岳行ノート
        てかけいわ
手掛岩山 909m/岐阜県東白川村

2025年11月30日(日)


山頂直下の手掛岩群


東白川小学校では、手掛岩山を6年間に1度全校登山します。山頂直下に「手掛岩」と呼ばれる巨岩群があり、伝説が残っています。

 旅の僧が狼に襲われた際、大岩に手を掛けてよじ登り、姿を消しました。そこから手掛岩と呼ばれるようになったと伝えられています。

 昔は雨乞いや陽乞いの儀式も行われ、村人にとって信仰の対象でもありました。教科書は、東白川村公式サイト「てくてくマップ」です。 
駐車地
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大きい地図
林道駐車地→登山口→斜面取付→▲手掛岩山→下山口→林道駐車地

※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点

江南発:午前7時40分   晴れ/4℃
駐車場:午前9時30分   晴れ/4℃
高低差:199m(710m→909m)
往:1時間00分(山頂まで、小休止除く)
還:1時間15分(ランチタイム除く)
所要時間:2時間15分

 R258を走ると白川に赤い新魚戸橋。たもとにバス停東小学校西口があり、橋手前で右折します。

 上親田集落で道標「手掛岩山1.8km→」。この後、3ヶ所の道標が案内します。林道は悪路。


 登山口を確認して、その50m先で駐車しました。気温4℃に寒冷順化したら、来た林道を戻り…
(9:45)


 「手掛岩山登山口」から幅広の坂道を登ります。


 程なく二つ目の林道分岐。道標後の笹にピンテが付き、ここは尾根筋の下山口です。往きは、右の林道を進みます。
(9:55)

植林山なので、落ち葉が季節感を演出しているのは珍しい。


 林道斜面に大岩の大河。この山の基本は、岩山だということを認識します。


 登山口から30分、林道から斜面へ取付きます。
(10:15)


 ひざ下の笹の道で標高を60m上げます。本日最大の急斜面です。


 コルに乗れば、シンプルな尾根道です。
(10:35)


 手掛岩山909m三等三角点。東村山小学校の全校登山登頂記念柱、H23年・H29年・R5年が立ちます。
(10:45)

 さて本日の謎解き。てくてくマップ(↑)には、頂上から集落や裏木曽の山並み…」~木が伸びて眺望は有りません。山名の手掛岩は、「山頂から少し下がった所にある石」、「看板有り」~(上右)支柱らしい杭だけ。「岩の上から東白川小学校が見える」周囲の植林で眺望はありません。

杭の近く、手掛岩とおもえる巨岩は、尾根の右にあり、これなら子供が岩上に立てます。


 横に廻ると斜面に突き出ていて、高さは10m程です。手掛りがあります。


 もう少し降るとこの岩。マップのイラストは、この岩を横から見たのか? 手掛岩は単独か岩群か? 正解は謎です。


 15分の探索を終え、西尾根で下山します。笹道ですが、踏み跡は明快でピンテもありました。


 尾根に剥き出しの巨岩があり、左斜面を迂回します。
(11:15)

時々細尾根に岩場がありますが、ピンテが最短ルートを教えてくれました。


 落ち葉道からささやかな小展望。北に御嶽山剣ヶ峰3063m、その右下の王滝頂上2936mは、雪が少ない。


 やがて尾根から眼下に往きに歩いた林道が見えました。4コマ目の下山口です。
(11:50)

 駐車地着。第2座に向かう前、車中ランチしました。
(12:00)

 上親田集落を抜け、新巣山へ走ります。奥は東白川村白川町の境界尾根です。天気がいい風もない。


東海岳行

  “最近のトラブル”

 友人と味噌ラーメンを食べながら最近二人に起きたトラブルを話しました。ヤフーニュースを見ていたら突然、画面がフリーズ。全画面の表示が、
「パソコンがウイルスに汚染されデータが失われます。復旧には、以下の番号へ電話して下さい」

 それは0101…で始まる見たこともない番号です。絶対ヤバイ、どのボタンを押しても反応しません。電源ボタンを長押しして一旦パソコンを消しました。少し待ってから電源を入れると…いつものヤフーのホームページ、そして普通に使えます。「やれやれ」

 次は友人のターンです。彼の奥さんがインフルの予防注射を予約しようと病院に電話。希望日が可能かどうか折返しの返事を待ちます。5分ほどで固定電話が鳴りまそた。いつもはオレオレ詐欺防止で留守電にしていますが、病院だと思いさっと取ります。

   

 するとゴチャゴチャ会話をして彼に「良くわからん代わって」「はい変わりました」 若い男性が、
「厚生労働省の法律が変わり、奥様の5年分の健康保険の払い戻しがあります。払い戻しは35200円ですが、8月の送付した申請書が未着です。

 11月20日が締切日でした。払い戻しには新たな手続きをして頂かなくてはなりません。金融機関に出向いて…」
 そこで彼は「申請書は受け取ってません」「郵便局で配達されたことを確認しました」 彼は「役所の担当部署は?」

 「保険年金課ですが」
「今から市役所に行き、クレームを言います」「市役所から担当はこちらに代わっていますが…」 そこで電話を切りました。彼は、すぐ奥さんと市役所に行きます。保険年金課で担当者にこの話をすると…


   

 「最近、同じ内容の問合わせが沢山来ています。詐欺にあわなくて良かったですね」さらに担当者は、「金融機関に行くとあれこれATMの操作をケイタイで指示され、知らない間に通帳の残高から振込処理をさせられると思います」

 そういう手口か「やれやれ」ご夫婦で安堵。年の瀬はせちがない。
激オコ・オンプン丸 !!
2025.12.0.7(日)21:20