岳行ノート
猿投山7 629m/愛知県豊田市

2024年4月7日(日)


猿投山麓の桃の花



 猿投山南の里「舞木町・乙部町」では、春になると丘陵地一面にピンクの桃の花が咲き誇ります。ニュースで見頃を知らせていました。

 猿投山山行に行きましょう。人気の猿投神社側のルートではなく、1月「猿投山4」の帰路、林道で発見した登山口から登ります。

 そこは、「方平道 頂上マデ1km」の竹杭がありました。また最高点632mも未踏なので寄りたい。そこからの北尾根で下山して周回します。


 参考書は、ヤマレコ「全ルート表示」です。またYAMAPの数々のレポのお世話になりました。
駐車地
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大きい地図


林道終点駐車地
→登山口→▲猿投山→神域エリア→下山口→林道終点駐車地

※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点


江南発:午前7時35分  晴れ/15℃
駐車場:午前9時20分  晴れ/16℃
高低差:279m(350m→629m)
往:1時間10分(山頂まで小休止含)
還:1時間40分(ランチタイム除く)
所要時間:2時間50分


 北一色町集落から舗装林道を西へ走ります。林道終点駐車地に置車。写真中央の未舗装道へ進みます。
(9:35)


 沢音を聞いて行くと右にダム。その左、「方平道 頂上マデ1km」と彫られた竹杭が登山口です。
(9:40)

登山道を辿り、尾根に登ると予想外の良い道が続いています。
猿投山の余り知られてない登山道は、何コースあるのでしょう。全部辿ってみたい。


 「亀石」と書かれた木杭があり、落ちそうな体勢の亀さん。これは、甲羅がでかいのでゾウカメかな。
(9:45)


 登山道はよく整備されています。急登個所の階段は有難いです。


 尾根の一本道は、北尾根に合流。竹杭の「北一色→」は、登山口を示します。ここが戸越峠分岐で左折します。
(10:20)
猿投山の個性、大岩群が現れました。迂回路の左上には階段。
これだけ整備されているのは、このルートを利用する人が多いのでしょうね。


 主尾根に合流。右折して山頂へ向かいます。
(10:35)


 東海自然歩道を辿れば…


 沢山の登山者がお食事中の猿投山頂上629m一等三角点。展望は霞んで見ごたえありません。
(10:45)~(11:00)

 カチカチに固められた東海自然歩道を東南へ辿ります。「東の宮0.5km15分」の分岐標から写真左の尾根道を直登。

 展望地です。ここは山頂より登山者が少ないのでゆっくり休憩できます。
(11:10)

北東の展望。今日は恵那山大川入山は見えません。
中央:折平山628m、天狗様を探す楽しい山でした。その左後ろ:三国山701m。


 東海自然歩道に戻り、更に東南に歩きます。カエル石を過ぎると無印の最高点口。左の尾根を直登します。
(11:25)


 ピークには、しめ縄と注意書き、「立ち入りを禁ず 猿投神社」 最高点632mは神域でした。東へ100mほど行き…
(11:30)


 木の赤マークで左カーブすると北東に延びる尾根道。降ると…


 木に白い→。猿投神社神社分岐で右の道を見送り、直進して尾根を降ります。
(11:40)

 バリルートですが、歩く道はありました。岩が出てきたら要注意。この先で若干左に降るのが正解でした。

 私は直進してこの岩でミスを気付く。右の細い木に古いテープがあります。戻ると…
(11:45)

バリルートには、テープや木のマークがありました。
境界杭の上部に手書きで「Q19」。この先の杭には「森づくり」と書かれてました。
(12:05)


 駐車地近くのコブ390m左に山腹道が崩れた個所があり、手前の木に赤テープ。ここで尾根道と分かれ左へ降ります。
(12:30)

 下に見える往きに歩いた林道へ下山。『ここに降りるのか』
(12:35)

 バリルートの謎は解け、駐車地に帰着できました。
(12:40)


東海岳行

  “山麓の桃の花”

 猿投山山麓桃の花が咲き誇る時期には、新聞やニュースで扱われていました。そのため一度は見てみたいと思います。毎年、今年こそはと猿投山登山と合わせて計画を立てますが、見頃時期とタイミングが合いません。


 4/4のニュースが見頃を知らせました。3日後に出かけたのですが、バッチリでした。愛知県下有数の桃の産地で広大な桃畑が山麓に拡がります。畑の中の細い農道は、農作業の邪魔になるので車は進入禁止です。


絶景の「みはらし台」が設けられていますが、残念ながら見つけられませんでした。桜が咲き、畑を上から見られるので必見ポイントです。桃の花は、毎年3/下~4/上が見頃です。 
2024.04.18(木)21:20