岳行ノート
蓬莱山 1174m/滋賀県大津市 

(権現山996m、ホッケ山1050m、打見山1108m)

2014年11月12日(水)

小女郎峠南のお地蔵さん



 比良山系は、琵琶湖西岸に南北に25km続く連山です。最高峰の武奈ヶ岳1214mは、6年前に登頂しました。それ以来、比良には訪れていません。

 水曜会のジオンさんから比良山系第2の高峰、蓬莱山縦走のお誘いを頂きました。南から権現山、ホッケ山、蓬莱山、打見山と北上するコースです。

 この山系には多くの池沼があります。縦走途中、小女郎ヶ池(コジョロガイケ)に寄りますが、山の池が好きなので楽しみです。


 名神高速道路の栗東インターで下り、琵琶湖大橋を渡ります。湖西道路に乗り北上、和邇(ワニ)インターから一般道に移り、北西の栗原集落を抜け山へ、、、


 家を出るとき雨。集合地でも雨。11名パーティですが、さて? 乱丸さんのスマホナウキャストを出してこのエリアをチェック。40分後には雨雲が去ります。

 今回のコースは、ジオンさんに丸投げです。
<駐車地>
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大きい地図 [+]詳細図、[-]広域図



駐車地1
→林道終点→▲権現山→▲ホッケ山→小女郎ヶ池→▲蓬莱山
打見山→びわ湖バレイロープウェイ山頂駅→山麓駅→駐車地2

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」



江  南:午前4時分15発   雨/6℃
駐車場:午前7時45分着   曇り後、晴れ/12℃
往:3時間30分(小女郎ヶ池まで、小休止含)
還:2時間20分(ランチタイム・ティータイム除く)
所要時間:5時間50分





 予報通り雨は上がりました。林道のヘアピンカーブ手前に3台の車を置車します。登山ポスト横の未舗装道で入林。
(7:50)   

 10分ほどで林道終点ですが、ここまで車は入られそうです。ここから勾配が上がります。

 林道の延伸工事で登山道は切断されていました。掘割の道に入り、高度をグイグイ上げます。






 すると周囲は人工林から自然林に変わり、コナラの幹にドッサリのナメコ。女子は色めき立ち登山どころではありません。
 
山腹をトラバースして登るとやがて比良連山主稜に合流します。
枯葉かさかさ、枝に残る紅葉。絶頂期は、きっと素晴らしい光景だったでしょう。
(8:50)






 合流点から第1山権現山へ標高を250m上げます。きつい登りが続き、樹林を抜けるとシメに裸地のジグザグ歩きです。





 権現山996m登頂。下界には雲がまだ残り眺望は残念賞。ナメコ採りを終えた女子が袋を一杯にして満足そうです。
(9:50)




 山頂は広地で西側がカラマツ林になっていました。この樹木は中部地方を中心に亜高山帯1500m以上で分布しています。

 自生は白山が西限。するとこの山のは植林でしょうか。そんなことをお喋りしていると‥ 

 リュックの話になりあした。私はオスプレーです。胸ベルトの結合部がホイッスルになることを教えていただきました。早速「ピー、ピー」知らなかったあ。

 権現山から降り始めると登山道から少し外れた右に小さな祠があります。私たちの歩くルートは比良修験道だということを知りました。






 第2山への道は、高低差が少なく快適に進みます。やがて樹林帯を抜け、夏場なら暑さが堪そうな草地に出て‥





 ホッケ山1050m登頂。写真左に先ほどいた権現山が少し低く見えます。晴れていれば、ゼッテー大パノラマでしょうね。
(10:45)




 山頂から降ると笹原になり、修験道を見つめるお地蔵さんに逢いました。(TOP写真) そしてコース中間点小女郎峠
(11:15)

 ここから笹道を200m西進すると‥ 

大きく水量たっぷりの小女郎ヶ池(コジョロガイケ)です。
今日は風がなく鏡の池面が、落ち着きを醸し出しています。
標高1060m、ここで予定通りランチです。
(11:20)〜(12:20)


 昔々、人妻のお孝さんが、池の主である大蛇の化身・美青年に恋をし毎夜通いました。
後をつけた夫が妻に事実を話すと目をくり抜き『赤ん坊に乳代わりに吸わせて』と言い池に入りました。
孝女郎が入った池だから孝女郎の池、、、そして小女郎ヶ池になったという言い伝えです。





 お腹一杯で峠に戻り、第3山へ向かいました。笹原が続き、眼下の琵琶湖が大きい!晴れなら極上の眺望だと思います。

 滋賀県の山の特典、ダイナミックな光景ですね。






 緩やかな尾根道を登ると大岩の上に祀られた石仏に出合います。随分、風化しているのでこれは時代物ですね。 

石仏の先で直登の道は急勾配ですが、距離は大したことありません。
雲が割れようやく青空が広がってきました。
第3山の山頂には、スキーリフトのターミナルが見えます。




 はい!蓬莱山1174m登頂。堂々の一等三角点です。のびやかな気持ちになれます。ここは琵琶湖バレイのゲレンデ。

 「蓬莱」とは、霊山や仙境を表した言葉。さすが比良修験道の高山にふさわしい山名だと思います。
(12:55)




