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ここが、愛知県のミステリースポット「桃太郎神社」です。
道は、この先も片道1車線ですが栗栖集落で細い道になります。集落入口までに数箇所木曽川側に駐車場があります。足慣らしに20分ほど歩けば登山口です。
往きは「川平遊歩道」、帰りは「桃山遊歩道」にすると都合よく駐車場に戻ります。 |
栗栖集落の突き当りまで進むと「川平遊歩道」入口です。一応ここも車は通れますが、200m先の登山口は、崖状で狭く車の転回が困難です。乗り入れは、避けたほうが無難でしょう。 |
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登山口です。丸木橋を渡るとジグザグの登山道が始まります。
(9:15) |
汗をかく間もなく第1展望台に着き、ここから穏やかな木曽川が見えます。時間が合えば、ライン下りの舟がフレームに入るでしょう。絶景です。
※これは、帰路に撮ったものです。
道標の区間タイムは、登山口(7分)第1展望台(6分)第2展望台(17分)第3展望台(23分)第4展望台(10分)第5展望台となってます。 |
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第3展望台からしばらく進むと「栗栖鉱山跡」の道標があります。リュックを置き3分ほど急降下すると崖ギリギリに高さ1mちょっとのトンネルがあります。
マンガン採掘坑道と道標に表示されてましたが、『よくここを見つけたなあ』『ここからどうやって鉱石を運んだのか』と不思議に思います。
ライトがあれば中に入っていけますが今日は単独なのでやめます。 |
「天神山」頂上です。北方向に展望がききますが、曇っています。対岸の「城山」さえはっきりしません。お茶を飲んで一休み。
(10:10)
この遊歩道は、よく整備されて歩きやすく、尾根を辿るため松の木が目立ちます。次の第4展望台は岩場の上にあり、やはり北面に展望が利きます。
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第5展望台に向かう途中、左手の木に小さな標識[1600m]があり、そこから20m先、左手の木に黄色のテープが三重に巻いてあります。
ここを遊歩道から離れ、崖側に向かうと展望のいい岩道となり、途中キャンピングテーブルなんかがあったりして楽しめます。
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その道を進むと岩盤の第5展望台に出ます。ここが最も展望がよく、天気が良ければ「御岳」「恵那山」など遠くの山を見ることが出来ます。ここでページ巻頭の「鳩吹山」の写真を撮りました。
(10:30)
西山分岐で「西山」に向かうか、「鳩吹山」にするか悩みます。少し右ひざの腱に疲れはあるけど、時間も早いし「西山」にしました。
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分岐から10分足らずで「西山」340m頂上です。あっけないくらい早く着けたので気持ちに余裕が出来ました。四等三角点があります。眺望はありません。
(10:50) |
「西山」を降っていくと時計のかかる立派な「西山休憩舎」があります。ここで男女3名の地元の方と話をしました。大昔は犬山から先が海で、木曽川が運んだ土砂で濃尾平野が出来たとか、昭和62年「鳩吹山」の山火事が3日間続いたとか‥。どおりで火の用心的な掲示が多いわけだ。
県境を越え可児市側に入ると道標がとても高級なものになります。この一帯には、年間数万人も訪れるそうで道標も随所に立てられています。 |
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稜線を行くと目印の2本アンテナが見えます。「鳩吹山」の背骨のように走る登山道を最後に登れば頂上です。
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三等三角点の「鳩吹山」頂上314mに着きました。テーブルに遠くの山の名が表示されてますが、曇り空では、可児市街と木曽川の蛇行を楽しむだけです。 ひよこさんに眺望写真を添付したメールを送信しました。
やっとランチです。豚汁とお握りを食べたあと、単独行の男性と楽しくお喋りをして過ごしました。
(11:55)〜ランチ〜(12:45) |
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帰路は、同じ道を戻りますが「西山休憩舎」まで行かず、途中の分岐で「一休さん」に向かって降ります。
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すると鞍部の沢にかわいい木橋が、架かっています。沢の上流にも下流にも滝があるようですが、危険なようで、いずれも通行止めになっていました。 |
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このコースは、変化に富んでいます。木橋、シダに挟まれた岩場、ちょっと横道の展望が楽しめる所などお勧めコースです。 |
コースを登りきると「一休さん」という展望所があります。右膝が痛くなってきました。やはり風邪による1ヶ月間のブランクは、山用筋力を衰えさせました。山登りを始めたころと同じ痛みです。 |
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「一休さん」から少し行った所に蛙の展望所があります。ここからいったん降り、往きに通った西山分岐まで急登をこなします。『つらいなあ』ぼやきも出ます。 |
分岐までくれば、あとは往きと同じ道を戻るだけです。この写真は、少し晴れ間が出たとき「天神山」から対峙する「城山」「明王山」方面を撮ったものです。 膝もなんとか登山口までもちました。
(14:40)
駐車場までは、のんびり歩いて帰りました。リハビリには、もう少し短時間コースが良かったかな。 |
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ドロジュンのたまご
テレビも無い遠い昔‥。子供は、いつも外で遊んでいました。
私が小学1年になったころ、ドロジュン(泥棒巡査)という鬼ごっこに近い遊びが、はやってました。私は、「たまご」と呼ばれる捕まるだけの泥棒の役で、近所のお兄さん達の遊びの輪に入れてもらいました。一番小さくて足が遅い私は、当然すぐに捕まってしまいます。「たまご」は、巡査の役をやらしてもらえません。でもお兄さん達の仲間に入れてもらって遊べることが、楽しくて楽しくて暗くなるまで走り回っていました。
当時を思い出すと「たまご」は、子供が考えた仕組みだけど優しさと思いやりに溢れています。この文章を作るとき、捕まるまいと真剣に逃げ回っている自分の姿が浮かんで来て、なぜか胸が熱くなりました。
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