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2023年12月13日(水) 菅山寺のケヤキ巨木(右が倒壊) |
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15年前の2008年5月に呉枯ノ峰~菅山寺を周回。古刹の建物は、全て江戸時代のもので境内散策は時間をかけて巡りました。 今回は、下山に田上山の城跡を辿るコースです。2017年9月3日に山門にあるケヤキ巨樹1本が、腐朽に耐え切れず倒壊しました。 菅原道真公のお手植えで樹齢1300年の老木です。2本のうちもう1本は大丈夫ですが、万一のことがあるので再訪しなければなりません。 北陸道木之本ICで下り、北東1.2kmの意冨布良神社(オホフラ)東斜面の参道路肩へ… 教科書は、長浜市HP「菅山寺コースマップ」です。 |
駐車地 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
参道駐車地 ↓ 登山口 ↓ ▲呉枯ノ峰 ↓ 菅山寺 ↓ ▲田上山 ↓ 参道駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 |
江南発:午前7時00分 晴れ/8℃ 駐車場:午前8時30分 晴れ/8℃ 高低差:402m(130m→532m) |
往:2時間50分(菅山寺まで小休止含) 還:2時間50分(ランチタイム除く) 所要時間:5時間40分 |
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参道(林道?)の右カーブに88ヶ所巡りの石仏や石灯籠が配されています。そこの路肩に置車して東へ降りました。 (8:40) |
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伊香高校のグランド沿いに進み、ドコモの施設(右)まで歩きます。その横の坂道を登ると… |
「呉枯ノ峰登山口」の標札を発見。右の細い幹の紫テープを追います。(8:55) |
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ジグザグの尾根に溝の道が続きます。 |
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四等三角点「千田」393m (9:40) |
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標柱の建つP482m。その下に消えかかっていますが、「三ツ頭」の文字? (10:05) |
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呉枯ノ峰532m、一等三角点はでっかい。ここまで3つのピークを越えましたが、落葉の枝越し展望しかありません。 (10:30) |
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変則四差路の休憩地でようやく素晴らしい眺望を得ました。絵地図に菅山寺境内が詳しく書かれカメラに撮影。 (11:00) |
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南西展望、中央左:山本山324mから尾根続きで右:湖北丸山360m。 左奥に光る琵琶湖、平地は木之本町です。「菅山寺0.6km→」へ降ります。 |
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数分で「朱雀池」分岐。結果論ですが、池へ周回した方が容易そう。「本堂」へ向かいました。 |
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一番奥に朽ちゆく庫裡。菅山寺は、奈良時代764年の開山です。明治に無住寺になり、保勝会が保存に当たっています。(11:15) |
1582年の大地震で本堂は大破、1692年に再建されました。屋根のトタンがはがれ、風にバタバタしています。 |
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学問の神様菅原道真公は、幼少期にこの寺で勉学に励みました。 44歳で植えたケヤキは巨樹になり、1300年後とうとう倒壊。寂寞の境内… (標識:幹周/6.2mと5.8m、樹高/15mと20m) |
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朱雀池は大きい。右は弁財天堂、更に右に… (11:45) |
痛みのひどい近江天満宮が建ち、隣の大岩が竜頭岩です。 |
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朱雀池から西へ歩き、谷を登ります。この杉の巨木から右尾根に移り、4コマ前の「朱雀池」分岐に合流。 (12:10) 6コマ前の休憩地ベンチでランチしました。(12:15)~(12:40) |
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往きの道を戻ると「呉枯ノ峰」分岐。往きの道に別れ、「田上山城跡」へ右折します。 (13:05) |
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下山の道も明解。やがて「横矢桝形」から砦跡(城跡)が始まります。 |
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田上山323m。1583年の賤ヶ岳合戦の城郭遺構で、南北500m・東西250mの規模です。 (13:50) |
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土塁に囲まれた南郭。奥の高台は主郭で、秀吉が軍議をした所です。 |
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忠魂碑に出て、88ヶ所巡りの石仏に見送られ、西へ降ります。参道に出ると… |
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眼下に意冨布良神社(オホフラ)。飛鳥時代創建で、紅葉ライトアップの隠れスポットです。この先が駐車地。 (14:20) |
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帰路、木之本地蔵院南にある有名なつるやパンに寄りました。前から興味を持っていたサラダパン180円を購入します。 |
コッペパンにマヨネーズとたくわんを挟む、60年のロングセラー。ご当地B級グルメを食べることができ嬉しい~。想像以上に美味しい。 |
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東海岳行 |
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“奥の洲への道” | ||||||||
12月になり琵琶湖が少雨のため水位がマイナス71cmに低下しました。長浜市の小島「奥の洲」が陸続きとなり、フランスの「モンサンミッシェル」のようだとニュースが知らせています。多くの人が訪れ、私も呉枯ノ峰登山後に行きました。 湖北町「道の駅湖北みずどりステーション」へ走り、そこから南2kmの水鳥公園駐車場へ行くと50台ほどがギッチリです。(下左/15:10)) 次から次へと出入りするので駐車は、すぐ出来ました。県道を横断し、水門右の階段を降ります。(下右) 草藪にキッチリ踏み跡がありますが泥濘箇所があり、皆さん苦労していました。(下左) お洒落な靴に泥をふんだんに付ければ、「奥の洲」が見えてきます。(下) 島は普段、沖合200mに浮かぶ無人島です。 湖岸は水鳥公園のセンター・観察小屋・東屋があり、コハクチョウをはじめ多くの水鳥が飛来します。陸続きの道は、砂地で貝殻や流木が転がる。風が強く、波が打ち寄せています。「奥の洲」の左は、竹生島です。 「奥の洲」の入口まで行きましたが、水鳥の生活圏に入るのは控え、ここまでとしました。(下左/15:25)) Uターンして戻ると、水門の奥に伊吹山がそびえています。(下右) 駐車場は、まだまだ車の出入りで賑わっています。(15:30) |