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2023年5月21日(日) 大正の城址碑 |
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福井県の山は、我が家から2時間程度のアプローチ。自然豊かで魅力的です。しばしば山行するので、北陸3県ではダントツです。 10年前に購入した分県登山ガイドがバイブルですが、未踏の山が残り少なくなりました。マイナーチェンジした同本に新掲載の山を発見。 その山は、続日本百名城の遺構と鉱山跡の低山、その名も御嶽山。国吉城ルートで登り、宮代(彌美神社)ルートで下山します。 舞鶴若狭自動車道若狭美浜ICを下り、R27で西進。最初の信号を左折、東に400m走り… 教科書は、山と渓谷社刊「分県登山ガイド/福井県の山/御嶽山」です。参考書は、YAMAPのお世話になりました。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
国吉城址 駐車場 ↓ 登山口 ↓ ▲城山 ↓ ▲御嶽山 ↓ 彌美神社 (たたみ君) ↓ 国吉城址 駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 □は鉱山残骸 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号) |
江南発:午前7時25分 晴/22℃ 駐車場:午前9時25分 晴/26℃ 高低差:528m(20m→548m) |
往:2時間20分(山頂広場まで小休止含) 還:1時間45分(ランチタイム除く) 所要時間:4時間05分 |
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国吉城歴史資料館西の駐車場に置車します。城址を目指す車は、大阪・京都・富山・石川・三河ナンバー。 (9:35) |
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資料館の西裏が、登山口です。パンフを頂きました。疑似木階段を登り、電柵を開閉、急斜面を蛇行します。 |
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国吉城は、1556年に築城、1570年信長が、3万の軍勢、藤吉郎・家康・光秀と越前朝倉攻めに入城しました。 (10:05) |
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↑曲輪跡南の堀切を越え、一段高い所に本丸跡。城山197m四等三角点(左下)です。 北に若狭湾が望め… (10:15) |
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西には右奥:久須夜ヶ岳619m、右上端:若狭湾、左奥:雲谷山787mです。 中央右に美浜町を抜ける舞鶴若狭自動車道。本丸南の大堀切に降り… |
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御嶽山に延びる尾根の一本道を辿ります。大堀切から20分、突然電柱出現。 |
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左から来た林道に合流しました。カタクリの葉が散見されます。(10:50) |
福井テレビとNHKのアンテナ。林道も電柱もこの施設のためでした。(11:10) |
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広い道を100m進むと木に赤銀テープ。右に入ると15mで三等三角点「麻生」405mです。 (11:20) |
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広い道に戻り、少し進むと分岐。古い道標「御嶽山頂へ約40分」から林道に分かれ、右の尾根道を登ります。 (11:25) |
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「佐柿」のプレートを過ぎ、490m辺りから鉱山の残骸がアレコレ現れます。ワイヤロープ・パイプ・ドラム缶・鉄車輪・レールを見ました。採掘崖に行く林道が、地形図に記されています。 かって御嶽山東の山腹に若狭珪石鉱山があり、大正15年~昭和62年に採鉱が行われました。閉山は、36年前のことです。珪石(石英)は、セメントを造るとき石灰岩と混ぜます。 |
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飛び出た蟹の目岩にレールも飛び出す。枝にパウチした「宮下口」 杉林を降ると5分程で2つの祠に着きます。麓の彌美神社奥宮で知っていたら探索しました。 |
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御嶽山山頂548mです。広葉樹の広い台地で崖縁に展望地。そこでランチしましょう。 (11:50)~(12:40) |
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北北東に若狭湾、美浜町市街の下に若狭美浜IC。 奥は敦賀半島、美しい山容は西方ヶ岳764mです。 |
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山頂の南東側に大きなヌタ場があり、1万匹(多分)のオタマジャクシ。これ一部です。 |
下山は、麓の神社へ。マークはなく、山頂南西に樹木の隙間があり、降りられそうです。 |
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植林の急斜面で古いテープ発見。テープを見失ったり探したり、GPSで確認しながら下降しました。 |
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ふわっとした尾根で踏み跡を見つけ、分かりやすい尾根になり「宮代→」の札。これで緊張が解けます。 (13:15) |
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谷道から、このコンクリ橋で登山道は終わりました。左沢に無数の蠅がたかるゴミ袋? 若い猿の亡骸でした。 (13:40) |
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林道を進むと防獣扉。右の緑網を潜り、押さえの切竹を幕の裾にきちんと置き直しました。左が神社で… (13:55) |
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真新しい彌美神社(ミミ)。鎮座1300年を記念して1億7500万円の事業費で 2019年春~2021年4月、造営工事・環境整備を行いました。 |
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鳥居西の電柱でたたみ君が待ちわびています。ヘルメットかぶってるからバッチリ。でも16インチタイヤはスピードが出ません。 (14:00) |
農道は、起伏がなくありがたい。正面に城山が見えて来ました。3kmを15分走り、駐車場着。往きは楽、還りは緊張の山行でした。 (14:25) |
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東海岳行 |
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“肉と米” | |||||||||
飲食店は、ジャンルや営業形態が次々と変わり楽しい業種です。ケンタッキーやマクドナルドの出現は驚き、回転すしやドライブスルーの形態は斬新でした。飲食店ではホール係の人件費は重く、スガキヤはセルフ方式で改善。 丸亀製麺のセルフコンベアー式は感心します。お客さんの列がどんどん進むのが素晴らしい。テレビで紹介された「感動の肉と米」は、江南市に店舗が無く知らなかったのですが、ステーキセットが1000円で頂けます。岩倉店へ行ってみましょう。 いつも行列だと聞き、平日の遅めに行くと並んでいません。入店するとすぐ券売機があります。(上左) 並ぶスペースは無く外で並ばざるを得ないわけです。「やわらかヘルシー/ハラミステーキセット(180g)」に決定。支払いは、現金のみ。 購入と同時にオーダーが厨房に届くようです。その反対に置かれたおしぼり・紙エプロンを準備。焼かれている肉は、ガラス越しに見られます。(下中) たちどころに岩盤に乗るステーキを受け取り、箸・ナイフ・フォークをお盆に乗せました。 店内で精米されたご飯ですが、マシンで大・中・小と量を選択。(上左) お茶・水もマシンで入れます。(上右) 味噌汁やご飯のお供(キムチ・塩辛・玉子1個)などを取り準備完了。(下左) ソースや調味料はテーブルに置かれています。 お肉は和牛レベルを求めるのは酷ですが、意外と噛み応えがありました。レギュラー180gは、ひよこさんも私も若干物足りないので次回は400円プラスして270gにしてみます。お肉と玉子以外は、食べ放題でご飯はとても美味しい。 しかし、これで1000円はコスパ抜群。お店はあみやき亭グループ、お肉の仕入れがお値打ちなんでしょうね。丸亀製麺のコンベアー式をアレンジしたような形態です。知恵のある人はいるものです。 |