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2023年7月11日(火) 霧ヶ峰富士見台ニッコウキスゲ群生地 (奥:西に蓼科山2531m) |
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今年5/4に諏訪市・茅野市市境のガボチョで山火事が発生。火の手は、霧ケ峰高原のニッコウキスゲ群生地にも拡がり3/4焼け焦げた。 鎮火に丸一日かかりましたが、原因は今も判明していません。驚くことに1か月後、黒こげの草原は青々とした草原に蘇りました。 7月になりニュースが、ニッコウキスゲの見頃と伝えていたので訪ねてみます。諏訪ICからビーナスラインの富士見台駐車場に走ります。 参考書は、YAMAP「魅惑のガボッチョへ!/NBさん」です。 |
駐車場 ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
富士見台駐車場 ↓ ニッコウキスゲ群落地 ↓ ▲ガボッチョ東峰・西峰 ↓ 富士見台駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号) |
江南発:午前07時40分 曇り/28℃ 駐車場:午前11時35分 曇りのち晴/24℃ 高低差:160m(1600m→1760m) |
往:1時間30分(ニッコウキスゲ群生地散策含) 還:1時間10分(西峰まで、小休止含) 所要時間:2時間40分 |
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5月の霧ヶ峰高原の大規模火災。手前左、黒こげのガボッチョ東峰。上が車山山頂で小さな四角が、気象レーダーです。 |
富士見台駐車場周辺の焼け跡。駐車場右の食事処霧ヶ峰は、類焼を逃れました。ベージュの三角斜面は、ニッコウキスゲ群生地。 |
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左の食事処霧ヶ峰前の入口からニッコウキスゲ群生地に登りました。 向こうがガボッチョの東峰(左)・西峰。見える範囲は殆ど焼けましたが、回復しています。 平日ですが、ほぼ満車。でも見学した人は、すぐ出発します。 |
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両脇に黒焦げの灌木。散策路は1本道で、400m進むと行き止まりです。高度は1760m、空身で登りました。 |
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鑑賞は、往復25分でした。リュックを背負い駐車場南の登山口からガボチョへ。100m降り、80m登ります。 (12:15) |
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燃え尽きた草原の復活、自然は強い。奥の岩の先、人が立つ所にY字分岐があり、左へ進みます。 |
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しばらく歩くと、踏み跡が怪しくなりました。でも草は低く、見通しが良いので獣道を歩きます。 |
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人工物が見え、近づくと謎の鉄パイプ。道は、はっきりしてませんが目標の分岐へ向かいます。 |
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また何かあるので近づくと焦げた木。山火事のしるしです。曇りで風があり、汗は殆どかかず助かります。 |
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ようやくはっきりした道に乗り、裸地の分岐に付きました。1600mの本日最低標高。 左上の鞍部から右へ東峰を目指します。 (12:35) |
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鞍部から尾根の踏み跡を辿ると、風がやみ陽が差してきました。いっぺんに汗が出て暑さが強い。急いで… |
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D2で買った折畳日傘を広げました。コーティングしてあり、全然暑くない。3~7℃体感温度が下がるようです。 |
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日傘がなければ撤退でした。東峰では風があります。傘はひっくり返っても壊れません。向こうの西峰へ。 (13:00) |
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踏み跡を降ると鞍部で広地分岐に着きました。下山はここから奥の木立へ降ります。まず西峰へ。 |
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西峰は360度パノラマ、南東に茅野市が広がり、左は八ヶ岳の編笠山2523m。 正面奥に富士山ですが、今日は残念。 個性的な山頂標は、農業協同組合の束ねた杭です。 ガボッチョは、株丁が語源で丁は偶数のこと。二つの山頂を持つ山という意味です。 (13:10) |
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鞍部に戻り、広地分岐から南へ降ると珍しく木立が立ちます。火事の影響なかったの? ここから道が見えます。 |
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東峰の北斜面をトラバースするとここでは珍しい岩場です。上の端を歩きます。道がはっきりしていると楽しい。 |
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こんな感じですが、ここでは上等なルートです。往きの裸地の分岐に着き、北に向かう上等な道を見つけました。 (13:45) |
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往きもこの上等な道を見つけていれば楽でした。焼けた木を左に見て登ります。 |
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駐車場は相変わらず混雑。ランチは、エアコンのきいた車内で取りましょう。 (14:20) |
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東海岳行 |
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“BBQの油断” | |||||
学生時代のバンド仲間林田君が、1年前石川県から兵庫県へ引越しました。(道草「引っ越し」) 名古屋のバンド仲間稲田さんと遊びに行こうかと話していたら、米国に移住したゴンちゃんが一時帰国するから集合!の林田メールが届きます。 10日後、7人の懐かしい友人が六甲山地麓の林田家に集い(下左)、夜12時過ぎまで語り合いました。(大道草92「ジョンは焼きそば」) 林田君は、モノ持ちで部屋に空いているスペースが少ない。6畳に3人布団は、まるで修学旅行。(下右) 翌日、林田君がランチに庭でBBQをしようと言います。昔のニュータウンは、庭にもう一軒家が建つくらい敷地が広い。リフォームした家は良いのですが、庭を持て余し一面に雑草が伸びています。(下左) 山に近いし、草藪はちょっと引っかかる。 万一のことを考え私は、かっこ悪いけどズボンの裾を靴下に入れました。皆で準備してBBQを満喫。(下左) 『さあ食い逃げしようか』 私と稲田さんは新幹線で帰るので林田君に車で送ってもらいます。友人たちと別れを交わしていると… 米国のゴンちゃんが、かの国のレギュラーファッション「Tシャツ・短パン・サンダル」で近づいてきました。ふとむき出しの足首を見ると赤い斑点が5つ。『ダニにやられてるよ』と言いました。彼は全然気にしません。1週間、痒みが続きそう。(上右) 帰宅してから林田君にお礼のメールを送ります。そこに庭の雑草退治を充電式コードレス草刈り機(1kg・ナイロン樹脂刃・通販で7980円)でしたらいかがと付け加えました。彼は、『手で抜いていますが、厳しかったら考えます』 ダニをなめたらあかん。 |