岳行ノート
天王山4  538m/岐阜県美濃市

2025年4月16日(水)

天王山山頂のサクラ



 ジオンさんの山友が、天王山と寺尾権現山を繋ぐ尾根を8時間かけて歩かれました。そんなスタミナ・ホルモンコースは私には無理です。

 そこで尾根を半分に分け、まず1/29岳行ノート鉄塔№111~権現山を周回しました。今回は天王山~鉄塔№111をジオンさんと周回します。

 グーグルアースで県道290沿いの半道登山口を発見。ルートのGPS軌跡はありませんが、鉄塔が建つので巡視路があると思われます。


 東海北陸道美濃ICで下り、県道290に移ります。大矢田もみじトンネルを抜け、北口から150m走ると東側に何と新しい…
駐車場
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大きい地図
応感神社駐車場→▲竜王山→第二展望台→滑落壁→応感神社駐車場

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

江南発:午前7時40分 曇り/8℃
駐車場:午前9時10分 曇り時々晴/8℃
高低差:338m(150m→538m)
往:1時間25分(山頂まで、小休止含む)
還:3時間30分(ランチタイム除く)
所要時間:4時間55分

 登山者用駐車場。散歩の方のお話し「一人で整備している」。右にある半道コース絵図がありがたい。写真中央の簡易トイレ奥に…  (9:20)

 新しい半道登山口。中電の黄札が示す№96をまず目指します。プラ階段を登ると崖側にトラロープが張られていました。


 ジグザグして尾根道に乗ります。15分で第一鉄塔№96を潜りました。勾配は中々きつい。


 2枚の黄札が90度に設置された箇所で左折し山腹道へ。良い道です。
(9:45)


 隣の尾根道に移るとすぐに第二鉄塔№95です。西に鉄塔越しの寺尾権現山516mが見えます。
(9:55)


 まもなく主尾根の御手洗Dコースに合流。ここからは、勾配が優しくなります。
(10:15)


 天王山は、岩の山です。10段の鉄梯子を登り、反射板を右に見ると先に…

天王山538m二等三角点、遠景は厚い雲。
左端の古い絵地図に半道コースは、60分で登頂の表示がありました。
(10:45)

 山頂北側の御手洗駐車場にある絵地図にも半道コースが、Dコースに合流しています。

 今まで半道コースは、全く記憶の外でした。15分休憩して山頂南から下山します。 (11:00)


 最初は補助ロープで急降下。本日の尾根には、10m以上のコブが9ヶ所あります。(内30m以上3ヶ所) 結構タフです。


 重要分岐ポイントは3ヶ所あり、まず大矢田神社分岐(標識なし)。南が大矢田神社へ降る尾根で南西の尾根へ。
(11:20)

 V字谷に会い右へ迂回します。写真左上から降ると、右に幅広の山腹道がありました。(11:30)

 5分で御嶽神社分岐(標識なし)、南が御嶽神社へ降る尾根で西の尾根へ。
(11:35)


 二つのトンネル上を超えると、分岐点に「入山禁止」白看板。左縁に古い青テープが続くので注意します。
(12:20)


 2つ目のV字谷は、右へ降り幅広道を辿ります。私は逆を取ってしまいました。
(12:40)


 待望の鉄塔№111(1/29の周回では、ここまで来ました) 展望なしランチします。終わったら尾根を西へ。
(13:00)~(13:20)


 鉄塔から30mで分岐があり、右へ降りて尾根と別れます。ここから先は、1/29山行の知った道です。


 登山道を降ると先回未確認だった接近木入口に着きました。バリルートへ入ります。赤テープを追い…
(13:25)
アレコレ探索しながらトラバースして15分、接近木(多分)発見。

コナラ(多分)の荒い樹皮を持つ4本幹、その右端につるつる樹皮のサルスベリ(多分)です。
異種が寄り添って生えるのを「抱き合い木」とも呼びます。接近木の名はオリジナルかも。
(13:40)~接近木入口(13:55)


 石垣の棚田に出ると山道は終了。林道を歩きます。
(14:05)


 半道(ハミチ)集落から天王山が望めました。山腹の鉄塔は、通過した№95です。周回の軌跡がお土産になりました。
駐車場着(14:45)


東海岳行

  “ジャンボ干支”

 3/29、津市美杉町み霧山登山ミツマタ見学(下左)へ行きました。街の交差点に大きなウサギの像が2体置かれ、何の目的か意味が分からず不思議???(下左) 帰宅して調べると…物語がありました。

   

 津市の辰水神社では、昭和61年(1986)から毎年ジャンボ干支が地元の有志から奉納され(上右)、期間が終わると津市内外の様々な場所へ「嫁入り」するのが恒例となっています。それを2011年から2025年までCopilotで表にしました。(参考:観光三重HP)

干支

移設先

2025

巳(ヘビ)

未定

2024

辰(龍)

未定

2023

卯(ウサギ)

2011年のウサギと並んで設置

2022

寅(トラ)

餃子研究所ちゃぶちゃぶ(津市安濃町)

2021

丑(ウシ)

ステーキなかお(津市大里陸合町)

2020

子(ネズミ)

東川機械土木(四日市市采女)

2019

亥(イノシシ)

大森清掃社(津市安濃町)

2018

戌(イヌ)

美里ヒルズ(津市美里町)

2017

酉(トリ)

津市大里小野田町

2016

申(サル)

奥伊勢本街道奥津宿かわせみ庵(美杉町奥津)

2015

未(ヒツジ)

福山木材(津市美里町)

2014

午(ウマ)

福山木材(津市美里町)

2013

巳(ヘビ)

辰水自動車(津市)

2012

辰(龍)

津市野田

2011

卯(ウサギ)

中西水道(津市美杉町)


 
 実は2022年9月4日、東海テレビ「ロンブー敦のスマホ旅/津市編」ジャンボ干支が紹介され、嫁入り先を訪ねコンプリートを目指したそうです。

 いつも見ているのですが、この回は見逃していましたが、結果は叶いませんでした。
観光三重HPでは嫁入り先のマップもあります。

 1日かけて探してみたい。

※参考/仁柿巨大稲わらモニュメント狸
2025.04.27(日)21:10