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2024年10月31日(木) 千石岩展望 |
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「ジオンさんの水曜会」企画で長等山登山です。見所は、登山口の古刹早尾神社・古社山上不動尊、山中の展望岩場と盛り沢山です。 長等山テラス・千石岩の岩場ですが、前者は訪問済み、後者が未訪なので楽しみです。尾根の登山道が、ゴルフ場沿いなのも面白い。 参考書は、YAMAPのレポのお世話になりました。 5人パーティです。名神高速大津ICで下り、北のR161沿いの皇子ヶ公園駐車場へ。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
(オウジ) 皇子ヶ丘公園駐車場 ↓ 早尾神社 ↓ 千石岩 ↓ ▲三等三角点「別所」 ↓ ▲長等山 ↓ 長等山テラス ↓ 山上不動尊 ↓ 皇子ヶ丘公園駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 |
江南発:午前5時45分 曇り/13℃ 駐車場:午前7時50分 曇り/15℃ 高低差:230m(140m→370m) |
往:2時間10分(山頂まで、小休止含む) 還:1時間00分(ランチタイム除く) 所要時間:3時間10分 |
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広大な皇子ヶ丘公園駐車場の一番奥南端に置車。(開門は8:30~) 奥の階段を降り… (9:05) |
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参道の長い階段を登ります。上でバイパスの陸橋を渡れば… |
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入母屋造りの本殿、早尾神社です。平安時代(800年代)の創建と伝わります。本殿右端の間所を行き… |
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左折して200m行けば登山口。道標の「千石岩0.5km→」で気合を入れます。 (9:20) |
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しばらくは、谷沿いに高度を上げます。時期には、ヒルの出没有り。 今日は、気温15℃なので大丈夫のようです。 |
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登山道右下に「亀石」の札。北に10m歩き大岩の裏に回ると、亀さんが琵琶湖に泳ぎだそうと構えています。 (9:40) |
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亀さんから5分で分岐です。左が「長等尾根→」ですが、まず右の千石岩へ。 |
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千石岩は、「日本の岩場100」のひとつ。写真中でクライマーが練習しています。大きすぎ全容撮影不能です。 (9:45) |
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左から回り込むと、クライミングしなくても登られるルートがありました。 千石岩は高さ20mはあり、下を覗くと足がすくみます、落ちたらきっと死ぬ。 岩塔からの展望、南東に琵琶湖の大津港、中央奥左:竜王山605m、その右:阿星山693m。 千石岩の由来は、千石船をつないでおけるほど大きいから。 ~(10:10) |
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尾根から南へ歩くと京都府変電設…道ミス10分。3コマ上の分岐に戻り、正解の山腹道を辿りました。 |
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落ち葉に白いキノコ? それらは転がるゴルフボールでした。山積みの袋左に運搬用モノレールが待機中。 (10:25) |
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その先、登山道は皇子山CCのコース沿いに延びています。OBのボールが飛んで来たらヤバイ! (10:50) |
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本日最高点370m、三等三角点(別所)です。今年1月の山行でここに来ました。今日は更に南へ。 (10:55) |
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長等山山頂は、別所より16m低いため下降します。分岐点如意越390mで左折して更に50m下げます。 (11:05) |
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感謝のロープ、必死の下降大作戦。 |
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少し登り返して長等山山頂354m。眺望は芳しくなく、三角点もなし。ランチは、長等山テラスでしましょう。 (11:15) |
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下山道で長等山テラスに着くと「蜂危険近寄るな!」 偵察役の足長蜂が、1匹飛んできました。 (11:45) |
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蜂とランチはできません。明解な下山道を降りました。 |
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下山口に出て左折。先に山上不動尊が見えます。 (12:05) |
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山上不動尊は、平安時代に開基されました。右階段上の早尾神社とは、神仏習合の関係。 保存修理工事中です。ここでランチします。食後、熊よけホーンを皆さんにお披露目しました。 (12:05)~(12:40) 駐車場着(12:45) 近江神宮へ走ります。 |
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東海岳行 |
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“ちはやふる近江神宮” | |||||||
皇子ヶ丘公園駐車場から北へ1kmで近江神宮の正面駐車場です。奈良時代667年、都が奈良から大津に遷都されました。翌年、天智天皇が大津京で即位します。昭和5年、天智天皇を御祭神にするため近江神宮が創建されました。
駐車場から階段を上がると朱塗りの楼門(登録有形文化財)。潜れば外拝殿、その奥に内拝殿、御本殿が並びます。参拝は外拝殿までです。話し変わり、小倉百人一首の並び順は古い順で、筆頭は最も古い天智天皇の歌。 近江神宮の近江勧学館では、毎年1月に競技かるたの「名人位・くイーン位決定戦」が行われ、ここは「かるたの殿堂」と呼ばれます。競技かるたを題材とした少女漫画「ちはやる」が、2016年広瀬すず主演で映画化されました。
こちらでもロケがされ、2018年までに4作とヒットしましたが、18歳のすずちゃんは奇跡的な可愛さでした。近江勧学館は無料で見学でき、解説もして頂けます。競技会が行われる2階80畳の大広間は、見るだけでも気持ちが引き締まる。 近江神宮境内に時計館・宝物館(¥300)があります。色々な時計の展示がありますが、初のデジタル腕時計は懐かしい。両館とも撮影禁止なのが残念。日本の時刻制度の始まりは、天智天皇が大津京内裏に水時計をお造りになってからです。
境内で水時計の復元模型、4000年前中国で使われていた龍型火時計の復元模型や日時計を見ることができます。近江神宮も見所沢山で1時間楽しめました。 |