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2024年8月15日(木) 池河内湿原 |
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耐え難い暑さの今日この頃、湿原で涼を感じましょう。池河内湿原は敦賀IC東3kmにあり、笙の川源流に拡がり500m×150mの大きさです。 環境省「日本の重要湿地500に」2001年選定され、種々の水生植物や多数のチョウ・トンボが生息。また湿地北の池内山を登山しましょう。 敦賀ICからR476へ移り、4.3kmの池河内口バス停から南東へ。2.6km林道を走ると池河内湿原樫曲口です。 参考書は、YAMAP「池内山」と福井県自然保護センターHP「池河内/自然観察の手引き」です。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
池河内湿原樫曲口P ↓ 登山口 ↓ ▲池内山 ↓ ▲最高点 ↓ 池河内樫曲口P ↓ 池河内湿原(往復) ↓ 池河内湿原樫曲口P ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 |
江南発:午前7時40分 曇り/31℃ 駐車地:午前9時50分 曇り/29℃ 高低差:365m(290m→655m) |
往:2時間05分(最高点まで、小休止含む) 還:1時間25分(ランチタイム除く) 湿原:往復35分/所要時間:4時間05分 |
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湿原東数百mに池河内集落、人気のない過疎の村です。廃村かと思ったら洗濯物が、干してありました。 |
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順番は、まず登山してから湿原巡り。樫曲口駐車場に置車。車道を西へ100m歩くと… (10:00) |
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右に鉄塔巡視路に出合います。ここが登山口ですが、案内標がなく寂し。 |
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すぐ山道ですが、小石まじりの斜面道で歩き難い。巡視路の良い道を期待したけど、意外と荒い道です。 |
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鉄塔を全5基辿ります。第1鉄塔は、周囲が伐採され、日差しがまともで日陰が遠い。南と北の山頂方面に展望。 (10:40) |
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第2鉄塔を過ぎると標高500mの鞍部です。草地に大木。 (11:10) |
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第3鉄塔は好展望。南方面に左端:稲村ヶ岳647m、霞んでますが、右奥は敦賀市内です。 |
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第3鉄塔の上、標高580m辺りから雰囲気が一変。 広葉樹がリズムを刻み、緑が美しい。 |
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第4鉄塔の南東展望。左端:大黒山892m/滋賀県余呉町、その右下:鯉谷781mです。 |
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最後の第5鉄塔で主尾根に乗りました。右下奥から左上に登り、山頂を目指します。 (11:50) |
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山頂台地に乗ると、ブナの大木がゴンゴン並びます。一番高い所を目指し… |
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池内山647m三等三角点を見つけました。左奥の幹には「河内山」の標札。東の最高点655mを目指します。 |
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山頂台地にブナ林が続き、GPSに記した標高点を探すと… |
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「たらの子」缶が目印の最高点655m、東へ尾根を辿り、庄野領越から池河内集落のコースは止めました。 (12:05) ■3コマ上のブナ林でランチ。 (12:20)~12:45) ■池河内樫曲口P(13:55) |
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樫曲口駐車場南の湿原入口から木道へ。左の木々は進入したハンノキで湿原の陸化が進んでいます。 |
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ハグロトンボ |
シオカラトンボ |
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敦賀湾に向かう笙の川の源流で、700種類の植物が自生。 黄色の花が沢山見えます。 |
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コウホネ(河骨/スイレン科)が、頭を突き出す。(6~9月下) 2009年2月金華山達目洞でヒメコウホネを見ました。 |
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湿原東端で木道は終了。こちら側の駐車場等を確認して戻ります。川右岸の遊歩道は通行不可でした。 ■全35分間で樫曲口駐車場(14:40) |
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東海岳行 |
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“オニヤンマを買う” | |||||
オニヤンマに初めて会ったのは、昨年4月奈良県金剛山から下山してる時です。お母さんと男の子2人が前を歩いていてお兄ちゃんがトンボを見つけました。それはオニヤンマそっくりのフィギュアです。『大きなトンボだね。写真撮らせて』(下左) その後、釣りが趣味の友人にこの事を話すと『4年前から持っているよ』『え~!?』 オニヤンマは飛んでいる小型の虫を捕食します。渓流釣りにオニヤンマ君を身に着けて行けば、アブや蜂が天敵と思い、身の危険を感じて逃げるそうです。 それはいい、私も欲しい。しかし季節が変わると虫は出なくなり、すっかり忘れました。1年後、水曜会のジオンさんと登山したとき、彼女が『手作りのオニヤンマよ』と帽子に付けた大きなトンボを見せてくれました。『そうだった』 今年は手に入れよう。 今まで登山口の駐車場でアブの群れが飛び回っていて車から出られないことが何度もありました。登山道歩きで、しつこく追いかけられたこともあります。林道でおでこを刺されたときは、たんこぶのように膨れ、痒みが長い間消えませんでした。 友人は釣り具屋さんで買ったのですが、ホームセンターのキャンプ用品売場にもあります。安全ピンで帽子に留められるタイプ¥980を購入。(上左) 今回の池内山で初着用。山歩き中、1匹のアブが顔の右に飛んできました。頭を右に倒す。 帽子のニヤンマ君を見せつけると、即逃げるアブ。左から来たので頭を左に倒せば即逃げるアブ。それ以降、アブは近寄りませんでした。蚊のような小虫は、オニヤンマ効果はなく手で払いのける。他にブヨ・カメムシも効果はあります。(上右) |