岳行ノート
堂満岳 1057m/滋賀県大津市 

2023年4月27日(木)


シャクナゲと
琵琶湖の景観


 GWが近づきシャクナゲ山行を考えました。滋賀県の堂満岳は、比良山系有数のシャクナゲ自生地があり、開花時期は賑わうようです。

 チェックするとレポが、例年より早い開花と知らせています。私のメモでは、2015年・2019年が裏年でした。4年サイクルなら2023年!

 そんな報告は見てないので期待して出かけましょう。教科書は、山と渓谷社刊「新・分県登山ガイド/滋賀県の山」です。


 琵琶湖大橋有料道路を西へ渡り、湖西道路真野IC口から北上。r322に下りて750m北西に走ります。イン谷口バス停から…
駐車場
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大きい地図
駐車場→「レスキューポイント堂満3」→▲堂満岳→▲前山駐車場



■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)




※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点


江南発:午前6時10分 晴/9℃
駐車場:午前8時40分 晴/14℃
高低差:827m(230m→1057m)
往:3時間20分(山頂広場まで小休止含)
還:3時間35分(ランチタイム除く)
所要時間:6時間55分


 比良川上流へ向かい、新緑の駐車場へ置車。木の下は、鳥糞のリスクが大きい。左道でイン谷口へ戻ります。
(9:05)

 道標「比良駅→」でコンクリ橋を渡り、250m南のこの分岐から「ノタノホリ・堂満岳→」へ歩きます。

 別荘地を抜け、この外れが登山口。左のピンクテープから登山道へ入りました。
(9:30)


 斜面を登ると谷道になります。ワイルドですが、迷うことはありません。急登すると平坦になり…

比良系最大の池、ノタノホリ(標高450m)に出合います。
モリアオガエルの鳴き声、、、産卵近し。
「沼田の掘」ヌタノホリからノタノホリになったようです。(10:05)


 山腹道からこんなワイルドな谷道を辿ります。谷からジグザグして主尾根に。
(10:45)

 明るい尾根に「レスキューポイント堂満3」 ヘリの救助地点です。
(11:35)

 おっイワカガミ群生、間に合いました。


 谷を離れ尾根に乗ると植林から爽やかな広葉樹林です。
(12:00)


 「RP堂満3」を過ぎた辺りからしなびたシャクナゲを見ました。遅かったかと思ったら850mで見事な花盛り。


 登頂前にロープも出る急登。そしてシャクナゲ道を登ると狭い堂満岳山頂1057mです。ランチします。
(12:25)~(12:45)

東に琵琶湖の眺望。
中央左、手前の西岸に丸い内湖、向こうの東岸には沖島が浮かびます。


 山頂西のシャクナゲ切開きから下山。15分で沢山のマークが付く注意点です。左直進でなく、右へ降ります。


 イワウチワも見ることができました。山頂から180m高度を下げ…


 金糞峠です。どうして糞なのか? ここから前山まで120mの登り返しです。
(13:45)
実は、下山を金糞峠から直接駐車場に降る谷ルートにしようか悩みました。
峠に古い看板で、「落石・土砂崩れで危険、別ルートへ迂回ください」 御意、前山経由で下山。

こちらの尾根道はシャクナゲ尾根と呼ばれます。
他にベニドウダン・サラサドウダン・シロヤシオ等が咲き誇り、花の名山です。
しかしシャクナゲの花が少なく、今年は裏年かもしれません。


 以前、コンクリ製の展望台があった前山999m。整地され、苗木が植えられています。30m北に降ると…
(14:35)


 広い北比良峠。2004年3月43年間の歴史を閉じた比良ロープウェイ駅跡です。奥のダケ道降り口から数分…
(14:40)


 崩壊地の迂回路で右を取ります。ダケ道は、このように大石がゴロゴロあり歩き難い。でもこちらにも…

シャクナゲが咲き楽しいのです。裏年じゃないのか?
表年を知らないので決めかねます。


 急斜面になるとジグザグ道です。カモシカ台の小広い休憩地で一本立てます。
(15:35)

 比良川を丸太橋で渡渉すれば大山口です。そこから川沿いの林道になり、緊張を解きました。
(16:05)

 駐車場に着くと…車に付いた鳥糞をお土産におうちへ帰ります。
(16:20)


東海岳行

  “カフェイン依存”

 遠方の山行は、早起きするので睡眠時間が5~6時間になります。そして下山後、我が家まで車を3時間くらい運転しなければなりません。そのため眠気防止にリポビタンDコンビニ・コーヒーを飲みカフェインを取り込みます。

 それでも眠気を感じたらすぐSAや道の駅に寄り、20~30分仮眠すればパッチリ。ただ困るのは、高速で眠気を感じても、SAまで数十分ある時です。数秒でも意識を失えばとんでもないこと。すると最近、カフェイン量の多い缶コーヒーが発売されました。


 サントリーBOSSカフェイン/ホワイトカフェ(上左側)と味違いのキャラメルカフェ(右側)。内容量245g中、カフェインは200mg含まれています。お茶・紅茶・コーラ等にもカフェインはあり、1缶50mg程度です。リポDは、1瓶100ml中50mgでした。

 コンビニコーヒー(7-11R)は、1杯94mg。(上右) モンスターエナジー355mlなら142mgです。しかし、カフェインを一気に多く摂るとめまい・動悸・吐き気など具合が悪くなります。カナダでは、成人は最大400mg/日の目安です。


 BOSSカフェイン2本が限界。3/末に税込140円で発売されました。発売当初は市場になかったのですが、ファミマで見つけてからはいつでも手に入れられます。カフェオレより甘味・ミルク・香りは少な目でスッキリ味です。でもブラックが好き。

 今は、下山したらBOSSカフェインを飲んでから車を運転します。3回試しましたが、幸い眠気は一度も起きてません。伊藤園から炭酸コーヒーガッサータが5/8に発売され飲んでみました。(上) 炭酸の必然性を感じません。


 ちょっと引っかかる所があり、調べると…2006.05.29「岳行ノート/夏焼山」ネスカフェ「スパークリング・カフェ」という炭酸カフェを紹介しています。13年前、やはり私の口には合わないようでした。
2023.05.14(日)22:30