2014年1月29日(水) 国指定史跡 鎌刃城跡 (Y字尾根に総延長1kmの長大なものです) |
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最近ジオンさんからメールが届かなくなっていました。彼女のパソコンが壊れた時、私のアドレスが消えたようです。 修理されると、水曜会の「松尾寺山〜八葉山」のご案内を頂きました。参加の返信メールをしましたが、パソコンには届かなかったようです。 当日、歩きながらジオンさんと話し、それらの事実が判明したわけです。まあ、ネット時代には、そんなハプニングもあるのですね。 霊仙山の北西、前衛峰の松尾寺山と八葉山が尾根通しで辿ります。また中世の松尾寺と戦国時代の鎌刃城の史跡も巡ります。 8人パーティです。教科書は、「山聲(やまびこ):西坂山/八葉山」さんのHPです。 |
<駐車地> [+]詳細図、[-]広域図、ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
北陸自動車道の米原ICで下り、県道240号線を南下し名神高速道路の高架を潜ります。トンネルから250m走ると左上にYaMaYaの… |
駐車地(右回り) ↓ 登山口 ↓ ▲松尾寺山 (寺遺構散策) ↓ △西坂山 ↓ △八葉山 ↓ △竜宮山(ランチ) ↓ 林道出合 (鎌刃城跡登山口) ↓ ∴鎌刃城跡(主郭・櫓) ↓ 駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前6時50分発 快晴/2℃ 駐車地:午前8時20分着 快晴/3℃ |
往:3時間35分(八葉山まで、小休止含) 還:2時間20分(ランチタイム除く) ◆所要時間:5時間55分 |
白い倉庫手前のスペースに駐車。川沿いの道を北へ歩き、右折して溜池を三つ過ぎます。突当りを左折‥ (8:30) |
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松尾寺山北尾根端の登山口です。右上に薄く西坂山が見えています。幅広の落ち葉道を緩く登り‥ (8:40) |
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尾根で電鉄塔を潜ると裸木の2次林、苦しい勾配に変わりました。 石灰岩の迷路、粘土に足を取られないよう神経質な歩みを続けます。 何度か立ち止まり、280m標高を上げると勾配がやっと緩んで主尾根です。 |
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主尾根を進むと1本だけになった夫婦杉。ワイルドな姿形は樹齢1100年。ここから僅かな歩みで‥ (10:10) |
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松尾寺山三等三角点山頂。冬の静かな特典、落葉の眺望。先の分岐で南へ降り、松尾寺跡に行きます。 (10:20) |
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謂れ」ある影向(ヨウゴウ)石を過ぎ、降ると小広い平地が下に見えました。 寺跡では、礎石や灯篭、鎌倉時代の九重塔がひっそりと佇んでいます。 (10:30) 30段以上ある石段を降りると右に寺門があったはずですが『???』 見つけられません。 遺構の散策を終え分岐に戻り、松尾寺山山頂から南西へ尾根を降ります。 |
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一本杉の大木がそびえる地蔵峠。ここから道標は殆どなくなります。大杉の根元に‥(11:05) |
大日如来が石祠。峠から尾根を登り、関電の反射板に出ると琵琶湖が好展望。 |
山名標のない西坂山を越えると尾根は南に向きを変えます。次の鞍部にはこの送電鉄塔。 (11:45) 両側で琵琶湖と伊吹山の眺望ができます。鞍部から標高100mを急登すると‥ |
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積雪の平坦地に出て最高所を探すと‥八葉山山頂です。 アップダウンが多く傾斜もきついので雪がドッサリあったら大変でした。 山頂は展望が殆どなく霊仙山三角点峰が樹間に覗いています。→ ここで三山目。最後の山に向かいます。『アップダウン、はんぱネェ』 (12:05) |
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四山目竜宮山山頂は、カレンフェルト(石塔地形)。ランチにします。無風快晴上天気。 (12:25)〜(13:20) |
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歩きにくいカレンフェルトの斜面を降ります。眺望ポイントで近江盆地の米原市・長浜市、琵琶湖の絶景。 |
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右の斜面下を注視して進むと、林道に降りられそうな個所を見つけました。かすかな踏み跡を慎重に降りると‥ |
舗装林道の左に「鎌刃城跡→」の登山口道標。絵地図付き史跡の説明板がであり、カメラに残します。(13:35) |
降ると、痩せ尾根をナタで切り裂いたような空堀(堀切)。城跡の最南端に位置し、防御の重要な場所です。 |
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尾根の両側は絶壁で、鎌の刃のようです。鎌刃城の名もここに由来するのでしょう。 古文書に1472年今井氏が堀氏の鎌刃城を攻めたと記されています。1574年信長により廃城となりました。 |
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大小8ヶ所もの堀切を過ぎると広い副郭(フクカク)に出ます。 最初の堀切から250mもの距離。規模と地形に驚嘆します。100m城跡を歩くとこの主郭。 礎石と思われる石材が散乱しています。城跡は国史跡指定です。 手前の石段が枡形虎口(正門)で琵琶湖に展望があります。北進すると‥ (14:00) |
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新しい2層の櫓が作られていました。驚くことに四隅の支柱は立ち木をそのまま利用しています。登ると‥近くの山並みしか見えません。 |
櫓の先に今日最高の伊吹山ビューです。左下にYaMaYaの白い建物、その左に私たちの駐車した車も見えます。 |
広大な城跡の全貌は、中々つかめません。北へ尾根は次第に高度を下げていきます。分岐で蓮華寺を選択。 |
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細尾根の右斜面が伐採され、胸のすく大展望が東に広がります。 正面に西坂山530m、谷まで高度差400m。西坂山から左に下がると松尾寺山504mです。 |
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林道へ降ります。林道を横切り、反対側の斜面に取りつくと上に広い道が続き‥ (15:00) |
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耕作地に出たら堤道を歩き、YaMaYa前の駐車地です。山屋がYaMaYaを目指すって出来すぎ。 (15:20) YaMaYaは、登山ショップでなく、仙台市本社の酒の卸や小売をするチェーン点です。 |
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松尾寺山山頂にて:右からのこさん、福ちゃん、mayuさん、Kおじさん、ジオンさん、乱丸さん、山たまご、ドロフィーさん、みなさんお世話になりました。ありがとうございます。 |
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東海岳行 |
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“イエスタデイ ワンスモア2” | |
昨年11月21日、ポール・マッカートニーの日本公演最終日に東京ドームへ行きました。中学時代からビートルズファンで10代のころは彼ら以外の音楽は全く興味なし。4人の中で特にポールの歌が好きでした。POPなメロディ、キャッチーなメロディ、美しいメロディを奇跡のように生み出す。 現在彼は71歳、全37曲2時間半のステージを、休憩もなく、飲み物も取らず、原曲のままのキーで歌いました。ハードなロックも甘いラブソングもしっとりとしたバラードを歌いその表現力は豊かです。生きる伝説、音楽の世界遺産、当日の興奮と感動を残したいと思います。 バンドメンバーは、ドラム・二人のギター・キーボードで、すでにスタンバイ。オープニングを20分遅れ、ポールがえんじ色のロングジャケットで現れます。歓声の嵐を受けながらステージ中央に立ち、あのバイオリン型のベースをかけてパーティは始まりました。 では、ポール・マッカートニーの東京ドーム公演(’13.11.20)の後半です。(前半) 13. Another Day ポール初のソロ・シングル。サービス精神満点の曲で色々な仕掛け、アイデアがあり楽しめます。12弦アコースティック・ギターで唄いました。私が好きなオフコースですが「♪眠れない夜」の歌い始めのメロディが同じ傾向では? |