岳行ノート
二の谷山 611m/滋賀県高島市

2024年8月8日(木)


サルノコシカケ・コースター



 水曜会のジオンさんから二の谷山お花見山行のお誘い頂きました。ここのナツノエビネは人気があるようです。

 同じ頃ミヤマウズラも咲くのですが、二つとも小さな花で簡単には見つからない。単独だと『何もない山だったなあ』とぼやくことになります。

 二の谷山は、高島トレイルの中間に位置する山です。稜線は高島トレイルらしく樹林帯で、真夏でも清々しい風に当たれます。


 参考書は、YAMAP「二の谷山」です。湖北バイパスR161から弘川ランプでR303に移ります。R367に替り南へ走ると…
駐車地
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大きい地図




高島市環境センター北駐車地

桜峠登山口

二の谷山三角点

最高点

桜峠登山口

高島市環境センター北駐車地

※赤線はGPS軌跡
●は主な分岐点

江南発:午前2時30分 晴/28℃(道の駅仮眠)
駐車地:午前7時50分 曇/24℃
高低差:281m(320m→611m)
往:2時間10分(最高点まで、花撮影含む)
還:1時間30分(ランチタイム除く、小休止含む)
所要時間:3時間40分


 高島市環境センター北にあるスペースに置車。ジオンさん達と合流し、5名パーティーで南へ100m歩くと…
(8:25)


 道路標識「つづら折りあり」が、登山口です。奥に[高島トレイル]の標柱と[二の谷山]の標札が立ちます。


 入山してすぐ右に折れ、尾根に取付きました。このルート一番の急登は10分数分。傾斜が緩むと…

東に琵琶湖展望です。中央の小島は竹生島、右奥は伊吹山1377m。
(9:00)


 高島トレイルを辿りますが、よく整備されています。一番の草藪は登山口でした。

Oさんが『この辺りで咲いてたけど…あった』 ナツエビネの師匠です。
エビネの仲間は、春咲きが多いのですが、ナツエビネ(夏海老根:ラン科)が、唯一夏咲きです。


 小さな花にオートフォーカスが悩んでいます。登山道から見つけることは、ほぼありません。あっちへっこっちへ。


 奇木に出合いました。痩せたマンモス? 何に例えれば合格なのでしょう。


 545m標高点[←桜峠1.6km] 登山口以降で初めて見た道標です。
(9:30)


 尾根の一本道と思ったら、道標の先で草藪がありました。S字にクニァクニャするので、踏み跡を追います。
(9:40)

ナツエビネは、そこそこ株がありますが、このミヤマウズラは少ない。
師匠が『ここは群生しとる』 ウズラの羽根の模様と葉の模様が似ているのでこの名です。

 蕾のアップ撮影は難しい。咲くと↓「山のクリオネ」と素晴らしい例えをされた方が見えました。


 高島トレイルは樹林が素晴らしく、歩きはとても気分が良い。


 二つ目の道標は分岐です。高島トレイルの縦走路から外れ、写真奥の[二の谷山→}へ左折します。


 二の谷山608m二等三角点。樹林の中で展望はなし。北西へもう少し歩きます。
(10:30)


 師匠が、登山道から右斜面へ行き、『春は、ここが一面トキワカソウ』 写真は一部です。それは見事でしょうね。

611m最高点です。ランチします。
暑い日が続いてますが、森に中はそれほどでもなく、お握りとお稲荷さんは美味しい。
(10:35)~(11:15)

 少し切り開かれ、北のお隣さん武奈ヶ嶽865m。左斜面途中に三十三間山842m。

 最高点に不思議なヌタ場があったのですが、干上がってます。雨が降ったら復活して欲しい。


 ピストンなので下山は気が楽です。同じナツエビネミヤマウズラですが、つい写真を撮ってしまいます。


 伐採木にセミの一生。

 駐車場に着くと気温が急に高くなります。何もない山でなく良かった。
(12:45)


東海岳行

  “天使のわらびもち”

 テレビ番組が、安城市のこだわりわらびもち専門店を紹介していました。とても美味しそうなので食べに行きたい、でも遠い。調べると何と全国展開するわらびもちのチェーン店(90店以上)でした。我が家から近い所では、一宮市駅前にもあります。

 その「とろり天使のわらびもち」に行ってみました。(下左) 店内で食べずお持ち帰りで頼みます。(下右) 生わらび餅(和三盆)大箱400g/8切れ/¥1200。1辺5cm程あり大きい。うたい文句は、貴重な本わらび使用・究極のとろろ食感とのこと。

   

 本わらびワラビの根10kgから70gしか採れません。確かに柔らかく爪楊枝が刺さらないので箸で食べました。ふんだんにあるきな粉は、砂糖不使用で甘すぎず、わらび本来の味わいがして上品で高級感を感じます。(下左)

 せっかくなので飲むわらび餅/1個¥730も試しました。太いストローでドロッととろけたわらび餅を吸い込みます。(下右) ただこのようなドリンクは、タピオカのほうが吸い心地、食感が私の好みです。生わらび餅は大きく次から、4個入りにしています。

   

 ところで私は、葛餅も大好きですがわらび餅との違いは何でしょう。材料が違うのはわかっています。透明感は葛餅にあり、わらび餅は半透明。弾力感は葛餅が強い。価格は葛餅がお高いよう。いずれも夏にぴったりの涼やかな和菓子です。
2024.08.11(日)23:00