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2023年12月26日(火) 城山の山頂展望 |
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干支の丑(うし)年は、コロナ禍の2021年でした。丑と牛の違いは? 干支の方角・時刻の漢字「丑」に動物の「牛」をあてたということです。 丑年の時、岡崎の牛乗山(ウシノリ)を知りました。賑やかだったでしょう。2024年は辰年、動物は竜なので竜や龍の付く山は注目を浴びそう。 ということでスポットライトから外れた牛乗山を登山します。近くの城山とW登山し、途中の東海道・藤川宿にも寄り道しましょう。 東名高速岡崎ICで下り、国道.1号線を南東へ5km走ると… |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
道の駅「藤川宿」P ↓ 一畑山薬師寺 ↓ ▲牛乗山 ↓ 山中八幡宮 ↓ ▲城山 ↓ 藤川宿・本陣跡 ↓ 道の駅「藤川宿」P ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 |
江南発:午前09時00分 晴れ/3℃ 駐車場:午前10時45分 晴れ/9℃ 高低差:156m(40m→196m) |
往:2時間40分(城山まで/薬師寺参拝30分含) 還:1時間15分(ランチタイム・道ミス30分除く) 所要時間:3時間55分 |
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道の駅「藤川宿」です。右の国道1号線を歩道橋で横断。歩道を南東の蒲郡方面へ450m歩き… (10:55) |
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ドッグラン施設を左折。奥の関山神社の参道を登ります。本殿右の道標「牛乗山登口→」から登山開始。 |
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広い参道です。関山神社奥宮を過ぎれば… |
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一畑山薬師寺本堂で左は水子供養塔。瑠璃光殿の純金箔涅槃像を参拝しました。(詳細は道草) (11:30)~(11:55) 1200台の無料駐車場の広さに驚愕。大晦日~三ヶ日は、大混雑です。駐車場奥に登山口がありました。 |
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すぐに小高い丘。中央が山頂です。地表は、1億5千年前の海底が表出したもので天然記念物。そして、、、 |
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牛乗山山頂172m。「新こんなに楽しい愛知の130山」に未掲載なので、ずっと知らない山でした。 (12:05) |
西に50m行くと露岩の展望台。落ち着く岩に座り、ランチします。 ~(12:25) |
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東に開け、中央:東名高速道路 右奥:本宮山789mです。 |
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尾根を南200mで、「牛乗山登道→」の分岐。右は、地形図の波線で徳性寺・阿弥陀寺へ。左の地形図にない道を選択。 (12:30) |
進むと右下の広い道(林道?)に出合ました。降りて右折、この峠から南へ降ります。里の舗装道に合流して左折。 (12:35) |
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直進して名鉄本線の踏切を渡り、国道1号線のトンネル(カルバート)を潜ります。 (12:50) |
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市場町交差点で北を見ると270mの長~い名鉄舞木検査場。(マイギ) 1997年から車両の検査を行っています。試運転線の赤白電車は、パノラマsuperでしょうか。 |
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程なく山中八幡宮参道入口。石段を登ると… (13:00) |
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拝殿(左)と本殿横に着きます。家康の隠れた鳩ヶ窟を見逃しました。この先の二の鳥居から石段を降ると… (13:10) |
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一の鳥居です。市の指定文化財クスノキは、根回り10.8m、樹高21mと壮大な巨樹。 里の道を進み… (13:15) |
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田圃から山へ坂道を登ると左に駐車場。その手前から奥へ入ると… |
山中城址遊歩道・八幡口です。フェンス沿いに進み… (13:25) |
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幟や案内板を追います。尾根に出ると舞木口登山道と合流。徳川軍の旗印:厭離穢土欣求浄土が立ちます。 ※(オンリエド・ゴングジョウド) 極楽浄土に生まれ変わることを心から願い求める |
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山頂ピークを左から迂回すると城山196m本丸跡。戦国時代の山城です。展望台(TOP写真)や広い城址を一周。 (13:55) 本丸隣の二の●曲輪へ。案内板「物見曲輪/一畑山薬師堂」から降り、道ミス(15分ロス) |
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北側の本丸と二の丸の間に下山道がありました。来た道に合流すれば、すぐ馬出です。 (14:20) |
画像右上に馬出札、画像左の下山口から北へ降りると「北尾根尾根/曲輪へ→」札です。 (14:25) |
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30mでこの曲輪分岐。右の尾根道は×ですが、道ミスして15分ロス。左上の曲輪札から谷へ道が続きます。 (14:40) |
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順調に谷沿いの道を降りました。この網扉を開閉し、里の道を辿ります。 (15:00) |
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やがて東海道五十三次・藤川宿の出入口・東棒鼻跡です。右が東海道ですが車が多く、裏道を直進します。 (15:10) |
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裏道を500mほど西進して、東海道に出ました。 本陣・藤川宿資料館横の小路を北へ降りると、裏に史跡の本陣石垣↓。 (15:30) 名鉄の踏切を渡り、300m西へ歩けば、道の駅・藤川宿です。 スーパー低山のW登山でしたが、中身の濃い旅になりました。 (15:40) |
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東海岳行 |
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“金箔涅槃像” | ||||||||
今回の山行準備をしてる時、牛乗山は一畑山薬師寺を経由することを知りました。ネットを確認すると瑠璃光殿に金箔涅槃像があり、何と私の大好きな胎内巡りが出来ます。これは参拝だけで済ますわけにはいけません。 正面に本堂、左に瑠璃光殿。入館料は不要・撮影OKです。ただ胎内巡りをする場合は、500円でお守りを求め、付属の紙に願い事を記入します。入館者は私一人、巫女さんの『あちらが樹齢1300年の棟木、400年の柱…』解説が聞けました。
薬師如来像は2012年公開。銅製で身長は8.94m(ヤクシ)、10cm四方の金箔3万枚を貼付け黄金色輝く。(下) 胎内巡りの通路は真っ暗なので右手を壁に当てて歩きます。途中左に薬壺が置かれ、触れればご利益を有られるとのこと。
しかし壺に触れません。入口へ戻り、壁に当てる手を左にするとすぐわかりました。暗闇を抜けると足の裏です。11年間皆に触られ、そこだけ金箔がはがれています。(下左) 瑠璃光殿は2階があり、棚が並ぶので巫女さんに尋ねました。(下右)
それは永代納骨壇で、お墓に変わる施設です。(下左) 宗教は問わず、管理費は一切ありません。骨壺一人用なら20万円(下右)、但し、棚の最下段は拝むときしゃがむので苦しい。最上段の4段目は、背が低いと手が届かないので中段から売れます。
納骨壇は需要が多く、増築されるそうです。つまり成長産業。一畑山薬師寺は車で上がってこられるので不便ではありません。初詣の参拝客は三ヶ日で驚きの120万人。1200台の大駐車場でも足りないでしょう。因みに熱田神宮は、230万人です。 |