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2024年8月1日(木) 時を超える明神岳(左:2931m)の偉容と梓川のせせらぎ |
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夏休み高齢親子ツアーは、上高地。激暑の街から逃げ出し、ひと時の清涼を高原に求めます。そこは最高の避暑地、別天地です。 山と川、池と湿地、森の遊歩道と木道。大正池から河童橋まで梓川を遡る王道のコースを歩きます。訪問は数十年ぶりです。 高山ICで下り、R158で平湯温泉の山裾にある平湯あかんだな駐車場へ45分走ります。教科書は、公式HP「上高地を歩く」です。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
平湯あかんだな駐車場 (タクシー) ↓ 大正池ホテル ↓ 田代池 ↓ 赤旗:目撃 ↓ ■河童橋 ↓ トワサンク ↓ 上高地バスターミナル (タクシー) ↓ 平湯あかんだな駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 |
江南発:午前6時50分 晴れ/29℃ あかんだな駐車場:午前9時45分 晴れ/23℃ 高低差:10m(1490m→1500m) |
往:1時間45分(河童橋まで、小休止含) 還:1時間15分(バスターミナル・お茶タイム含) 所要時間:3時間 |
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広大な平湯あかんだな駐車場(600円)。バスは30分毎で片道1,500円。タクシーは定額6180円(大正池着)。 (9:45) |
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20分で大正池ホテル。2階のレストランで大正池を俯瞰して早いランチをします。そば・うどんは、900円です。 (10:20)~(11:00) |
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ホテルから石階段で池に降ります。1915年焼岳の噴火でできた大正池。 有名な立ち枯れの木は水没し、数えるほどしか見えません。 池も土砂の流れ込みで小さくなりました。景観危うし! |
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湿原に設けられた桟橋。『これぞ、ザ・カミコーチ』 気温27℃ほどで歩いても汗をかきません。再び… |
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大正池に出てアルプスの香炉焼岳2455m。2006年、2012年に登山しました。生きが良い頃ですね。 |
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森林浴も楽しい。「ここは標高1500m」「クマ出没中」「上高地のカラマツ」 解説板や注意板が立ちます。 |
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湿地に穂高連峰の展望地。左がルートですが、右へ行き田代池に寄ります。 (11:30) |
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周囲の山々に降った雨が伏流水となり、田代池に湧き出てます。1915年の水深は5mでした。 枯れた水草が積り、土砂が流れ込み、池は湿原化しています。 |
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イワナ |
マガモ |
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展望地の先で左:梓川コース・右:林間コースの分岐ですが、左は「木道流失のため通行できません」右へ。 (11:35) |
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林間コースの湿原は木道で、多くの人が楽しそうに行きかう。ここから10数分先でクマを目撃しました。(道草で) |
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林間コースが梓川コースに合流すると、田代橋です。多くのベンチが用意され、休憩します。小鳥が飛びまくる。 (11:55) |
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遊歩道から梓川の河原に降りてみました。 左は明神岳2931m。中州をズームすると… (12:15) |
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河原美女、モデルさんですか? |
空は山小屋の荷揚げヘリが頻繁に飛ぶ。 |
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最終ポイント河童橋に到着。混んでますね。 インパウンドは台湾の方が多いと聞きましたが、欧米の半ズボン家族もみえます。 (12:45) |
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河童橋右岸のカフェ・トワサンクで15分並び、上高地人気№1の… (12:50)~(13:20) |
アップルパイセット1050円を頂きました。リンゴはパイにして食べるのも良いですね。 |
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左岸に戻り、バスターミナル近くで対岸を見て休憩します。 |
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夏休みに良い家族の思い出ができました。往きに乗ったタクシーを2時に予約しています。バスターミナルへ。 |
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30分毎のバスは1人1500円ですが大混雑。タクシーは1台7580円で5人ならトントン。(2006年登山時は3610円) (14:00) |
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途中、大正池下流でタクシーを停めてもらいました。珍しいゴム製の堰。ダムは水力発電に利用されています。 (14:25) |
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東海岳行 |
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“クマ目撃” | ||||||||
上高地では、2020年8月河童橋上流左岸の小梨平キャンプ場で就寝中の女性がテントごと引きずられ襲われました。2023年9月河童橋上流右岸の岳沢湿原で木道を歩いていた外国人が、突然クマに襲われます。
上高地にクマが出没するのはニュースで知っていました。大正池から出発するとTOP地図にあるように田代湿原手前に「クマ出没注意中」看板(上左)、その右に「7/29 15:05頃田代湿原~大正池でクマ一頭目撃」日本語と英語の詳細。 田代湿原入口にクマベルがあるので、しっかり鳴らします。持参のクマスズは、絶え間なく人が行きかい付け難い。ちょっとしたコブがあり、(下左)登って降りると先の木道で4,5人の女性たちが森の中を指さしたり、スマホ写真を撮ったりしています。
その人たちのいた場所に行き、『何を撮ったかな?』と何もいないけど一応シャッターを押す。(上右) 視力の良い娘が『あそこ何かいる』『どこ』『ほら草の一番上』 10数m先、確かに黒猫くらいの大きさで小さく動く。ズームして適当に撮影。(下) 2006/10梓川穂高橋辺りでアナグマに遭遇したので、『アナグマじゃないかな』 娘『クマだよ』 二つの耳が草から出てるのが見えました。突然、地面の何かを咥え引き千切ろうと頭を左右に激しく振ります。『いこいこ』 慌てず急いで立ち去る。
前から来る4人の女性たちに『あそこにクマいますよ』と教えると『ワカラナイ』 台湾の人たちだ。『bear!』と拙い英語を発すると驚いていましたが、結局そちらへ歩いて行きました。台湾にも台湾ツキノワ熊がいますが絶滅危惧種です。 我々親子は、無事デンジャラスゾーンを抜け安堵。田代橋に注意情報がありました。(下左) 「7/4 15:50頃岳沢登山口付近ツキノワグマ一頭目撃」 帰宅後、ネットで「上高地のクマ目撃情報」を確認。上高地では、連日目撃情報があり驚きました。 その中に(上右)の青線の個所、「8/1(木)11:45 林間コース(田代橋~田代湿原)付近 通常クマ1頭歩いていた」 私たちが、11:48に目撃したクマでしょう。なお上高地の「クマのよく出るホットスポット」には、エリアが明示されています。 上高地の遊歩道・車道・登山道など観光客や登山者が歩くエリアですが、そこに何頭かのクマの縄張りがあるようです。小学校にクマ出没なら出校禁止ですが、上高地ではクマと共存せねばなりません。 |