岳行ノート
       みたけ                        ぐけいじ
御嵩富士(高尾峯) 292m~愚渓寺
岐阜県御嵩町

2025年1月17日(金)


愚渓寺の臥竜石庭(がりょう)




 御嵩町には、郷土富士の御嵩富士(高尾峯)があり、良く八王子山とセットで登られます。その麓には古刹愚渓寺が建ち、石庭が有名です。

 先回、八王子山を下山後、駐車場で車内ランチ。その後、1.7km東へ走り、愚渓寺北西300mの共同墓所北端に駐車しました。


 下山後、愚渓寺を訪れます。参考書に「ルート表示/ヤマレコ」のお世話になりました。
 駐車地
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大きい地図



駐車地

登山口

▲御嵩富士

林道着地

駐車地

愚渓寺


※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点

江南発:午前8時45分 晴/3℃
駐車場:午後1時25分 晴/8℃(八王子山下山後)
高低差:152m(140m→292m)
往:45分(山頂まで)
還:40分(小休止含む)
所要時間:1時間25分


 路肩に駐車。奥の三角コーンから林道坂路を進みます。
(13:35)


 3分ほどで林道分岐、右の未舗装道へ。


 東へ150m辿れば、左側に登山口。右端の指標は、「秋葉神社→」です。
(13:40)


 すぐ箱罠を見ます。その左、ちょっとヤブの道を抜けると…


 はっきりした山道になりました。すると倒れたままの大木…右から迂回します。

山腹の広い山道を行くと、すぐ谷に出合いました。
誘導テープがあり、ここから足場を探しながら谷を登ります。
(14:00)


 踏み跡を見つけると嬉しい。斜度は優しく鞍部を目指し高度を70m上げると…


 北尾根に乗りました。南が目指す頂上です。
(14:10)


 御嵩富士(高尾峯)292m山頂は展望なし。祠に「秋葉神社」の白杭。南に赤テープを見て、まさかの登山道があり…
(14:20)

行けるかと希望を持つと、程なく全面に拡がるシダの爆藪。林道まで35mの標高差です。
立木伝いに降りてみましょう。…ところが伸びたシダの茎は、強情で厄介でした。
底に沈んだら永遠に不滅になりそう…


 20分近く格闘して林道に下山。右折して草や笹のダートを進むと…
(14:50)

 チェーンと「一般車両通行禁止/御嵩町」のチェーン。ピストン下山が、安全牌です。
(14:55)

 すぐ登山口を過ぎ、駐車地着。
(15:00)

 愚渓寺駐車場へ車を移動し、道を渡ると…
(15:10)

 「大智山愚渓禅寺」の石柱。裏に創建550年とあり由緒あります。


 門を潜ると伽藍が格式高くどれもピカピカ。軒の風鐸が静寂の中、シャランシャランと鳴っています。


 ふと右下を見ると「生」の刈り込み…『なま!』 煩悩が、ビールを連想する。きっと生きよう、生きたい。

美しい枯山水の臥竜石庭は一見の価値あり。本日のハイライトになりました。
龍安寺を開いた高僧が、この石庭を作庭しました。龍安寺石庭の原型と言われてます。


 本堂は2007年に新築されました。東美濃における名刹です。


 神仏習合、境内東端に神社が建ちます。その背後が御嵩富士です。


 境内西端には、驚くほど多くのお地蔵さん。3人の和子の子育地蔵は、親しみが湧きます。
 
そして1860年、愚渓寺がここに移転したことを記念し、創建された多宝塔
さすが名刹は、見ごたえありました。


東海岳行

  “未来のレモンサワー”


 アサヒビール『未来のレモンサワー』が昨年6月、首都圏・関信越エリアで数量限定発売されました。この商品は、缶の蓋を全開させると生のレモンスライスが浮き上がる、画期的な仕組みを採用しています。おそらく、世界初のレモンサワーでしょう。

 「飲みたい!」と強く思いました。ネットニュースでは発売直後に即完売。製造体制を整え、同年12月に再びこの地域で販売され、私はコンビニで購入することができました。アルコール度数は5%。見た目もユニークで、レモンの香りが爽やか。

 飲むのが楽しくなる一品です。しかし、この商品の製造方法には謎が多く、気になりました。レモンはどのようにスライスするのか? どのタイミングで缶に入れるのか? そもそも、レモンの確保はどうしているのか?

 
左端:オリジナルは甘い 青色:プレーンは甘さ控えめ 各270円

 丁度、疑問を解決する特集がテレビの情報番組で放送されていました。『未来のレモンサワー』の開発は、2021年春に登場した『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』の技術を、チューハイにも応用できないかという発想から始まりました。

 レモンサワーを本格的に再現するには、缶の中に実際のレモンスライスを入れる必要があります。しかし、前例のない試みには多くの課題が伴いました。レモンスライスの製造・保管・輸送の過程では、割れやカビの発生といった問題が発生します。

 

 何度も試行錯誤が繰り返されました。更にレモンスライスを缶に自動で投入する専用設備の開発も大きな壁となりました。まず不均一な形状のレモンスライスをロボットハンドで吸着し、高速搬送中の缶に1枚ずつ装入するシステムをゼロから構築しました。

 ようやく量産化に成功。レモンスライスの厚さは5mmが最適とされ、使用されるレモンは中国・四川省で調達されますが、国産でないのは残念です。このような技術革新を生み出す日本のものづくり精神には、改めて感心させられました。
2025.02.02(日)21:10