岳行ノート
          とうごく
 東谷山2 198m/愛知県名古屋市 

2023年10月17日(火)


志段味大塚古墳越しに東谷山



 名古屋市最高峰東谷山の登山は、17年前の「名古屋市七低山一日駆け」以来です。辺りには、山に里に多くの古墳が点在します。

 2014年、国の史跡に指定された古墳が、全7基となりました。2019年4月には、「体感!しだみ古墳群ミュージアム」がオープン。

 古墳巡りも兼ね東谷山登山をします。登山は短時間です。そこで2回登頂しますが、主な登山道を辿ってみます。


 東名高速道路春日井ICで下り、R155で庄内川を渡りフルーツパークへ。教考書は、メイツ出版「車ででかける愛知子どもハイキング」です。
駐車場
ドラッグスクロールで移動

大きい地図

フルーツパーク
第1駐車場

①散策路入口から

東谷山

②東の表参道入口へ

③▲東谷山(ランチ)へ

④南の参道入口へ

⑤第2駐車場から

⑥南社古墳へ

⑦散策路入口へ

フルーツパーク
第1駐車場



※赤線はGPS軌跡
●は主な分岐点


江南発:午前09時10分  晴れ/20℃
駐車場:午前10時40分  晴れ/24℃
高低差:148m(50m→198m)
往:1時間25分(山頂散策含む、小休止含)
還:1時間05分(ランチタイム除く)
所要時間:2時間30分


 1980年開園した東谷山フルーツパークは、20年ぶりです。月曜日休園なので火曜日に来園しました。


 神池に接するフルーツパーク第1駐車場に停めます。奥の建物はトイレ。北へ車道を横断して…
(10::50)


 木造りの東谷山散策路板が入口です。すぐ丸太階段になり、山頂まで続きます。最初のコブにある…


 石組みは、東谷山27号古墳横穴式石室です。山には、横穴式石室の古墳が、50基も築かれました。
(10:55)

東谷山南のコブ150mには、国指定史跡・志段味古墳群南社古墳(ミナミヤシロ)。
4世紀中頃の築造で径30mの円墳です、写真中央左は、この地方最古級の円筒埴輪。
墳丘上に小祠が見えます。
(11:05)


 古墳横に立入禁止区域。頭上のコガタスズメバチの巣は、自然環境保全地域なので駆除できません。


 山中は自然豊か、リス・ムササビ・野ウサギ・タヌキ等が暮らしています。鞍部から登り返すと…


 中社古墳(ナカヤシロ)、全長63.5mの前方後円墳。4世紀中頃の築造で庄内川流域の首長の墓と考えられます。
(11:25)

 山には賑やかな声、小さい人たちが登頂して楽しいランチしてます。春日井市の幼稚園児です。

 右は東谷山山頂の尾張戸神社古墳(オワリベノカミノヤシロ)です。まず左の展望台に登ります。
(11:30)

3階建の木造展望台からは、西に蛇行する庄内川、手前は新東谷橋
左奥が養老山地、右奥が伊吹山1377mです。そして山頂を一周します。


 山頂198m二等三角点は、白壁に囲まれた社の中です。一旦、表参道で東へ降り、また山頂へ戻ります。
(11:50)

散策路は丸太階段でしたが、表参道は石段道。400段以上はありそうです。


 民家の隣に建つ表参道の鳥居に着きました。Uターンして山頂へ石段を登ります。
(12:00)


 山頂でランチ、東の展望台からギリの猿投山629m。おっと3号墳のテーブルストーンを見逃しました。
(12:15)~(12:35)


 表参道の石段が東に曲折した所に「東谷山フルーツパーク→」の標識。右折して南参道で下山します。
(12:40)


 こちらは階段のサポートはなく、普通の登山道です。


 林道降り、その先が南参道登山口の駐車場。車道を右折して、歩道を500m歩き第1駐車場へ戻ります。
(12:55)


 更にフルーツパーク第2駐車場へ歩くと手前に登山口。登って南社古墳中社古墳の鞍部を横切ると…
(13:10)

下山で40分前に通った埴輪の佇む南参道に当たります。
これで東谷山の主要登山道を歩きました。南社・中社古墳の鞍部手前まで戻り…
(13:20)


 丸太階段の東谷山散策路で下山。登山後にしだみ古墳群を巡ってみます。
第1駐車場着(13:40)


東海岳行

  “しだみ古墳群”

 名古屋市守山区志段味地区には、4世紀~7世紀に築造された約70基の古墳が残ります。その「志段味古墳群」で7基が、国の史跡に指定されました。東谷山
「尾張戸神社古墳」「中社古墳」「南社古墳」は、東谷山登山で訪問しました。

 登山後、まずフルーツパーク西1kmの
「勝手塚古墳」(下左)に行きます。6世紀初めの帆立貝式古墳で長さ53m。墳頂部に勝手社が建ちます。この南東200mのしだみ古墳群ミュージアム(下右/無料)に訪れウォーキングマップを頂きました。

   

 (下左)が、マップを地形図に落とし込んだものです。入館して2階のブリッジから整備された大規模な古墳群に出ます。(下右)、大小8基を散策路で巡ると、四角古墳や道路で半分欠けた残念な古墳など見て時間旅行しました。


 施設最大の
「志段味大塚古墳」は当時の姿に復元され、沢山の埴輪が並び墳頂部に木棺が置かれていました。(下左) 今日の狙い東谷山を背景にして撮影。(TOP写真) しかし、施設がこれほど大規模なものとは驚きました。

 車で白鳥塚古墳駐車場に走ります。入口を間違え、古墳を一周してしまい15分のロスタイム。
「白鳥塚古墳」は1700年前、志段味古墳群で最初に造られた始まりの古墳です。前方後円墳で長さ115m、周囲に濠がめぐり大きく立派な古墳です。

   

 最後は。国道155号線沿いにギリギリ残された
「東谷山白鳥古墳」です。(下左) 円墳で完全な形の横穴式石室が見られるのは貴重。入口のドアから覗くと、中はライトで照らされ石積が良く見え、見入ってしまいます。(下右) 

 ちょうどボランティア・ガイドの方が、見物客を案内されて来られました。近くで聞いているとやはり興味のある話やエピソードが語られ一緒に付いていきたくなります。いや~面白かった。

   

2023.10.22(日)22:20