『ただいま』『おかえりなさ~い』幼稚園の娘が、飛びつくので抱き上げる。『 おとうさん、いいことしようか』それは、“かくれんぼ”か“お店ごっこ”
『ご飯食べてからしよう』『うん!』 ちゃぶ台の横には、準備万端で玩具のレジや野菜など が並んでいる。夕刊やテレビも見たいけど、急いで食べなくては‥『さあ、遊ぼうか』娘の顔が輝く。 昔々の我家の光景。 そして昨夜。『ただ今』『お帰りなさい。明日の山のお昼用意したから、ソ ーセージをボイルして玉子を‥』行く気満々のひよこさんがそこにいる。 いつも私を待っていてくれる家庭がある。何でもない光景‥ずっと続いて欲しい小さな幸せ。 |
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そんなわけで昨夜は、興奮して眠れなかったひよこさんを隣に岐阜の道を走ります。 |
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岐阜から愛知を横切り長野の売木村に着きました。村営の小鳥茶屋の前に駐車します。
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車道を100mほど上がると右に森へ入る狭い車道に出会います。 そこを入ると左手にこの「茶臼山」一帯の案内板が立つ自然観察路の入口があり、ここから山頂を目指します。 (9:45) |
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いきなり深い緑に包まれました。ひんやりとした空気、笹と高木の森です。木道が丁寧に設置されていて気持ちよく歩けます。 |
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『わしが森の主だ』と言わんばかりの巨木が、次々と登山道脇に出現します。この木も全身を苔に覆われ、千手観音のように枝を広げています。 |
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左:シロバナゲンノショウコ(白花現の証拠) 中:? 右:ツリフネソウ(釣舟草) |
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森は上を見ても下を見ても緑に溢れています。シダも伸び伸びと育っている。 心地があまりによく、嬉しくなって笑えてきます。 |
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やがて車道のガードレールが右手に見えてきます。高原センターの裏を通り、車道を横切りました。写真の建物はトイレでそこで大事な用を済ませ、その裏の登山道を進みます。 |
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再び森に入りますが、こんどはブナの巨木が待っています。足元は石畳です。変化に富んでいて飽きません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
すぐに先ほどの車道を再び横切ると登山道の斜度がきつくなります。 |
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足元は岩の階段道、巨岩コースです。 |
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「雷岩」の分岐点まで来たら右の東側登山ルートを進みます。少し根性を出せば、この岩に登ることが出来ます。 |
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急坂の階段を上り詰めると鉄製の展望台が建っています。 |
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「丸山」と牧場方面 |
北を見ると右から雲が迫ってきました。 |
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左:キンミズヒキ(金水引)いきっこさんより 中:ヤマトウバナ 右:キツリフネ(黄釣舟) |
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鉄塔を降りて少し上ると頂上三角点に到達します。木製展望テラスが、見渡す限りの乳白色の海に浮かんでいるだけ。 |
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来た道を戻り「カエル館」に着きました。ここの売りは「ワンワン」と鳴く「イヌガエル」です。 |
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ワンワン鳴く“イヌガエル” |
天然記念物“モリアオガエル” |
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左:クロヒカゲ(黒日陰蝶) 中:メマツヨイグサ(雌待宵草) 右:ジャノメチョウ(蛇の目蝶) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小鳥茶屋に帰りここにあるベンチでランチとします。お湯は持ってきたけどスープの素を忘れたのでさゆスープです。少し寂しい。 |
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ここは名のとおりオオルリ・コマドリ・キビタキなど多くの鳥を観察できます。また植生も針葉樹・広葉樹と豊かで、当然ザゼンソウ・水芭蕉・山桜・ギンリョウソウなどが咲く花の秘宝館です。 |
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30m級の木々の間から木漏れ日が差し込みました。 |
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左:アンズタケ(杏茸)の老菌 アンズの臭い・食用 中:オイコベニタケ 右:ヤマイグチ? |
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切り株も年季が入っています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
また雨が降ってきました。でも雨粒は広大な森の葉々が傘になり落ちてきません。 |
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左:ヘビキノコモドキ(蛇茸擬)毒 中:チシオハツ不食(ナイナイの矢部が番組で食べあたった) 右:『この森は、キノコの秘法館です。』『この白いの載せるの?危ないんじゃない』『想像は勝手ですが茸です。』タケリタケ(猛茸)不食 |
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左:フクロツルタケ(袋鶴茸)猛毒 中:ノイチゴ 右:チチタケ(乳茸)食用 |
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適度にアップダウンはありますが、息が切れるような箇所はありません。 |
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帰路、小戸名から水蒸気が沸き立つ「茶臼山」を見ることが出来ました。 |
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帰路、岐阜県の小里川ダムに来ました。ダムの堤体近くに車を止めます。巨大なコンクリートの塊で下を覗くと怖い。 小腹が空いたので、すぐ上にある水車の道の駅に行き、二人で思い出を食べよう。 |
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長距離の高速道路を割引料金で 長距離を高速道路で走り割引料金で行くには、何枚かのETCカードを用意し、何回かインターチェンジを降乗します。それでは、お話させていただきます。 高速道路を50%割引(サービス名:通勤割引)で走るのは、ETCカード利用者には常識です。ただ次のような条件があります (1)ETC車載器とカードの利用 (2)午前6時~9時の間に料金所を通過 (3)午後5時~8時の間に料金所を通過 (4)午前・午後それぞれ1回のみ (5)1回100km以内 さて名古屋から東京まで走ると325kmあるので(5)1回100km以内の条件に外れ、50%割引となりません。そこで夫婦二人で、2枚づつETCカードを持ちます。カード会社では、喜んで無料で作ってくれます。そして(4)の条件をクリアするため、次のAのように走ってください。a)4650円で走られます。 定価料金との差は2450円、往復で4900円もお得です。
B:ちなみにETCカードが、1枚だとBのように浜松ICで降乗しますがb)の6850円となり片道250円、往復で500円お得です。 C:またETCカードがあっても面倒で名古屋から東京まで突き進むとc)7100円の定価どおりです。自営業をしている友人に教えてもらいました。JHにも確かめたところ問題ないとのこと。賢い人はいるものです。 |