岳行ノート
千種街道イブネ編/滋賀県市東近江市  標高1167m

<後編>

駐車場
周辺図






杉峠

イブネ

杉峠

鉱山跡

かくれ岩




※色線は実測ではありません。
■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」

 


 「杉峠」からこれから登る「イブネ」の遠さを測り出発です。
 
 登山口は2ケ所あります。杉の古木横から尾根に上がるか‥
 登ってきた道を少し下った所からも行けます。すると木に注意書が、くくられていました。
 熊って‥???佐目峠付近と添え書きしてあります。それに93年のの日付‥文字が消えなかったのか?
 疎林の尾根を抜けると展望の良い草原に出ます。お向かいの「雨乞岳」が間近です。
 「杉峠頭」から数分で右カーブして降ります。案内板があるので心強い。
(11:00)
 林の中を歩いていると20mくらい先にいた鳥が、私たちを見ています。鳴きながら近づいてきて5mくらいの所に来ました。フレン鳥(ドリー)です。

 『ちは』と言ったら『チュン』と飛び立ちました。
 「佐目峠」です。熊?は、いないよう。
(11:20)
 ここで先週登った「鎌ケ岳」のお茶目な舌出し山を見るとは思いませんでした。

 

 「雨乞岳」の残雪を横目にあとひと登りです。

山頂台地でハルリンドウたちが迎えてくれます。踏みつけないように注意して‥
 あこがれていた「イブネ」山頂の到着!三角点はありません。

 頂上台地は広く、300mほど北東に歩きますが、特に山頂表示はありません。鹿の落し物が一杯。この山名板のところまで戻りランチです。
 
 軽量化を図り、コンロも食器も持ってきていません。鎌尾根がよく見えます。3人とソロの方が、両方向より来られました。

◆「山と鉄道/バスのページ」のkeikeiさんでした。

 そよ風とお握りと私たち‥と、娘からメールが届き現実に戻ります。
〜(12:55)

 「御在所岳」の展望を楽しみましょう。双眼鏡で見ると望湖台に大勢の人が見えます。
 強烈な笹は、自然のうねりの中で薄くなりました。そろそろ私も携帯にリーブ21のナンバーを登録しなくては‥。

 ダニにも刺されませんでした。食後のドリンクにアリナミンを飲み、同じ道を戻ります。
 迷路のような疎林を抜けると‥

「雨乞岳」が好展望の草原に出ます。
ひよこさんがドンドン降りる。でも疎林入口にくくられた案内板が見つかりません。
 ここで「MRガーミン」に聞くと私たちは西隣の峰に向かっています。50mほど戻り、登りのときの道に出会いました。彼は有能です。

 GPSは、アンテナの指向性のため、鬼太郎の目玉おやじのように肩乗せします。うまい止め方を考えなければいけません。

巨木の並木まで戻ってきました。
この辺りには、向山鉱山跡の石垣等が見られます。
 あちこち探索するとセメントの階段、構造物、側溝が見られました。残土の捨場も道沿いにあります。
 深い谷にツツジの紫ピンクが、遠くからも鮮烈です。

 二人ともなぜかまだ元気。よく考えたら頂上でアリナミンを飲んだからでしょう。
 朝、びびった密度の薄い丸木橋も帰りは怖くない。温度計は15度〜25度、ヒルの姿も見ませんでした。 

最後の緊張処、崩壊地をロープ頼りに慎重に足を運びます。
  元気が残っていたので、信長を狙撃したという川縁の「杉谷善住坊のかくれ岩」に寄りました。林道の案内板から1分で川に降りられます。
(16:10)

 現代の林道は左岸沿いですが、昔の「千種街道」は右岸にありました。ゴルゴ13ばりにこの岩の上から20数m、対岸の信長を狙撃したと想像出来ます。
 林道をちょっとショートカットすれば駐車地です。お疲れ様、本日2本目のアリナミンが美味しい。サロンパスをすかさず足にスプレー。
(16:30)

     :::::::::::::::::
   33000歩! 山漬け9時間
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 この疲れはいつ回復するか、筋肉痛は出るのか? ドーピングだより夫婦でした。
甲津畑からフジキリ谷方面を振り返りました。
ゴールデンウィークは、田植えの時期です。
車は、よく整備された田園を走り抜ける。


カーナビが、名神高速をレッドラインに変え、渋滞を教えています。
ありがたくないけどその中に入り、黄金週間をどっぷり味わいましょう。

先週は「Dancin’ Qeen」を聞いたので「Qeen」のCDを入れます。
ウィアウィアロッキュッ♪〜

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  色の味

 中京以西は暖色系、関東以北は寒色系を好むといわれます。確かにこの地域で発祥した会社のロゴマークは暖色が多いです。特に日常的で消費者に近いスーパーやコンビニは、温かさ・親しみを表す暖色を好んでいるようです。一方、寒色は、洗練性・おしゃれなイメージを表しています。

 こういうデザインは、誰が決めるのでしょうか。多分、数多くの候補から社長さんの鶴の一声が「コ〜ン」と出て決まると思います。ということは、その社長の出身地域が影響する?

 


 
 
私も地元出身なので暖色系が好きです。スーパーやコンビは、食品を買うため良く利用します。ついつい看板や外装が暖色系のところに入ってしまいます。

 またテーブルクロスを赤にして食事をするのと青にしてするのでは、断然赤を選びます。食べ物関係は、暖色ですね。

 そういえば、このHPも良く見ると暖色系を多用しています。寒色系は、センスがないと使いこなせません。私のセンスのなさは他のHPと比べてもひけをとりません。遺伝です。