岳行ノート
          からす
烏岳 545m/三重県多気町

2022年2月20日(日)


反射板の展望デッキより


 昨年11月17日の道草/まつさか香肌イレブンでそのリストを紹介させて頂きました。11座中5座も未踏なので、烏岳を登ります。

 名山リストは、登山意欲が湧き上がります。選ばれるのは理由があるはずです。HPは、「頂上からの眺望が素晴らしい」となっています。

 リストでは一番低い山です。山名は、カラスが集まる山なので烏岳とそのまんま。同名の山は、福井・大分・埼玉などにもがありました。


 伊勢道松坂ICで下り、国道166号線で南進します。波多瀬川北詰交差点を左折して櫛田川を渡り、1km南へ走ると‥

 教科書は、「まつさか香肌イレブン」。参考書として「magatanianjaku/2021.09.20烏岳」さん(ヤマレコ)のお世話になりました。
<駐車場>
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大きい地図

波多瀬・八柱神社駐車場→[東コース]→▲大日山→▲烏岳→展望台→[西コース]→駐車場

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江南発:午前7時35分     曇り/5℃
駐車地:午前9時50分     曇り/7℃
標高差:(110m→545m)435m 風速6~7m
往:2時間00分(展望台まで、小休止含)
還:1時間20分(ランチタイム含まず)
所要時間:3時20分


 波多瀬・八住神社
の広い駐車場。(トイレあり) 南側に神社が建ち‥
(10:10)


 安全祈願をして舗装道を南進します。登山口の獣害防止柵扉を開閉。300m歩くと‥

登山コース分岐点です。右は下山の西コース(頂上まで1500m)で、左の東コース(1900m)へ。
絵地図の右にあるポストに何か乗っています。
(10:20)


 登山道は広く、重機の力業で作った感じです。


 分岐から30分程で広地に着きます。そこからジグザグ道となり、周囲は自然林になりました。


 やがてよっこらしょと主尾根に乗ります。(右から) 中央の道しるべは、「尾根コース登り口↑」です。
(11:25)


 少しきつい勾配を登ると大日山461m。山名標が無いのが寂しい。一旦降って、尾根を緩く登ると‥


 道の真ん中に東屋が建っています。ここは、冷たい風の吹きさらしですが‥
(11:45)

お陰で北東に好展望。大明神山と大きな名前を付けてもらいました。
標高は399mのスーパー低山です。前は松坂市街で、左上奥に伊勢湾が望めます。


 東屋の背後に大日さんの祠。弘化2年(1845年)と刻まれています。南西に方向を変えた尾根を歩くと‥


 烏岳545m三角点はなく、昨年5月新設の山名板と展望マップ&ベンチ。切り開きからは、個性的な局ヶ岳1029m。
(11:55)


 東側の多気町眺望。雲が無ければ伊勢湾・渥美半島まで一望でき、運が良ければ富士山も望めます。


 山頂から更に西へ500m行き展望台へ。途中、リバーサイド茶倉(道の駅)ルートの分岐を過ぎます。


 そして展望台480m。ここでランチします。奥に中電反射板が建つので、行ってみましょう。
(12:10)~(12:30)

展望デッキが設けられ、すっきりした眺望が得られます。
右奥:局ヶ岳1029m、中央:飯南町集落と櫛田川
奥遠く奈良県境の台高山脈は雲に隠れてました。


 下山は烏岳山頂を越え、大日さんの東屋(中央上)手前まで戻ります。「波多瀬側下り口→」から左折しすると‥
(12:50)


 数分で鉄塔に出会いました。(右奥から降りて来て) 鋭角に右に折れます。

山腹道で高度を下げました。登山道は明確で道標もありドンドン降れます。
ここで谷に出合いますが、おびただしい倒木群。でも登山道のは、片づけられています。
(13:35)

 
分溝道に強烈なミズナラ?の大木。やがてコース分岐に着くとポストに乗るのは、リアルなカラス人形でした。

 ところで童謡「♪七つの子/烏なぜ啼くの 烏は山に可愛い七つの子があるからよ」七つの意味は?

 は、一度に7羽も雛を育てることはない。7年も生きたは、子とは呼べない。じゃあ、七つの意味は?
(13:45)

 石垣の段々がいくつも続きます。今は竹林ですが、昔は耕作地だったのでしょうか。駐車場に着くとあられが降ってきました。『さむ!』
(13:50)


東海岳行

  “ゴッホ展”

 西洋絵画の巨匠ゴッホ展が、名古屋市美術館で開催(2/23~4/10)されています。(下左) 作品と名前が結びつく西洋画家は、ゴーギャン・モネ・ピカソ‥片手ほど。ゴッホの作品は、強烈なタッチで印象的ですが、エピソードも強烈です。

 明治になる15年前、1853年オランダで生まれたゴッホは、弟テオの援助を受け画作を続けました。浮世絵に関心を持ちます。35歳、南仏アルルゴーギャンと暮らし始めたがうまくいかず2ヶ月後、自分の耳を切り落とした。37歳の時、銃で自殺。

 

 是非、本物の52作品を見たい。混雑を避けるため日時指定のチケットを事前に購入します。平日1900円で時間枠は、9:30から1時間刻みです。ネットで購入し、ひよこさんと出かけました。5分前に着くと100人近く並んでいます。(上右)

 オランダの実業家の妻ヘレーネは、1907年から夫の支援を受け、近代絵画の収集を始めました。中でも評価途上だったゴッホ作品を20年間収集。後に美術館を開館しています。今回のゴッホ展は、そのコレクションとゴッホ美術館からの出品です。

 
<種まく人>
 
<夜のプロバンスの田舎道>

 全ての作品に解説板があり、読みながら一列で進みます。展覧会で一番のお気に入りは、<種まく人>(上左)です。ミレーの作品に影響を受けポーズは似ていますが、色彩は断然ゴッホが明るく、太陽と黄金の麦畑、力強い生命力を感じさせます。

 <夜のプロバンスの田舎道>(上右)は、90×72cmの大きな作品。ポスターのイメージでもあり(一番上左)、一番最後に展示されて今回の目玉です。麦畑が広がり農村に三日月と星が照らす夜空に糸杉の大木が力強く伸びています。

 
<タンギー爺さん>
 
<黄色の家>
アルゴペイント

 展示はされていませんが、<タンギー爺さん>(上左)は有名です。何しろ背景は浮世絵で埋め尽くされ、ゴッホの日本への憧れが如実に表されています。嬉しいですね。アルルは、日本に見立てて行ったようです。

 <黄色の家>は、青と対比する黄色の家と通りに惹かれ、家で飾りたくなります。作品の展示はありましたが、写真はお土産で売っていた触れる立体複製画アルゴグラフです。実物大の72×92cmので298000円。予約が沢山あったのに驚きました。

2022.02.27(日)23:40