岳行ノート

           はとぶきやま     つがおさん 
鳩吹山~継鹿尾山  313m~273m
岐阜県可児市~愛知県犬山市


2015年3月4日(水)


こんなに楽しい鳩吹山




 さて先週の大道草「ケラマ諸島」からの続きです。息子の久蔵からの希望で沖縄ツアー帰宅翌日の山行となりました。『大丈夫なの?』

 今まで1000mクラスの山を案内してきましたが、冬場の低山歩きの楽しさを教えてあげましょう。そこで鳩吹山から継鹿尾山へ縦走の企画にしました。

 車2台を活用することも彼には初めて。尾根歩き中心ですが、展望があるので飽きません。鳩吹山は私の登山初めで思い入れのある山です。


 犬山遊園駅西の交差点から名鉄犬山線を横切り、木曽川左岸を東へ遡ります。2km走ると左に公園。そこを鋭角に右折して坂を上ります。

 寂光院の門近くに久蔵の車を置き、国道41号線に出て可児へ走り、大脇交差点を左折。突き当りがカタクリ群生地への駐車場です。
<駐車場>
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大きい地図 [+]詳細図、[-]広域図


カタクリ口駐車場→カタクリ口→小天神休憩舎→(大脇ルート)大天神休憩舎→▲鳩吹山
(北廻りルート)一休さん→▲西山→(石原ルート)林道横断→▲継鹿尾山寂光院駐車場


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前8時30分発    曇り/10℃
駐車場:午前9時25分着    曇り/12℃
往:2時間25分(西山山頂迄、ロス35分、小休止含)
還:2時間10分
所要時間:4時間35分





 3月末にはカタクリ見物客で一杯になる駐車場に置車。群生地へ向かって歩き出します。
(9:30)

 当初、群生地奥の氷場登山口から登ろうと思っていたのですが、立入禁止の掲示。

 戻って小天神休憩所への道から登山を開始しました。この間20分のロスです。
(9:50)





 すぐ支尾根に取付き急登となります。150mほど一気に高度を上げると‥



 小天神休憩所です。東に可児市市街地の眺望。山頂へ行けば同じ景色をもっと高所から見られます。
(10:15)

 この先で大脇登山口への分岐を過ぎ、鳩吹山展望台を右折すると‥





 鳩吹山三等三角点山頂です。平日でも次々と登頂・下山の登山者。正面の展望は、次第に枝に遮られつつあります。
(10:35)

少し先に行けば岩場で展望が得られ、感動の眺望は変わりません。
久蔵がここぞとばかりスマホに思い出をおさめています。
眼下に清流木曽川可児市市街地、遠くには御嶽山が‥今日は、見えませんねえ。



 少し進めば左へ降る曲折点です。

 ここを直進すれば氷場ルートでしたが、氷場口と同様「立入禁止」札で通行止していました。





 第2山の西山へ続くルートは、安心の道ですが、時々露岩が現れます。



 なだらかな道をのんびり行くと分岐です。ここは北廻りルートへ右折するのですが、うっかり直進してしまいました。

 10分歩き、誤りに気づきます。そのまま行く事も出来ますが、ルートに変化が欲しくここへ戻りました。15分のロス。
(11:05)(11:20)




 北廻りルートは、一旦谷に降り木橋を渡ります。これがいいんですね。左方に滝がありますが、ここも進入禁止です。

 左岸に渡りシダの道を急登すると‥

 一休さんと呼ばれる広地の休憩所があります。その先にこの岩場の展望地です。
以前は、この岩上にカエルの置物があったのですが、風雪に消えました。
左上に追間山309mのアンテナが望めます。そしてひと登りすれば‥
 


 西山四等三角点山頂。標高は340mなので鳩吹山より27m高い。展望がなく、三角点が無かったら通過点のようです。

 ここで一区切りつけてランチにします。
(11:55)~(12:15)





 食後は、山頂から南東へ下降。途中登りにかかるところで山腹道を見つけました。ピークを避けた迂回路です。



 ショートカットして石原ルートへ出れば、程なく中電の№9鉄塔。麓は名古屋ヒルズゴルフ俱楽部のローズコースです。

 その向こうに鳩吹台、愛岐ヶ丘、若葉台、、、と分譲団地群。私もこの辺りで入居を考えたことがあります。



 急坂を降ると林道出合、石原ルート登山口です。ここまで車で来られるのでしょうか。ここから登ったことはありません。
(13:00)

 私たちの縦走ルートは、向いで登っている登山道です。
やがて大洞池から来た東海自然歩道に合流します。
突然、息子の久蔵が頭を抱えてしゃがみこみました。

『僕の車のキーを父さんの車に置いてきた』 寂光院に下山しても登山口まで戻る車は動かない。

事前に2台の車で行う縦走は説明しましたが、鍵は所持するようにとまでは言っていません。
問題解決の選択肢はいくつかあります。石原口に戻り、私の車まで歩くと4km以上の道のり。『ウ~ン』
思い切って犬山在住の野良人さんに電話すると幸い在宅です。
『すみません、助けてください』