 第4山目指しゲレンデを調子よく直滑降。『あっ!』山頂にストックを忘れました。やれやれ、、、ゲレンデの登りはきつい。

 左のツーピークスが武奈ヶ岳1214m(山頂は左峰)、右は釈迦岳1060mです。



 最後の打見山1108m登頂。右の建物がロープウェイ山頂駅です。全員で登山道かロープウェイで下山かを挙手で決めます。
(13:45)

 2時間対5分間。「2対9」で索道の圧勝。「2」は元気な70代の人です! 時間ができたので展望台ベンチでお茶しました。
〜(14:30) 

ロープウェイに乗ると中腹は紅葉真っ盛り。どおりで平日にかかわらず山頂に人出があったわけです。
 本来は山麓駅駐車場に車をデポするのですが、車止めゲートの開錠は9時でした。
ゲートは山麓駅から2qも先にあり、そこまで車道を歩いて降ります。
(14:35)





 ゲートを越え、車道から少し南に入った空き地に着きました。お疲れ様。ここから出発地点の駐車地まで10km走ります。
(15:10)





 上から乱丸さん、ジオンさん、Yさん、私、長さん、ドルフィーさん、和たん、ルネさん、福ちゃん、あさひさん、のこさん、皆さんお世話になりました。

 
東海岳行
  “あさくまのシェフ” 

 私の青春時代、、、輝く20代のころ、住んでいた名古屋市のあちらこちらにあさくまが開店しました。人生で初めて出合ったそのステーキレストランは何もかも新鮮。あさくまでハンバーグやステーキを食べることはちょっとしたステータスであり、オシャレなことでした。

 ダークカラーの木で統一した内装やテーブル・椅子は、高級感にあふれています。ステーキの焼き方を聞かれても答えられませんでした。コーンスープはあさくまで初めて口にして『日本の味噌汁は負けるぞ』と思うくらい美味しかった。鋳物のステーキ皿に乗せらたハンバーグは、肉汁を飛ばしまくっていました。

 その皿にある円柱の鉄も初めて見たものです。ご飯は皿で出され往生しました。フォークの上にナイフでご飯を乗せるのは馴染めないマナーです。あのもろきゅうは美味しかった。ひよこさんとのあさくまデートは、最高のシチュエーションです。



 やがて結婚して子供ができると誕生日に花火のアイスクリームを頼みました。それが華やかに運ばれるとお客さんは振り返ります。そんな思い出のあるあさくまも栄枯盛衰、私の街の店舗も閉店しました。でも隣街の一宮にはお店があり利用することもあります。

 さて最近、あさくまからDMが届きました。「お子様シェフ大募集!!」 夏休みに企画したら大好評だったので第2弾を11月に行うということです。すぐ娘に電話して鈴之助(小4)に話し、お店の予約を取りました。午後5時の開店に鈴之助の付き添いで娘(ママ)、ひよこさん、私が店内に入ります。


 夕食には、まだ早いので店内は私たち4人だけ。席に着き説明を聞き、鈴之助はコックさんに連れられて着替えに行きます。調理しやすいあさくまハンバーグを4人分頼みました。程なくお子様シェフは制服を着て戻ってきました。『いらっしゃいませ』の挨拶をしてテーブルにおしぼり、お水を配ります。(上中)

 厨房に入り、台の上に乗りました。コックさんがハンバーグを4つ鉄板に乗せます。30秒ごとに3回ひっくり返すと教え、やり方を一生懸命にコーチ(上右)。両手のへらは彼にギリの重さのようで上手くいきません。顔は緊張でガチガチです。その作業が慣れたころ、焼けたハンバーグへらに乗せ鉄皿に運びます。(下左)


 ここでボットっと落としたら受けるのですが、4つとも無事でした。そして完成品をテーブルへ。(上中) ライス、サラダ、スープ、デザートはバイキングで各自好きなものを好きなだけ取ります。(上右) 落ち着いたら記念写真を撮りました。コックさんに『高校生になったらおいでよ』言われ、意味が分からないようです。

 このお店でバイトしてねという意味だよ。では戴きましょう。(下左) 今も変わらずあさくまのハンバーグは、柔らかく肉汁たっぷりで美味しい。食事後、鈴之助お子様シェフ体験の感想を書きました。「きんちょうしたけどたのしかったです。自分で焼いたハンバーグは、ぜっぴんでした。またやりたいです。」(下右)


 絶品って言葉を知っているのが意外でした。「マジうめぇ」と書いたら受けたでしょう。なお「お子様シェフ」の注文した料理の費用だけで別途の費用は不要です。小学一年生から中学三年生まで対象で平日17時に入店します。オープンキッチンのある店舗で実施されるようです。メール会員になれば案内のDMが来ます。

2014.11.24(月)23:45