八木山2[往・黄金像編]296m/岐阜県各務原市 |
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2020年5月15日(金) 山腹の黄金観音像 |
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我が街、江南市には山が一つもありません。体力・維持に初冬から春にかけ、度々各務原市の八木山トレーニングに出かけていました。 登山口が10箇所以上あります。ルートは縦横に刻まれコースは無数です。1〜2時間程度の歩きますが、殆どのルートを歩きました。 そこで八木山東側で巡視路やバリルートを組合わせます。黄金の観音像を見た後、大安寺に寄り、沢を辿って山頂へむかう周回です。 私は、一度も登山者と会ったことがありません。山友の野良人さんは、初めてのコース。一応、藪退治セットの用意をお願いしました。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
駐車場 ↓ 渡渉×2 ↓ 白衣観音 ↓ 大安寺 ↓ ▲八木山へ ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江南発:午前8時50分 晴れ時々曇り/24℃ 駐車場:午前9時25分 晴れ時々曇り/24℃ 標高差:(90m→296m)206m |
往:2時間15分(山頂まで、大安寺20分含) 還:30分(小休止含、ランチタイム除く) 時間:2時間45分 |
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つつじが丘から私の愛山・八木山(左は双子山)。麓からの標高差は200mくらいです。 八木山小学校北に走り‥ |
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各務原市上水道八木山低区配水池前の駐車場に置車。北東の水道タンクへ行く階段を10数段上がって左折します。 (9:50) |
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沢の左岸を北へ60m登り、巡視路の黄札/鉄塔11から右折。この山行では、巡視路中心なので黄札が重要アイテムです。 |
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トラバースの巡視路は、アップダウンが少なく楽です。シダでダシが取れない。 |
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そして水道タンク(右方)から登ってきた東登山道を横切りました。 (10:05) |
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程なく巡視路の左上に堰堤。ここはちょっと谷になっていますが、流れはありません。 |
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登りになり鉄塔10に出合いました。小ぶりの鉄塔前を歩き、写真右奥から道を降ります。 (10:10) |
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すると左が少し盛り上がっているので登って覗くと遺跡かと思わせる2段の石垣。 野良人さんいわく、『これは古い堰堤だな』 山も色々な変遷があるのですね。この先で‥ |
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T字路に突き当たり、黄札8→方向に左折します。 |
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良い道を80m行くと黄札8→は、右斜面へ降り、斜行する指示。(下地図の★) 降りた所で始めて赤テープを見ました。 (10:15) |
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★(上の画像) ↓ 2回渡渉:●印 ↓ 鉄塔F ↓ 白衣観音像 ↓ 大安寺 ●:鉄塔黄札 地図の★印から右へ降りました。 |
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広場に出合い端から降ると沢があり、渡渉して右折。上流に残念な発泡スチロールが散乱していました。 |
道に大安寺に向かう山水パイプが横たわっていますが、外れているので役に立っていません。 |
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鉄塔8を潜り、向こうの樹林トンネルへ (10:25) |
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トンネルを抜けると再び沢に出合い、対岸に移ります。番号の消えた黄札が左折を指示。北へ草地を沢沿いに辿ると‥ |
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黄札7が立ち、足下に中電のプラ階段があるのでほっとします。登りましょう。。 |
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すぐ広い道に出合い黄札7(写真右下)を見て右折。写真奥、南へ直進すると前方が明るくなり‥ ※お寺を周回後、この道に戻ってきます。 |
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広地に出るとな・な・なんと! 黄金観音像が建ちます。高さは台座を入れて6mくらい。 台座の前に「平和白衣観音」、裏に建立平成8年9月、寄贈された個人名が標記されています。 24年前に建てられたのですが、見たこともなく知ることもありませんでした。 展望は良く、左奥に伊木山173mが望めます。下には‥ (10:35) |
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多くの堂宇と何カ所にも広がる墓地。大安寺(ダイアンジ)の境内は広大です。1395年開山した臨済宗の名刹に立ち寄りましょう。 |
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観音像後ろに階段道がありました。降りて左回りに舗装道を歩けば、境内を周回できます。半周して楼門を潜ると、なんてこと‥ |
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本殿の屋根右に黄金観音像。境内でも限られた場所でしか見えません。外の道路はもっと見えない。24年間知らなかったわけです。 (10:45) |
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この続きは、八木山[復・秘境編]をご覧下さい。 |
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東海岳行 |
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“大きい!大安寺” | ||||||||||
黄金の観音像が建つ高台の広地には、貯水槽が埋められています。地下2mに1辺4mの立方体で大きなモノです。野良人さん曰く、『大安寺のお墓等で使用する水を山から取水してここで溜めているのだろう』 観音像の後ろに石碑がありました。(下左) 観音様のいわれでもかと思いきや‥ すごい立派な石碑に重要な業務連絡です。内容は‥楽しみのため伏せておきますので、どうか確かめて下さい。さて境内の広い舗装道で左回りに周回すると「お墓のお墓」に石塔が整然と並んでいました。(下中) お寺の中心地にあり、おびただしい数の無縁墓は、625年の歴史を語りかけるようです。 江戸時代末期の茶席が移築されていました。(上右) 岐阜市長良の庄屋さん宅に150年前造られた茶席です。下世話ですが、移築費用は、お寺持ちでしょうか? 東側の道路から階段が登って来て楼門に出合います。(下左) 三間一戸の楼門を潜ると薬医門まで参道が続く。(下右) 参道の白い築地塀は格式を感じさせ、両側の苔で気持ちよく歩けます。しかし、ここは日当たり風通しが良すぎますが、良く苔を根付かせました。薬医門を潜れば、本堂や庫裏など大きな建物が並んでいます。(下左) 本堂前に市指定史跡「宝蔵庵塔心礎」(下中:礎石は左) 宝蔵庵は、揖斐横蔵寺の末寺で、塔心礎は北東500mの丘陵から移されました。歩いて大安寺に入るのは大変なので、入口から車で登られますが、石畳のアプローチは150mほどあります。(上右) 圧巻の石垣は、数百m続き石の数も凄い。ゼネコンが土木工事を請け負う位の規模でしょう。 20年以上前に造られた施設、境内は塵もない・雑草もない。建物・石垣・道路に傷みは殆ど見られません。手抜き無く材料をけちらずキッチリ工事されたようです。野良人さんは、お寺の存在は知っていましたが、『これほどの規模は想像以上』と言われました。ふと『賽銭箱を見ないな』 確かに? |