岳行ノート
秋葉山  788m/岐阜県恵那市

2025年9月22日(月)


唯一の展望地”物見岩”




恵那市の権現山を登山して秋葉山に向かう計画でした。林道通行止などにあい割愛。ただ坂折棚田は、訪問できました。

 その展望広場の案内図には、棚田北に権現山登山口が記されています。秋葉山登山後に権現山登山口探索をしましょう。


 余裕があれば、もう一座登ります。参考書にYAMAPのレポのお世話になりました。恵那ICから木曽川を渡り、r412で飯地高原へ。 
駐車地
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大きい地図



林道駐車地

南登山口

秋葉山

北登山口

林道駐車地


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

江南発:午前7時40分 晴れ/21℃
駐車地:午前9時35分 晴れ/21℃
高低差:198m(640m→788m)
往:35分(秋葉神社まで)
還:50分(小休止含む)
所要時間:1時間25分


 飯地高原自然テント村の北沿いに林道を進みます。標識「秋葉山登山口」北の路肩に置車。
(9:50)


 桧林の下、しばらく洗堀された道が続きます。気温21℃…酷暑からようやくいい感じになってきました。


 分岐があり最初は左、この2つ目は、鉄塔分岐で直進して№83方向へ。
(10:00)


 登山道右に第一目標の物見岩です。安全ロープがあり、岩上から眺めると…
(10:10)

東方に左:恵那山2191m 中央右:焼山1709m、右端に鉄塔№84
木曽川の流れは、左下の谷にあります。展望のある低山は、付加価値が高い。


 三等三角点「秋葉山」788mは、この辺りですが見逃しました。山名標も見当たりません。山頂は地形図では通過点です。
50m50mほど先に秋葉神社
ここが最高点ですが、神社に遠慮して三角点をずらしたのでしょうか。
(10:25))


 秋葉神社は火防の神社です。三角点よりも10mほど高い、祠の裏に磐座があり…


 そこに丸石が置かれてます。それは「火の玉」や「霊力の凝縮」の象徴です。火災除け・厄除けの意味を持ちます。


 祠の右裏に行くと「秋葉山コース→」の標識が立ち、尾根道はまだ北へ続きます。


 密集する桧林を進むと、右に鉄塔№83(展望なし)が右に見えると…


 T字路の宮洞分岐です。直進は松本で縦走コースです。今日は、左折して周回コースの宮洞へ下山します。
(10:35)


 桧林の下に掘られた道は明快です。下に谷が見えたら、道は右へ方向を変え… 


 小沢の渡渉があります。そして左カーブすると…

 大規模な石垣が何段も現れました。この情報は、知らなかったので驚きました。
今はが立ち並び、農地の役割は見る影もありません。


 最後に大きな石垣。左下にワイヤーメッシュの柵が見えます。


 金網扉を開閉すると北の「秋葉山登山口」です。舗装林道に降り、駐車地まで800m歩きます。
(10:55)


 『ギクッ!』 すぐに獣害被害防止の金網扉。…開閉仕様で良かった。


 登山口から15分で駐車地着。ランチはリュックに入れて運搬しただけ。第二座へ走り、そこで腹に投入しましょう。
(11:10)

  里は、稲刈り済みの田とこれからの田。二座目へ3.3km走ります。


東海岳行

  “権現山登山口と登山道”

 9/6恵那市権現山は、林道の金網扉が鍵止めされ、登山口へ行くのに苦労しました。坂折棚田の展望広場に寄り、絵地図の看板を撮影。(下左) 帰宅して写真をよく見ると看板の上部に<権現山と登山口>が表示されています。

 後日(9/22)現地へ行って登山口・登山道を調べました。権現山中腹に上権現神社(ウエ)が建ち、麓に下権現神社(シタ)があります。鳥居から階段を上がると前社の前に「権現の大杉」幹廻り6.2m、樹齢550年以上。『大きいぞ!』(下右)


<展望広場の看板/上に権現山と登山口>

<左/下権現神社、右/権現の大杉>

 結論:その結果が地形図のGPS軌跡です。(下左) 下権現神社(1682年創建)前の道は、黒瀬街道。西へ走り、ヘアピンカーブ路肩置車します。(下右) 黒瀬街道を西へ目を丸くして200m歩きます。

 
<絵地図看板から登山口・登山道を探索>
 
<ヘアピンカーブの駐車地>

 すると左斜面下に民家が現れ、おおよそ地図と一致する場所に登山口。(下左/15:00) 入ると石畳の道が続きます。右側に石垣が何段も重なり、さすが坂折棚田地区。(下右) 石垣が終わると堀道になりました。程なく岩の門を抜けます。

   

 藪を整えながら進むと堀道は、岩と倒木と藪で行き止まり。(15:15) 右折して逃げると堀道は浅くなり、尾根の方が歩きやすい所もあります。方向を上権現入口に定めて登りました。(下右) 

   

 やがて上にワイヤーメッシュの柵が見えたら小躍り。柵はペンチでねじられた針金でしっかり連結されています。しかし、(下左/15:30)写真の金網は、1mほどの高さ1ヶ所に手でほどけられるように留めてあるだけです。(下中)

   

 この金網の10mほど左に上権現入口権現山登山口)を確認しました。(上右) 黒瀬街道登山口からここまで30分、標高差115mでした。実は、権現の大杉後にも登山口(参道?)を見ましたが、時間が足りず登山道を確認できなかったのが残念です。
2025.09.28(日)22:55