岳行ノート
三国山撤退 876m/福井県美浜町 

2023年6月18日(日)


谷の大栃



 高島トレイル赤坂山~三国山は、ピストンや縦走で辿りました。いずれも滋賀県側を起点・終点にしています。

 最近、福井県側から周回できることを知りました。美浜町折戸谷登山口から赤坂山へ古道が通じています。

 周回は、三国山から巡視路で降れるようです。しかし、レポはなく参考書のGPS軌跡は小さく詳細不明。確かめるため登りで辿りましょう。


 鶴若狭自動車道若狭美浜ICを下り、西の河原市交差点からr213で10km南進。渓流の里で左折して1車線の舗装林道を東へ走ります。

 参考書に「若狭の山へようこそ」さんのお世話になりました。
駐車場
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大きい地図
折戸山登山口北の駐車地

巡視路口

<上の地形図> (R1)・L1・(R2)・L2L3

<鉄塔は仮の番号です> R3

L3・L2・L1

折戸山登山口北の駐車地

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点
■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)


江南発:午前07時30分 曇り/25℃
駐車場:午前10時00分 晴/23℃
高低差:490m(320m→810m)
往:2時間30分(R3まで小休止含、ロスタイム除く)
還:1時間45分(ランチタイム除く)
所要時間:4時間15分
 舗装林道を約4km東へ走れば、「赤坂山の折戸登山口」。近くに仮設トイレと10台の駐車地がありますが、既に満車です。
 登山口から100m先のスペースに置車。北北東へ林道を1.6km歩きます。
(10:15)


 未舗装道を25分歩くと林道分岐。右へ登るのが正解です。好奇心で左へ行くと3台の廃棄された車が悲しい。


 ミツバチの巣箱が並ぶ広場に着きました。広場南東に巡視路入口のプラ階段。番号札や道標はありません。
(10:50)


 階段を登ると直ぐ谷です。早くも巨木が立ち並ぶ。右斜面に移り、踏み跡を辿ります。

ふた抱えもありそうな栃の木。両岸で見合って貫禄あります。


 谷が終わると番号札分岐。試しに右奥のプラ階段を登るとR1鉄塔です。テープはあるけど藪ばかりで道がない。
(11:05)~(11:20)/15分ロス


 ↑番号札分岐は左が正解です。進むと鉄橋が大変です。つぶれた橋をそーっと渡ります。


 斜面上にL1鉄塔。南西に左奥:2週前に登った石庭嶽780m、足の中:大御影山950mです。
(11:40)

L1鉄塔から尾根をジグザグ。今日は、コアジサイの応援花だけです。
30分ほどで↓Y字分岐ですが、直進の良い道に騙されR2鉄塔に行きました。


  30分ほどで↓Y字分岐があります。直進を少し行くとこの良い道に騙されR2鉄塔に行きました。


 鉄塔周囲にテープがあるのでを探しますが藪で道はない。このY字分岐に戻り、正解の登り道へ。
(12:10)~(12:45)/35分ロス


 5分登れば、L3鉄塔。北の葦谷山866m~南西の石庭嶽780mへの眺望があります。(L1とほぼ同じ)
(12:55))


 稜線まで急登ですが、プラ階段が整備されありがたい。
稜線のL3鉄塔に出ると涼しい風で生き返ります。

稜線には12時迄に着きたかったのですが、13時杉では三国山・赤坂山周回は無理です。
中央奥、東に高島トレイル芦原岳842m。右端のR3鉄塔まで行きましょう。
(13:10)


 稜線の道は、しっかり踏み跡がありますが樹木は少ない。日差しにたまらず日傘をさします。


 奥のL3/790mから5分でR3/810m到着。三国山まで、まだ直線800m・標高差60mあります。戻りましょう。
(13:25)

左のL3鉄塔右は葦谷山866m、中央右奥、北の敦賀市街が覗いています。


 出発前にエネルギー補給ゼリーを食べたので腹が中々空かない。ブナの日陰でランチします。
(13:50)~(14:05)


 谷の大栃まで戻りました。収穫は、巡視路ルートが明確になったことです。L1・L2・L3を辿るのが正解でした。
巡視路口(14:55)


 このコースは暑いと稜線歩きの日差しが厳しい。涼しくなったら、左回りで周回してみたい。
駐車地着(15:25)


東海岳行

  “珍百景登録”

 今年2月19日日曜日の夜、お茶の間で「ナニコレ珍百景」を見てたらたまげました。「岐阜のグランドキャニオン」が紹介されたのです。川辺町の遠見山「見晴らし岩」から飛騨川を眺めた絶景で新聞でも紹介されていますし…私も見ました。

 実は、私も今まで登山で見た珍百景をいくつも応募しています。「四角い滝」「農作業するカカシたち」「お尻岩」「富士山の川」「山頂から見える巨大な蛇」etc.。全部不採用、そこで久しぶりに応募する気になりました。すぐ、番組のHPを開けます。


 メールアドレス等の個人情報、「珍百景の内容・その住所・見られる条件」を入力。画像を2枚添付し、テレビ朝日に送信。2週間もしないうちにテレ朝からケイタイが入りました。応募内容についてスタッフの若い女子に質問をされます。

 近々、会議で推薦しOKならzoomで打合せしたいとのこと。噴水のように噴き上がる喜び。数日後、若い女子からケイタイに『すみません、今回は不採用です』 オーマイガー! また平凡な日常生活へ戻ります。


 応募してから2か月経った4月中旬、テレ朝から連絡が入り、『採用されました。ただ実際に放送されるかどうかは、確定後連絡します』 そして週末『次の日曜日の放送です』 ありがたや。家族知人にメールしました。『見てくれ』

 無事放送が終わり、2日後に賞金の振込先を尋ねられました。番組では、『珍百景に登録!』と判定がありますが、放送されれば賞金は頂けるのです。放送後1か月ほどで無事3万円振込まれました。これでひよこさんと和牛ステーキを味わいましょう。


 さて私の出演依頼はなく、テロップに出る氏名の表記方法だけ相談がありました。珍百景に登録か否か…番組では原田泰造さん・中山秀征さん・朝日奈央さんが、ボタンを押してくれ嬉しくも登録されました。<中津川市の紅岩>
2023.06.25(日)23:20