岳行ノート
              からかさやま                    
傘山 1331m/岐阜県高山市 

2014年10月24日(金)


紅葉物語はクライマックス



 紅葉前線は、身近なエリアにも降りてきました。飛騨美濃せせらぎ街道が見頃の知らせ。では以前から気になっていた火山傘山で紅葉狩りをしましょう。

 ということで先週の「火山」に続きW登山の「傘山」です。しかし「からかさ」とも呼ぶんですね。火山を下山して駐車地まで戻り、車中ランチしました。

 藪漕ぎなどで時間を取られたのでゆっくりしてられません。登山所要時間は、ガイドブックでは3時間20分。登山道は、ほぼ巡視路なのでまず安心です。


 せせらぎ街道西ウレ峠から北へ1.5km。左の金山谷林道へ。未舗装道のコブに気を配り、1qほど走ると左にスペースがあり、方向を変え置車しました。


 教科書は、中日新聞社刊「東海・北陸の200秀山(上)」です。参考書として多くのホームページのお世話になりました。
<駐車地>
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林道駐車地


材木集積地

橋・登山口

107鉄塔

林道横断

鉄塔分岐

109鉄塔

110鉄塔

111鉄塔分岐

傘山

林道駐車地


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点




■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前7時20分発   晴れ/13℃
駐車場:午前9時40分着   晴れ/11℃
第1山:火山周回(2時間55分)後⇒傘山へ
往:1時間25分(山頂まで、小休止含)
還:1時間10分
所要時間:2時間35分





 急いでランチします。この後、登りがあるので腹7分目で終わり。では再び林道を奥に進みましょう。
( 13:20)



 川沿いを200mほど歩くと材木集積地です。ん〜この辺りで北へ行く林道があるはずですが、、、キョロキョロ。

 トラックのドライバーさんが『そこ右。昨日も10人くらい登って行った』と教えてくれました。写真右端の材木の横‥





 ススキを分けると林道にポコっと出ます。これは振り返った所ですが、入口は材木でふさがれ、これでは分からないはずです。





 草の伸びた道を300mほど進むと右沢に鉄橋が架かっていました。ここが登山口です。立派な橋は巡視路用ですね。
(13:30)




 しばらく草地を歩きます。程なく出合うお馴染みの中部電力の黄色指標「107」。ここから斜面に取りつきます。

 中々の急登ですがプラ階段が親切クン。





 107鉄塔に登れば、傘山の南尾根です。108が北に見えています。おぉ、スタートして20分でいきなりの大展望。
(13:40)

北東から南東に開け一番目立つのが、川上岳(カオレ)1626mです。
燃えるナナカマドが素晴しい山ですが、残念ながらその場面に出合ったことはありません。
山頂は、中央ピークの左側の高所です。





 鉄塔から北へ歩きます。ヒノキの植林地に整備された道です。一旦、西の火山から延びてきた林道を横断します。
(13:45)





 やがてトラバースの道を行くと鉄塔分岐です。108には寄らずに109へ進みます。すると笹分けの道になり‥
(13:55)

ブナミズナラの自然林が、燃えています。
西側なので午後は逆光になり、紅葉写真には効果的です。  




 ブナの巨木を過ぎると右に巨峰御嶽山の展望。気象庁がレベル1をレベル2にしなかったことが惜しまれます。

 9月中旬、異常な前兆がありましたが、基準に該当せずと見送られました。





 二つ目の鉄塔109に到着。南向こうに108が見えます。その後ろのピークが西水源山(ニシウレ)1313mです。
(14:15)





 一度50mほど標高を下げます。いい感じになってきました。実はこの尾根はコブが多く、地形図にも6ヶ所あります。





 北西に白山2702mを見る! 直線距離30kmなので40kmの御嶽山より近いんですね。

そして110に着きます。ここも好展望で雲がない好天気。
左端っこが写りが薄いけど槍ヶ岳3180m、中央左奥は乗鞍岳3026m、右奥が噴煙の御嶽山
乗鞍御嶽間の丸いピークが位山1529mです。次は‥
(14:30)





 111鉄塔分岐です。西に鉄塔が見え展望は抜群ですが、今までの眺望と変わらないのでパスします。直進すれば‥
(14:40)





 右に小さな傘山山頂です。登山道にあった見事な眺望はここにはありません。休憩無しで歩き、1時間25分に登頂できました。
(14:45)





 山名標の下に三等三角点。4時前には下山したいので即降ります。しかし山頂から先に延びる巡視路はどこへ行くのか?

