岳行ノート
梵天山 1048m/岐阜県中津川市

2023年3月15日(水)


大岩に祀られた梵天大神の祠 


 先回の岳行は、馬籠峠から高土幾山へのピストン。所要時間が3時間程度で、もう一座近くの山を登ろうと出発前調べました。

 地形図で馬籠宿近辺の山を探しました。集落から1.5km西に梵天山を発見。登山道の破線が記されているので登れそうです。

 YAMAPでレポを確認しました。破線のコースを辿るピークハントを考えました。当日、高土幾山では、ランチなしで下山。


 馬籠峠から県道7号線で3.6km西の馬籠交差点へ走ります。途中、お食事処に寄りました。参考書は、「YAMAP」です。
駐車地
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大きい地図 
 ふれあい広場付近/路肩駐車地→林道終点→祠→▲梵天山→中継局跡→路肩駐車地

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)


馬籠峠発:午後1時35分 晴
駐車場:午後2時15分   晴
高低差:116m(580m→696m)
往:50分(山頂まで)
還:30分(小休止含)
所要時間:1時間20分

 馬籠峠から1km降ったお食事処樹梨(ジュリ)でランチします。栗こわめしが名物。

 季節の山菜付ざるそば定食を頂きました。『栗こわめし、味がいい』 絶品でした。


 馬籠交差点から300m西南の路肩スペースに駐車します。
(14:25)


 南西に70m歩くと山側に華やかな登山口。登って植林を歩くと…


 右に竹林があり、それが終わるとこの分岐点です。地形図の破線は左の笹薮へ。右の踏み跡へ行ってみます。
(14:30)


 大きめの池が右下に見えました。池沿いの木にテープがあり、調子よく追うと、どんどんルートから外れます。

これはいけない。尾根に行かなくては。すると派手なテープ群があり、今度はこれを追います。
右奥の岩場横を登ると尾根に乗りました。栗こわめしが、消化されてないので苦しい。


 林道終点に出合い、横断します。
(14:40)


 尾根には大岩が点在していました。避けて登り続けると…


 小ピークに出合い左折。右方からも道が来てますが、低山は色々な方向からルートが合流します。

次の大岩ピークに梵天大神を祀った祠です。
ここは頂上ではありません。数々のルートは、この祠を目指すようです。
(15:00)


 下に鳥居があり、参道を南へ歩きます。

 奥から参道を来ると未舗装の林道に合流しました。右折すると… (写真では左方)

 70m先に簡易トイレがあり、前を通り奥の樹林に入ります。尾根のテープを追うと…
 
梵天山山頂696m三等三角点「点名:馬籠」です。
雑木林の中で展望はありません。ピークハントしたら来た道を戻ります。
(15:15)


 簡易トイレの林道へ合流しました。その先に「火の用心 NHK」の標識。ここで林道を離れ、登山道を行きます。


 テープが広場へ案内。NHKTV中継局跡です。施設は撤去され跡形もありません。奥に進み…
(15:25)

テープを探しながら斜面の巨岩帯を迂回して降ります。
勾配が緩みルートファインディング開始。でもテープが、歩きやすいルートを教えてくれます。


 明確な登山道となり、左上に林道終点を見て下山道を行くと…


 山口村の境界杭。村が長野県だった頃の遺跡です。


 「火の用心 NHK」の看板がここにもあります。このルートは、アナログ放送時代の遺跡です。


 
石積みの遺構があります。畑があったのでしょうか。ルートファインディングに汗を流しました。
駐車場着(15:45)


東海岳行

  “WBC終わる”

 数々のエピソード、名場面を残し、WBCが終わっちゃいました。21日(火)の決勝から5日経ちましたが、テレビはいまだに特集を放送しています。私は、2/17(金)の侍ジャパン宮崎キャンプからテレビやネットのニュースを欠かさず見ました。

 大谷選手が帰国すると一挙手一投足が報道され、彼もパフォーマンスでそれに応え、すごく盛り上がりましたね。キャンプ初日から参加したダルビッシュ選手は、チームを一つにし、選手に自信を与え影のMVPです。さて私の記憶に残るエピソードは…

 左脇腹を痛め出場を辞退した鈴木誠也選手の背番号51のユニホームが、第一ラウンドの中国戦からベンチ内に飾られました。オーストラリア戦では、負傷箇所に「無敵」と書かれたハチマキが貼られ、ユーモアに笑えます。(上右)


 決勝戦の6回大谷選手がベンチからブルペンに向かう時、侍ジャパンのユニホームを着たロッチ中岡が映り込みました。(上右) イッテQのロケに来ていて、スタッフに日程の調整を頼み、自分ですっごいお金を払って席を取ったそうです。

 第一ラウンドは夜7時開始、決勝ラウンドは朝8時開始と無理のない観戦ができました。そして優勝が決まった瞬間、大谷選手は叫び、グラブと帽子をフィールドに投げたシーンは強烈でスポーツの歴史に残るでしょう。その時、ベンチにいた選手たちは…


『大谷のとこ行かなくっちゃ』

『オーマイガ』

『やばい、遅れる』

 大谷に駆け寄ろうと柵を乗り越える。彼らは片足を柵にかけて準備していたので即座に走り出す。しかし、足をかけていなかった吉田選手173cmは、大急ぎで足をかけ跨ぐ。(上左) あせってバランスを崩す。(上中) こけた。(上右)

 起き上がって大谷に向かって走り出す。(下左) 無事、歓喜の輪に遅ればせながら入ることができました。(下左) 14年ぶりに勝ち取った優勝トロフィーは、過去2回の優勝トロフィーと一緒に3/28まで東京・野球殿堂博物館で展示されています。(下右)


<ズボンをキャンキャンに上げて走る>

<3大会の優勝トロフィー>

 ティファニー製で2000万円、選手の指紋もガッツリついています。見学には、最高7時間待ち! 今後、12球団の本拠地で巡回展示されます。バンテリン・ドームへは、余熱のある4月中に来て欲しい。最強の相手がいたから最高の試合が生まれました。

 ところで次回の監督は? 栗林監督は、『契約は1回切れるべきでユニホームを脱ぎます』じゃあ、誰がやる? 監督は続けて『ただ、僕がやらなければならないことがあるなら、何でもやるということです』と語りました。目からうろこが3枚落ちた。


 <侍Jの帰国便を追う/フライトレーダー> 
2023.03.26(日)22:00