 寂光院に着き電話すれば、車で迎えに来ていただけるとのこと。感謝の一言、持つべきものは友です。

 長い丸太階段を登ると継鹿尾山山頂。二等三角点を手前に展望台を向こうに置くいつものアングルです。
(13:50)



 この下山ルート、最大の難所は、手摺り付き岩場の急降。どうも久蔵は、まだ急降が苦手のようです。


 上半身を真っ直ぐにし膝を曲げ横向きで降りるようコーチしましたが、そう簡単に身には付きません。

 長い縦走の終幕が近づきました。寂光院から野良人さんにケイタイします。
もし自宅にみえなかったら縦走を諦め、長い車道歩きをするところでした。
(14:15)



 境内の石段を降り、お見送り大師像から帰路を降れば駐車場です。車は開けられません。
(14:25)

 間もなく車で来られた野良人さんに二人でひたすら感謝し、カタクリ群生地駐車場まで送っていただきました。

 
東海岳行
  “百聞は一見に如かず” 

 2/16百々ヶ峰の道草「あったかいんだから」で中国製の温水洗浄便座が日本で売られ、それを中国の観光客が購入していると述べました。その理由が知りたくてネットを検索したのです。「Searchina」と言うサイトでそれを取り上げています。他の記事も興味深く、つい2時間もネットサーフィンしました。

 その記事からいくつかを抜粋してみます。中国人観光客が日本で爆買する理由は二つあり、一つは品質の良さ、そして価格が安いことです。購入品では「魔法瓶」「セラミック包丁」「洗浄便座」「電気炊飯器」が四大商品となります。円安や免税のおかげで中国国内より1/2~1/3で購入できます。

 驚くことに中国国内で生産された商品でも日本の方が安いとのことです。それはにわかには信じられませんが、価格はコストで決めるものではなく市場の競合製品の価格で決まるので消費能力があれば高くても売れるという考え方です。また中国人の性格も爆買いに拍車をかけています。



 自分が欲しいものが、良い品質でお値打ちに売られいる。「自分が得する」と考えれば、躊躇なく購入します。決断力が早いのですね。また、人が得するのを見ると「自分も得したい」と思うので団体で同じものを買うので結果、爆買いになります。

 そんなう気持ちは私でも持っていますけど。日本に来るのが初めてという中国人は多く、日本の意外なことに感動します。『自転車の車輪が何でそんなに綺麗なの?』 中国では黄砂や大気汚染で埃っぽいのでしょう。良く見ると埃だらけでどこまでがタイヤでどこまでが金具部なのかわからないくら汚いそうです。

 他にも日本の地下鉄に乗り、コートを忘れて駅に取に行くと綺麗に畳まれてしっかり保管されていた。郊外にある野菜や果物の無人販売所は、人と人の関係が考えられないほど誠実だ 、、、さらに日本の持ち上げすぎな意見ばかりを拾ってみました。




 中国ブロガーが、日本旅行をして感じたことを3つの漢字で表現しました。「静」「淨」「敬」です。「静」6日間の滞在中、一度もクラクションの音を聞かなかった。『日本の車にはクラクションが付いてないのか』中国では自動車の量も多く街中でクラクションが鳴り響いるようです。

 二つ目の「淨」は清潔と言う意味です。『日本では公共の場所にゴミ箱が設置してないにもかかわらず非常に綺麗だった』『「大気汚染もなく、街路樹は洗い流されたように美しく輝いている』『6日間で蠅を見たのは1匹だけ。日本は清潔すぎて蠅も生存できない』と独特の表現です。

 三つ目の「敬」ですが、勤労意欲が高いと言う意味です。彼が朝食を取っているとき、係りの女性が忙しくしながらも笑顔を浮かべ客に会釈しているのを見て『まるで仕事を楽しんでいるかのように見え衝撃を得たと振り返っていました。



 米国の大手旅行サイトが各国の会員にアンケートを取りました。テーマは「2015年に訪問したい国」です。その結果をみると台湾人「日本に行きたい」、香港人「日本に行きたい」、中国人「日本に行きたい」、日本人「中国に行きたくない」でした。

 中国のツイッター『きっとまた行くのは日本だけ』というユーザーがいました。『日本の心がこもり、細かい思いやりが際立つ。モラル、清潔、秩序、礼節の民度は優れている』と評しています。これに対し『同じ感想を持った』『2回行ったけど、あと98回は行きたい』などのコメントが寄せられました。

 最後に名古屋の「モーニング文化」のツィート。『朝、名古屋の喫茶店でコーヒーを1杯頼むとほかほかのトーストやゆで卵などの朝食が付いてくる』 これには『素晴らしい』『コーヒー1杯でほんと』『工業地市ならではだってと先生が言ってた』などのユーザーのコメントが寄せられています。



 やはり「百聞は一見に如かず」であり、自分自身で実際に感じ取ることが大事でそれぞれの理解につながるのでしょう。


2015.03.15(日)23:50