岳行ノート
          おだにやま
 小谷山3 495m/滋賀県長浜市 

2023年11月21日(火)


はい、きれい!



 千日回峰行は、比叡山延暦寺相応和尚が、開創(858年)しました。和尚の故郷、長浜市北野町では、一日回峰行が行われます。

 千日ならぬ一日で地元の小谷の峰8.5kmを巡るコースです。30回以上続くイベントで、麓の五先賢の館が発着点になります。

 イベントを知った時、地形図を見ても破線のないマイナールートでした。(現在はあります) 紅葉見頃で、楽しい山行になりそうです。


 北陸道長浜ICで下り、8km北上して西池東の五先賢の館へ。館は、地元が生んだ五人の賢人を表彰するため建てられた資料館です。

 教考書に、「放浪ジャーナル」さんのお世話になりました。
駐車場
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大きい地図
五先賢の館・駐車場→登山口→▲小谷山→東尾根登山口→五先賢の館・駐車場

※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点


江南発:午前7時25分  晴れ/5℃
駐車場:午前8時50分  晴れ/8℃
高低差:375m(120m→495m)
往:2時間30分(山頂まで小休止含)
還:2時間35分(ランチタイム除く)
所要時間:5時間05分


 五先賢の館・駐車場に停めさせて頂きました。北へ進み、川沿いに右岸を歩きます。700mほど来たら…
(9:05)


 左折して簡易舗装道を西へ行くと突き当りに墓地。手前の防獣扉を開閉すれば「立志坂→」登山口です。
(9:20)


 坂を登り、次の「克己坂→」を行けば、尾根出合。枝にクマよけの鐘、『ムッ!』 クマ鈴2ケ付けました。
(9:35)


 林道に出合うとクマよけ鐘と分岐標。右が「小谷城」、左の「本宮の岩屋」が最初の目的地で左折します。
(10:05)

 長い丸太階段を降り右折。バリルートの山腹道を辿ると「本宮の岩屋」です。巨岩に30cmの狭い割れ目。

 奥に6畳の平面と風穴があります。挟まると困るので挑戦しません。年2回の神事が行われます。
(10:15)


 分岐標まで15分で戻り、緩く尾根を登ると「浄心平→」の広い平坦地。
(10:40)

『はい、きれい!』 尾根は美景が続き、上を見る頬が空いたまま。


 城跡の山ならではの堀切を通過。この後、更に2ヶ所連続で尾根が掘り切られました。
(10:50) 


 月所丸で立派な土塁に当たり、左折すると本丸分岐の辻。右へ折れ、長い階段を上ります。
(11:10)

丸太階段を登りきり「岩尾」標柱から岩場に出ると大展望です。
左:伊吹山1377m、右奥:霊仙山1094m、中央:西池、手前の尾根右端:小谷城址
(11:25)


 西へ登れば、小谷山山頂495m三等三角点。この北側が…
(11:40)

 華やかな大嶽城跡(オオヅク)です。(1523年築城) 西端の切開きから、西展望があります。

 「岩尾」に戻り、ランチしました。
(11:50)~(12:10)


 本丸分岐の辻まで降り、南へ。城址の遺構が、六坊(寺跡)・山王丸と続き、次がこの大石垣分岐です。
(12:35)


 小丸・中丸、そしてこの本丸(奥の石垣上)・大広間(85m×35m)。団地が出来そうなくらい広大です。
(12:50)

次の桜馬場には、浅井氏供養塔。案内板「展望所1~2分→」があるので行ってみましょう。


 平坦地の先端が展望所。眺望案内図(南方・西方)があります。中央:琵琶湖竹生島、右:山本山324m。
(13:00)


 4コマ前の大石垣分岐に戻り、東へ。 城跡で最も壮大な高さ5mの大石垣です。「展望岩15分→」に。

補助ロープと階段で降ると強烈な岩場に出ました。ロープが道案内を兼ねています。
よくぞルートを開発したものです。展望岩から北東、中央奥すぐ左の峰:天吉寺山918m。


 岩場を過ぎたら難路はありません。

 右下に舗装路が見えました。林道に降りると「止山入山禁」札。下山者した場合、ここで初めて札を見ます。
(14:20)

 地元の方に尋ねると、『松茸は猪や鹿が食べるから今はない』そうです? 全山、網柵で囲まれていました。
駐車場着(14:40)


東海岳行

  “日本のグランド・キャニオン(大谷)”

 2019年、東京ドームMLB日本開幕戦が、イチロー選手の現役最後の試合でした。引退会見で大谷翔平選手について語ったことが興味深い。『彼は世界一の選手にならなければいけない。サイヤング賞とホームラン王を取ったら…』

 『そんなことはできない。でも、翔平はその想像をさせるじゃないですか。ピッチャーで20勝をして翌年はホームラン50本打ってMVPを取ったらこれは化け物ですよね。でもそれは想像できなくはない』

     

 翔平さんは、2018年10月にトミー・ジョン手術を行いました。完全に復活して2021年二刀流でMLBを席巻しMVPを受賞しました。そして今シーズン後、再び肘にメスを入れましたが、2回目のMVPを受賞。イチロー選手の予言とおり化け物。

 今年も「一日の始まりは翔平さんから」 翔平さんのホームラン、投手として三振を取れば、元気づけられ楽しめました。現在、「猫も杓子も大谷・大谷」、私もネットニュースをあさって「大谷」の文字をクリックしますが、絶対スクープはない。

   

 FAで強い球団に行けば、申告敬遠は減り、打点が増えるでしょう。来年は打者専念で三冠王のチャンス。ところで 11/3、名古屋駅のエスカ地下街翔平さんの特設ショップが登場しました。(上左) 期間限定(~’24年1月末)です。

 昨年のノーヒットノーランをやりかけた試合の血痕付ボールは非売品ですが、見てみたい。(上右) 直筆サイン入りミニ・ヘルメットは165万円。もはや投資レベル。11/26~ホームラン王のグッズ、12/下はMVPグッズが発売予定。

 
\39,600
 
¥55,000
 
¥6,600
 
¥5,900

 バブルヘッドの人形が一番欲しいアイテムですが、55000円はムリ。キーホルダーが6600円って…円安どんだけ! 2500円くらいの商品があるようです。でも毎日開店前から行列ができていて、いまだに行けてません。

 グッズ買っても来年移籍したらユニフォーム変わるので気持ちを切り替えなければなりません。いずれにしても翔平さんMLBでは珍しく、髭はないし髪型も普通です。その爽やかさのままで移籍して三冠王取って下さい。

2023.11.19(日)23:35