大23 “みちのく日記” |
2週連続で週末は梅雨空、なんと来週も雨予報。みなさんはどうなされます?山の天気は、どう変わるかわからないので今週も休山日となりました。来週も天気が悪かったら山登りのシュミレーションでもしていようかと思います。そこで3週続けて青森ツアーとなりました。あいすみません。
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弘前市が、今回の青森トレッキング・ツアーのベースキャンプです。
今回の順路は、深浦町から始まります。
■6/11(水)
@杉:関の甕杉
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A銀杏:垂乳根(タラチネ)のイチョウ
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B千畳敷
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C十二湖
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D日本キャニオン
■6/13(金)
Eミニ白神
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F五所川原市:立ねぶたの館
という箇所を巡りました。
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@関の甕杉
国道101号線で日本海を右に見て走ります。焼イカ街道を過ぎると左手に案内板がありました。
国道から少し登ると驚くほどの太さ、手を広げても届かない幅、この大杉は千年間海を見ています。
樹皮に触ると厚みが会って柔らかく、頭突きしても怪我しません。
沖から見ると甕(カメ)を逆さにしたように見えるのでこう名づけられました。
<樹高32.5m、幹周8.2m、根元直径2.7m、推定樹齢1000年>
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A垂乳根(タラチネ)のイチョウ(国の天然記念物)
大杉から国道を1kmも走れば、北金ケ沢のイチョウの案内板が右にあります。
わき道を少し行けば、ちょっと大きなイチョウが丸い姿形です。
ところが葉を潜るとまるで一本森だ。こんなでかい木は見たことありません。
太い枝が地面に垂れ落ち、また上に昇っている。
右写真の左端中ほどに気根・乳垂が垂れ下がっています。
道から一段下がっていて高さを見せる効果減は否めません。
<樹高31m、幹周り22m、樹齢1000年、日本で3番目に太い巨木>
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B千畳敷
さらに5kmほどで海岸線に異形の風景が続きます。
1792年(寛政4年)の大地震で海底が、2m以上隆起した岩棚です。
不定形で歩きにくいのですが、海流の溝を発見すれば楽です。
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C十二湖
ここは、1702年(宝永元年)の大地震で生まれた湖沼群です。
散策コースがあり、挑戦館に車を止め60分の池巡りをしました。
なんといっても目玉はこの青池です。青インクを流し込んだようなと形容されます。
まるで貝の小皿に永遠の青を注いだような池です。
魔法の鏡のように周囲の森が溶け込んで美しい。
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小雨が降っったりやんだり。雨具をつけてブナの原生林を歩きます。
ときどき陽光も差す不安定な天候です。でも素晴らしい空間なので充分、森林浴は出来ます。
そしてコース入口に戻ったら観光ガイドのお姉さんに次の目的地の入口を尋ねました。
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十二湖から来た道を4kmほど戻ると車道に濁川を渡る橋があります。
橋手前の駐車場に車を置き、橋を渡ってすぐ左の川沿い道が入口です。
少し歩き左岸から右岸へ渡り、小沢を上ると10分でこの地に着きます。
D日本キャニオン
崩壊侵食の岩肌がセメントのように白い。ちょっと日本離れした光景が珍しい。
ここは是非来たかった所です。
米国のグランドキャニオンを連想して探検家に名付けられました。
渓流もひよこさんの足元にあります。この点はかの地と一緒です。
本場モノは見たことがありませんが、箱庭かジオラマと言われそう。
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Eミニ白神 ここは、世界遺産の登録エリアから20km北の白神山系の森です。ツアー最終日で雨が降っていて躊躇したのですが、案内所で長靴を貸してくれたので傘を杖代わりに森に入りました。(入山料:300円)遊歩道があり16km1時間半の外回りコースを歩きます。 |
江戸時代から田の水を確保するための禁伐林として保護されています。
ブナの大木のそばに聴診器があり、生命の水流を初めて聴きました。
エド・はるみじゃないけど『こ〜』という音が確かに伝わってきます。
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そして「熊の爪あと→」の案内板先には、この傷跡。2mの高さにあったので大物です。
この木の裏には、上っていく爪跡あり、その時ブナの実をゲットしたのでしょう。
ブナ純林のフカフカ道、山腹で宙に浮く張出デッキが続き、雨模様でも気分良く歩けられます。
良く整備されていて変化もあり、アップダウンも少ないコース取りで疲れませんでした。
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F立ねぶたの館 ねぶた祭りは青森市だけと思っていたら県内では、何箇所もねぶた祭りが行われます。そのデザインは、それぞれ特徴があり弘前市は扇方、ここ五所川原市は22mもの高さがある「たちねぶた」です。吹き抜けの展示ビルは、4階までエレベーターで上り、歩きながら周回して全容を見学できます。
祭りでは、この館から3台ある「たちねぶた」が、22mの扉を開き出陣します。8月4日から5日間行われ19時〜21時の開催です。
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ねぶたの迫力の立体感は、木組みに針金で型を作り和紙を貼ります。色を付けたらロウを塗って仕上げです。
見学が終わりビルを出て、横丁に入ると小さな寿司屋さん。回転寿司と違いちょっと入りにくいのですが、表書きにランチタイム1000円だったので二人で『こんにちは』
ホタテとシャコが美味しかったので手書きのビラにあった大トロと子持ちシャコ(各々1カン400円)を頼みました。子持シシャモなら知っているけどシャコは初めて。タレが抜群で感動のお味でした。
これで私たちの青森ツアーの報告は、これでおしまいです。3週にわたってお付き合いありがとうございました。 |