鳥居があり、そこからも紅岩へ行けますが、天佑稲荷神社へ戻り… (10:50) |
||||||||||||||
東に回ると「紅岩ハイキングコース」紅岩登山口です。 (10:55) |
||||||||||||||
5分で鉄塔に出合います。奥に目指す「紅岩」が見えます。ヘンスを右に回り込むと… |
||||||||||||||
眺望が開けて、東に恵那山2191m、左端の冠雪は富士見台1739mです。良く踏まれた道を行くと… |
||||||||||||||
巨岩がゴロゴロ、シダがモジャモジャ…右の岩割れてる! この先で左に折れて岩場を登ると… |
||||||||||||||
太陽のように現れた「紅岩」。高さ27m・幅18mあり、右下の岩から上がろうとしましたが、滑って登れません。 (11:20) |
||||||||||||||
登山道に戻って、進むと「県指定天然記念物 紅岩」の標柱が倒れています。 |
||||||||||||||
分岐で左を取り、木の根で歩きにくい坂を登れば… |
||||||||||||||
紅岩最上部の展望地。右:恵那峡ワンダーランドの観覧車と左:恵那峡大橋です。 岩のオレンジ色は、ダイダイゴケ。でも苔が日当たりの良い所で生息しているのが不思議です。 (11:40) |
||||||||||||||
背後に西の笠置山1128m展望地。北の三角点若山492mは、展望なしで寄りません。 |
近くの岩頭は、GPSでは466m。その手前から右へ降り下山します。(12:05) |
|||||||||||||
とにかく巨岩が多い。回り込むと石仏がありそうな岩屋ですが、ありません。 (12:10) |
||||||||||||||
天佑稲荷神社の鳥居を潜れば駐車場です。ショート山行ですが、充実していました。 (12:25) |
||||||||||||||
東海岳行 |
||||||||||||||
“源済公園” | ||||||||||||||
源斎岩は、天佑稲荷神社から北東に約4km、木曽川左岸にあります。室町時代1564年、頭脳明晰・体力抜群の武将吉村源済が立て籠ったことから源斎岩と呼ばれます。武田信玄が味方に招きましたが、応じなかったので戦死しました。
天佑稲荷神社から15分で源済公園(サイの字に注意)に着き、駐車場に停めます。(上右) まず東屋へ歩き、更に川方向へ行くと品の字岩展望地。(下左) 狭い岩場でスリルがあります。その割に樹林が邪魔してアングルが難しい。
渓流に架かる橋を渡り右折。(上右) 疑似木の柵沿いに進むと源斎岩に出合います。(下左) 巨岩は高さ5.8m、吉村源斎が立て籠ったという岩窟には、小さな祠が祀られていました。源斎岩の左端に沿って青色の鉄フェンス設置されてます。
入ると足元の岩場は狭いのですが、フェンスが心強い。源斎岩の裏は広く素晴らしい展望台です。(上右:白いのは雪) 東は付知川が木曽川に合流していて、遊覧船はハイライトの品の字岩を見学、Uターンして引き返します。(下左)
西に源済橋、幅員3mと狭い。(上右) 左奥は笠置山1128m、中央の巨岩が天指岩。戻るとき、上に何かあり、道があるので行ってみました。それは祠で祀られた石仏は片膝を立てているので観音菩薩と思われます。(下左)
駐車場に帰り、トイレの北側から崖に行くと苗木城址への展望地がありました。(上右) 左端:苗木城址、中央上:城山大橋、中央下:新美恵橋、右端:横川山1620m、その左の雲の下:南沢山1564mです。45分の周回、リュック・ポールは不要でした。 |