多くのコブを登降したことが、ボディブローのように効いてきました。
ここは109鉄塔を過ぎ、道のりの中間あたりです。西日を透過する紅葉は美しく名残惜しい。



 殆ど休憩しなかったのでガイドブックの所要時間より45分早く登山口に着きました。材木集積地には誰もいません。
(15:45)

 山中で一人ぽっちなので寂しくなる前に帰りましょう。駐車場着(15:55)

 
東海岳行

 10月30日、福井県にひよこさんと紅葉狩りに行きました。色々車で回り、最後に勝山市の岩屋オートキャンプ場近くにある「岩屋の大杉」を見ました。

 その後、1車線の狭い林道を戻ると集落の200m手前でひよこさんが『クマだ!』と言います。10mほど先を右の岸辺からスタスタと道を横切って左の山斜面へ‥

 慌ててカメラを向けたのですが、姿は消えました。小学生4年くらいの大きさです。野生のクマは初めて見たのですが、二人とも車中で良かった。
  “スカイバス” 

 少々前のことですが、2階建てで屋根のないバス「名古屋スカイバス」の試験運行が9月18日から10月19日まで走りました。名古屋市や旅行会社等の実行委員会が運営主体です。爽やかな風を感じたいので乗ってみます。事前に電話予約しなければなりませんが、混雑してなかなか電話が通じません。

 運行コースは、テレビ塔北の駐車場から出発して[栄⇒プラネタリューム⇒大須⇒名古屋駅⇒名古屋城⇒テレビ塔]の周回です。移動時間は、約1時間で途中の乗降はできません。1日5便走り乗車代金は1000円(大人)。私たちは、ようやくのことで10月初旬の17時出発便を取ることができました。

   

 遅い時間は風が冷たそうなので『もっと陽の明るい時刻のはないのですか?』と念のため聞くと『1階なら空いていますよ』と電話の向こうで言う。『そこでは、普通のバスじゃないですか』 仕方ありません。さて当日、テレビ塔下の受付ブースに行き、二人分の代金2000円を払います。(上左) 

 近くの駐車場へ歩き、バスに乗り込みます。(上右) 2階席は32人の定員で満席です。子供連れやカップル、30代の女性グループ‥私たちは年齢上位者。出発時は夕暮れ時、次第に街は夜景模様になってきました。これはこれでいいですね。(下左:名駅のJRセントラルタワーズ

   

 座席の目線は地上から3m程なのでモード学園スパイラルタワーズなど迫力あるアングルで眺められます。(上右) バスガイドさんの案内ですが、名鉄百貨店本店5階あたりの外壁に黄金のギリシャ彫刻があることは知りませんでした。(資料写真→)

 このようなオープントップバスは、ロンドンや香港で大昔に乗ったことがあります。東京では、はとバスが以前から運行中です。この日、乗客は日本人だけですが、外国人の旅行者が増えているので狙いは良いと思います。

   

 因みに雨の日はどうなるかを尋ねるとカッパを貸してくれるそうです。この日、周囲の景色よりも興奮したのは、バスがJRの高架を潜るときです。ギリギリの高さをスピードを出して抜けるのでスリルがあります。(上左)すっかり暗くなると上方両側にライトが点灯されオシャレです。(上右)

 街路樹の道を通過する際、間近に葉が見え目線の高い街の風景は新鮮に感じました。さてスカイバスのゆくへはどうなるのでしょう。

2014.11.02(日)23:25