岳行ノート
           かぶと
越前甲山 1320m/福井県勝山市

2024年6月5日(水)


山野に彩る小さな夢の花


 福井県勝山市と石川県小松市に立つ越前甲山は、国道416号線が登山口になります。冬期通行止になるので半年間が登山チャンス。

 ところが国道が福井県内で崩壊し、暫く工事通行止が続いていました。そこで毎年春になると開通状況をチェックしています。

 今春「6/1開通予定」の案内を見て、念願かなって初登山となりました。昨年10月、中部縦貫自動車道九頭竜IC~勝原IC間が開通。


 九頭竜IC~勝山IC28kmは無料通行。下道より30分短縮できそう。教科書は、山と渓谷社刊「新・分県登山ガイド/福井県の山」です
駐車地
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大きい地図
R416駐車場→大日峠→▲越前甲山→新俣峠→R416駐車場

※赤線はGPS軌跡 泥濘地 ●は主な分岐点


江南発:午前08時00分  晴れ/21℃
駐車場:午前10時45分  曇り/19℃
高低差:590m(730m→1320m)
往:2時間40分(山頂まで)
還:2時間20分(小休止含む)
所要時間:5時間00分


 R416は、整備され良い道です。広いスぺ-スに停めました。国道を左カーブして登ると…
(10:55)


 
カーブミラーの後ろ、草が刈られた奥に標札[越前甲登山口]がありました。入山します。


 草生した沢沿いの登山道。草藪は致命的ではなく、右に左に渡渉を繰り返します。


 山の優美な語り部、タニウツギ。この時点では、やる気の青空です。

やがて大日峠930mに着き、左折して山頂を目指します。打って変わって良い道です。
5/26、地元の有志の方達が整備されました。感謝一杯、右の木の下に標札[←越前甲]あり。
(11:55)


 急登で有名な山です。峠から数分で見上げる急坂、両側の補助ロープが支えます。


 展望地があり南東、左奥:雲をかぶせた経ヶ岳1625m。右端は勝山市街です。


 樹林尾根を登ると標札[1070m]大日峠から140m上がりました。笹刈りしてなければ難儀する道です。
(12:30)

 標札[あと500m]、補助ロープは途切れません。全天が曇ってきました。
(13:00)

 ここは[あと200m]、元気付けられます。
(13:20)

越前甲山1320m山頂2等三角点の広場、正面奥の白山2702mが残念無念ですね。
曇っていますが、雨は降らない予報です。ここでランチします。
(13:35)~(13:55)


 北西に少し辿り、次の大日岳1368mを望もうか。しかし、雲は濃く、右端:大日小屋ピーク1312mで諦めました。 


 山頂広場に戻り、笹刈り道を南の展望台に行くと勝山市の九頭竜川。周囲の山々は、当然無理ですね。


 下山では補助ロープが心から有難い。早い早い。左ピーク天辺に目標の鉄塔が見えます。


 大日峠の根曲がりの木に到着。往きは左端から登ってきました。左後ろに鉄塔への尾根道が続きます。
(14:55)

歩きやすい道です。でも峠930mから1000mまでの登り。ゆっくりいきましょう。
1000mの境界杭を過ぎ、少し降ります。



 静かな山道に映える純白のユキザサ


 鉄塔に出合ったら中に入り、南にある道に入りました。
(15:30)

写真では急に見えませんが、かなりの斜度です。プラ階段を降りると…

 福井・石川県境の新俣峠下山口
(15:45)

 福井県側に「新俣峠の地蔵さん」が祠に祀られています。


 R416は、完璧に修復され道筋も変わりました。1.7km降れば駐車場です。山の雲はどこかに消えました。
(16:15)


東海岳行

  “普段履き”

 米国生まれのクロックス・サンダルは2005年に日本に上陸し、2007年に大ヒット。当時、幼児だった鈴之助がそれを履いて我が家に遊びに来ました。ユニークなデザインに驚き、普段履き用に夫婦二人分を購入。開放的で履くのも脱ぐのも簡単

 しかし道交法でクロックス・サンダルは、禁止履物かどうかグレーのようです。かかとのベルトをして運転すればOkだと思いますが、運転の度にベルトをできるかは自信ありません。結局、新聞取ったり、宅配便受け取ったり家周り用履物です。

 
<クロックス>
 
<ウォーキング用のアシックス・シューズ>

 その後、ジッパータイプでウォーキングと普段履きとを兼用していました。ジッパーの傷みがひどくなり買いなおしします。アシックス製は、ぴったりサイズで足のぶれがなく、厚底でクッション性もいいので愛用中です。もちろん普段履きにも使用します。

 所がピッタリし過ぎで靴ベラがないと履けません。出先で脱ぎ履きすると調子悪い。2年前6月からバナナマン日村LiLiCoが宣伝してる手を使わずスッと履けるスケッチャーズ社スリップインズが良いのですが、1万円以上して普段履きとしては高い。


 
<スケッチャーズのスリップインズ>

 2年前4月に東京靴流通センタースパットシューズ「手を使わず立ったまま履ける」が発売されていましたが知りませんでした。最近、父の日が近づきテレビCMが流れたので店舗に行きます。店舗入口に近い一番いい場所に陳列されていました。
 
 デザインも多く、価格は3千円~6千円台。隣に高級スリップインズも陳列され選び放題。価格差は理由があるでしょうが、普段履きならスパットシューズで充分。『あ、これ丁度いいわ』 いつの間にかひよこさんが履き、店内を歩き回ってます。

 
<東京靴流通センターのスパットシューズ>
 
<かかと部はパネル内蔵>

 もしもし私のを買いに来たのですが、、、嬉しそうな顔をしているので二人分購入しました。「手を使わない、かがまない、脱げにくい」 玄関からすっと履けるし、買い物や登山の運転時など、とても重宝し病みつきです。
2024.06.16(日)21:35